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「こだわり」を積み重ねていく


「何事にもこだわりを持ちなよ」


僕が働いていたパン屋
「麦の木」のオーナーに言われた言葉。


「こだわりを10年、20年持ち続けた人と、”なんとなく”
“なんでもいいや”で10年、20年生きてきた人とでは大人になった時に、すごい差が出るよ」

と教えてくれた。

僕はまだ18歳だったから、実際にどう差が出るかなんて分からなかったし100%納得することはできなかった。
だけど、きっと何十年も「自分なりのこだわり」を持ち続けてきた人の言葉だったから、とても説得力があった。


その頃の僕の口癖は「何でもいいや」だった。
だから、大人になっても、色んなことに「何でもいい」
と思っている自分が想像できて、少し怖くなったのを今でも覚えている。


オーナーの話はここで終わっちゃったから、
ここからは自分なりの解釈。



「こだわる」というと、食だったり、服、家具みたいなモノがイメージしやすいけれど、僕はそれだけではないと思う。



「生活習慣」
「時間の使い方」
「姿勢」
「態度」
「言葉遣い」
「人との接し方」
「物事への取り組み方」


などなど、こだわれる事は沢山ある。


オーナーが「こだわれ」と言ったのは、
こういう事にだと僕は解釈した。

こういう一つ一つの事に「こだわり」を持ち続ける事で、自分の芯や軸みたいなものが出来てきて、自分らしさに繋がるんだと思う。


「こだわる」という事について考えていると、


「こだわり」を持ち続けるという事は、
「考え続けなければいけない」事だと気づいた。


「こだわり」があるからこそ、”何となく”何でもいいや”
ではいられない。


ここで一つ誤解してほしくないのが、
僕が言いたい「こだわる」という事は、
何かに固執する・執着するということではない。



時間が経ち、色々なことを経験していく中で、考えも変わっていくと思う。

その度に「こだわる事」も改めていかなければいけない。


そうしないと、
せっかくの「こだわり」が、手枷足枷てかせあしかせ になってしまう。



だから、
「考え続けなければいけない」




ここまで読んで、
めんどくさいなー、疲れちゃうよ
と思った人もいると思う。

気持ちはすごい分かる。


僕もnoteに
「僕はこう在りたい」とか「これは気をつける」
みたいな事を沢山書いている。


いったら、僕の「こだわり」だ。


でも、たまにそんな自分で勝手に言いだした
「こだわり」に苦しめられる時もある。

noteで書いてたのに、実際はできてないやん。と。
口だけやん。と1人で落ち込むこともある。


だけど、長い目で見たら、今のうちから「こだわり」を持つ事はやっぱり大事で、今は出来ない時があっても、いつかきっと意識せずにできるようになる時が来ると思う。



だから、

在りたい自分に近づくために
こだわり続けよう
と思った。

これも
こだわるという「こだわり」だ。


おしまい。


皆さんは、どんなこだわりがありますか??
コメント待ってます🍀

前のnoteでも、「麦の木」のオーナーから教わった事について書いているので、こちらも是非読んで頂けると嬉しいです。



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