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リンクしなければその知識は使えない。

テニスを通じて次世代を育成している中で、子供達の成長に情熱を注ぎ、あらゆる方法を試行錯誤しながら目標に対して共に歩む姿勢で進む必要があります。

今までスポーツの価値というのは、感動、情熱、規律、忍耐、協調、全力などといったフレーズが価値だったかもしれません。

社会もスポーツの価値は尊いという評価です。
ただそれだけでは今の時代では価値を見出せず、
既存の価値に加えて更に深掘りして、深層部分を抽出する作業が求められています。

そんな中で、多くの情報、知識、経験を得る、子供達。

そういった多くの体験をする中で、スポーツ(テニス)の世界で求められることは

知識をリンクさせること。

知識、経験というのはつなぎ合わせること、応用することで初めて現実社会で落とし込むことができるということです。

学校の体育、部活動のように、一生懸命大人の話を鵜呑みにてノートに書いて、質問されたことを、従順にフォーマットに基づいて答えるのではなく、

スポーツを教育で必要とされていることは基本として、

得た知識を自分なりにリンクしていく、つまり知識をつなぎ合わせて活かす能力を高めなくてはならないということです。

つまり指導者はその能力を言語化して、子供達へ伝え導いていかなければなりません。

結局スポーツ教育では、「不明確な問い」「無形な問い」「変化した問い」「迅速に求められる問い」といった価値観が人によって違う問いへの対応力を高める教育に取り組むことができます。

解のない環境がスポーツであり、解のある環境が日本の学校教育であれば、部活動とは違い、スポーツと学校教育をリンクさせる必要があると感じています。


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