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産前産後、1年間マクロビ生活をして思ったこと

私が通った助産院は、マクロビオティック理論をベースに出産を考えるところでした。病院よりもっと野性的に産みたいなーとぼんやり思って、助産院を探して一番近所の場所がそこでした。

マクロビをまじめにやれば、体がととのうので出産時の出血も少なくお腹の赤ちゃんにもあんなこんな良い影響がある、とにかく産前産後がスムーズだと。しかもその助産院の理論でやれば産後骨盤も整って産前より痩せる人が多い。。など、魅力的なフレーズがいっぱい。

結局、フライドポテトにハンバーガーを食べなきゃやってられなかったつわり期が終わってから、産前6カ月間はまじめにマクロビ(玄米菜食、甘いおかしと飲み物禁止)をやりました。結果どうだったのか?

助産院の言った通りになりました。

逆子だったため、結局助産院では産めず、県立のこども病院で帝王切開で産んだのですが、看護師さん達に傷の治りの速さ、体力回復の速さ、おっぱいの出の良さ、産後の問題の無さにとても驚かれました。

自分的にはしんどいけども、確かに同時期に産んだおかあさんたちはもっとしんどそう。。そして妊娠中はよくわかってませんでしたが、産んで体が元に戻ってみたら人生最高に体調が良くなってました。肌もピカピカ。

しかも、言われていた通り、子どもも全然風邪をひかないし、なんだか体が強い(疾患持ちなのに)。す、すごいなマクロビ。。!!

と、実感したものの、マクロビはやっぱりストイック。数年がすぎて、だんだんとあまーいお菓子や家族にあわせてお肉を食べる方向になり、今では当時から考えられないほどジャンクを食べ、比例して不調も出るようになりました。

それでも、体調が傾いたらマクロビ理論を引っ張り出せば、なぜこの症状が出て、何が原因か?を自分で紐解けるようになったのはとても大きな収穫でした。もちろん、全部じゃないですが。

これまでマクロビや自然食、菜食を実践する中で、正直この世界は排他的だなと感じることも多くありました。こうあるべき、が強くて、これを食べるとこんな悪いことが。。といった脅迫系の文言にもたくさん振り回されて。

実際にそうだったりもするんだけど、やってるうちにわかったのは、何よりも勝つのは「意識」ということ。友達と楽しく食べるケーキやカップラーメンは胃もたれも不調もすくない。これ食べちゃいけないけど。。と思いながら食べれば毒も多くなる。

と言いつつ、「これ食べたら明日やばいよ〜」と思いながら、定期的に日清カップヌードル・トムヤムクン味を夜中にたべております。

*写真のサンラータン麺は創健社のもので、めっっちゃくちゃおいしかったです。


体調のあれこれを調べる時に読んでる3冊

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東城百合子さんの「家庭でできる自然療法」。これに従えばとりあえず回復しますが、本の中に登場する「どじょう療法」など個人的にハードル高いのはスルーしてます。すんません。

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中島デコさんの「美人のレシピ」。デコさんの本はマクロビの中でも俗世とのバランスが良いと勝手に思っており、本からデコさんの愛情を感じられるので大好きです。「なんで最近髪がバッサバサ?!なんで爪に縦線が入ってるの?!」などに回答をくれる本です。

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リズ・ブルボーさんの「自分を愛して!」。本棚にあるのを見られるとこっぱずかしいタイトルですが、「なんで左の親指を怪我したのでしょうか?!」などの質問に精神的な面から探ってくれます。

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