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炭水化物の摂りすぎは危険?睡眠を低下させる可能性が…。

「仕事中眠い…。たくさん寝たはずなのに…。」
前日にたくさん睡眠を取ったのに、家事や仕事中に眠くなることありませんか?それは、日頃の疲れが溜まっている可能性もありますが、そもそも睡眠質が悪く、いくら寝ても疲れが取れていないのかもしれません。

必要な睡眠時間は人によって異なりますが、量が適切で高い睡眠は普段の生活の中で重要なだけではなく、日中の機能障害や健康障害を防ぐためにも重要だと考えられています。

睡眠時間や質に影響を及ぼす一つとして、栄養が古くから研究されている。その中でも、炭水化物が脳機能や睡眠関係ホルモンの調節にかかわり睡眠にとって重要と捉えられている。

しかし、7日頃摂っている人間に欠かせない大事な栄養素「炭水化物」が、あなたの睡眠質に影響を及ぼしているのかもしれません。

炭水化物による睡眠への影響を知ることで、これから睡眠の質を上げる機会にしましょう!


炭水化物摂取による血糖値の上昇が関連?

ご飯を食べ過ぎた直後に、とてつもない睡魔に襲われる。
ほとんどの人がそのような経験をしたことがあると思います。

これは、血糖値が急激に上昇し、それを抑えるためにインスリンが過剰に分泌され、血糖値が急低下することで、脳に供給されるブドウ糖が足りなくなり、眠気やダルさがあられるようです。

この炭水化物摂取の量(GI値)と質(GL値)および摂取タイミングと睡眠時間と質に関するさまざま関連がでてきた。

GL値が低いほど、深い眠りが多く、浅い眠りが少ない

GL値が低いほどノンレム睡眠の時間が長くなり、レム睡眠の時間が短くなるという優位な関連がみつかりました。
なので、炭水化物の量が多い食事によって深い眠りが増え、浅い眠りが減ると考えられます。
それに反してGI値と睡眠のパラメーターとの関連については、面白い研究結果がでた。

GI値が高いほど、短時間で眠れるが、睡眠の質が低下する可能性

GI値と睡眠パラメーターとの関連については、睡眠効率と入眠潜時とわずかな関連性がありました。

その内容は、GI値が高い食事を摂るほど睡眠効率を低下させる。
つまり睡眠の質を悪化させる可能性あるいといういことです。

ただその一方、入眠潜時が短縮する可能性、つまり短い時間で眠りに入ることができるの可能性があります。

GI値の高い食材

GI値の高い食材:白米、パン、餅、じゃがいも、里芋、人参 等
GI値の低い食材:そば、スパゲッティ、春雨、ブロッコリー、きのこ類等

GI値とGLを意識して食事を摂ることで睡眠の質の改善に繋がるとともに、ダイエット効果や糖尿病のリスクも回避することができるので、これから取り入れてみてはいかがでしょうか?

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