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爆調べ!中国のヘルスケアスタートアップ調査レポート④

1.渡米体外受精治療のコーディネーター「夢美生命」:シリーズAで約16億円を調達

2019年4月8日

・中国人がアメリカで体外受精(IVF)を受けるためのサポート
・コ・インベスターはゲイ向け情報プラットフォームの「淡藍網(danlan)」
・2013年に設立、妊娠を希望する顧客に、書類作成から渡米治療のコーディネート
●参考:

訳(たぶん):2017年2月に1000万ユーザーを獲得の淡藍網,IBMの主催するLGBTコンソーシアムに加入

2.600万人の患者を救えるか、中国の人工内耳メーカー「諾爾康」

2019年1月10日

・マイクで集めた音をスピーチプロセッサで電気信号に変え、体内に埋め込んだ電極から聴神経を直接刺激
・現在,一般の相場は約270~430万円
・北京や上海、広東省などで人工内耳が医療保険適用となってハードルが下がった
・手術用ロボットの実用化で医師の負担が軽減された
・「汎用型」チップが流通
・諾爾康は製品価格を海外製品の3分の2に抑え、7年かけて中国市場でのシェアを約17%に
●参考:Meditated ear:

Deep learningで難聴補助.友人(東大暦本研→メルカリ)が開発

3.ゲノム情報処理のHGBC、ブロックチェーン技術で遺伝子データの提供を呼びかけ

2018年11月15日

・個人のゲノム情報は情報流出のリスクや効率の悪さ、サンプル不足などの問題が
・ゲノム情報の所有権を持つユーザーを中心としたゲノムビジネスモデルを確立しようとしている
・医療データを提供した報酬として、トークンと交換可能なポイントが与えられる
・トークンを使って、個人は遺伝子検査や疾患発症リスクの診断サービスを受ける
・唾液を送るだけで自身のデータを得られる
・早く提供するほど得する制度を設計
・達爾文星球アプリはすでに運用
●国内「Inception Program」ポテンシャル

●アプリはURL見つからなかった.クローズドか

4.eスポーツ、アンチエイジング…2050年の世界を変える「破壊的イノベーション」トップ10

2018年8月30日

・アンチエイジング薬
・アルファベットが設立したCalico
・10年後には米国食品医薬品局(FDA)が画期的な療法を承認するだろう
●参考:Calico:

トップページには「私たちは「老化」に立ち向かう・・・人生の最大の謎のひとつだ」
●参考:「老化を科学すること」

5.「克睿基因」CRISPR技術利用による新薬の開発と分子的診断でAラウンド1700万ドル調達

2018年8月13日

・研究開発の促進、更なる新薬IDNの申請、製品ラインの拡充を目的
・CRISPR遺伝子編集技術は細胞内の特定のDNAを的確に識別,特異的に細胞の機能をコントロール
・2013年初め雑誌scienceで掲載
・遺伝子編集技術プラットフォームと遺伝子送達プラットフォームを構築した
・現在、中国で同種の研究を行うバイオテクノロジー企業には、觀梓科技、威斯騰診斷、華夏凱奇生物な
●日本展開している企業だとAxcelead
●国内企業はコスモ・バイオ
●道玄坂登ったとこのFabCafeでは本日4/9,バイオクラブによるCRISPRの勉強会(無料)が行われる

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