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爆調べ!中国のヘルスケアスタートアップ調査レポート③

1.農業用ビッグデータサービスの「数渓科技」:エンジェルラウンドで数億円を調達

2019年2月15日

・資金は研究開発強化と市場への参入、農業産業チェーン全般におけるデータ資源の整理再編、関係機関との連携強化に
・2018年3月に設立
・農業関連の企業、団体を対象に、デジタル化サポートやビッグデータを用いた意思決定ソリューションを提供
●国内,葉色解析「いろは」「クレバアグリ」(クラウドはアリババ)「みどりクラウド」など
※参照:https://ledge.ai/agriculture_ai/

2.スマート農業の「雲洋数拠」:エンジェルラウンドで約1億6千万円を調達

2019年2月27日

・シリーズPre-Aでの資金調達も計画.
●スマート農業とは,ロボット技術や情報通信技術(ICT)を活用して、省力化・精密化や高品質生産を実現.
●農業は労働力不足が深刻.
※参照:農林水産省,http://www.maff.go.jp/j/heya/sodan/17009/02.html
●「スマートアグリシンポジウム2019」by SMARTAGRI 先月日比谷で開催
「セラク」「ソフトビレッジ」など国内企業あり

3.超音波診断装置の「思多科」:シリーズAで数億円を調達

2019年2月26日

・資金は、技術の蓄積、製品の研究開発、人材の確保に
・ポータブル型の診断機器を主力商品
●国内は「マクニカ」(富士エレ系)
●国外大手はフィリップス,GEなど

4.コンピュータビジョンを活用したAIトレーナー「FitMate」がフィットネスの悩みを解決

2019年2月19日

・AIトレーナーが正しいフォームかどうかを識別し、フィットネス指導
・すでにApp Storeで公開
・ゲームのように各ステージを攻略
・柔軟性や安定性、運動能力などの項目ごとに詳しいフィードバック
・創業者の郭漢青氏は西北工業大学で飛翔体設計を専攻,スマートデバイスのソリューションやアルゴリズムの研究
●Fincさんと競合になりうる
●日本でもインストール可,英語 

5.ヘルスモニタリング便座の「幾何科技」:新たに資金を調達

2019年2月15日

・2015年12月に設立
・ヘルスモニタリング便座は既に完成し、商用テスト段階
・1億元(約16億円)以上調達
●国内,田中志信さん2006年試作,論文 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsmbe/44/3/44_3_467/_pdf山越憲一1996年論文 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsmbe1987/10/5/10_5_30/_pdf
●鶴岡マリア(サイマックス株式会社 代表 )スマートトイレ開発 2018年インタビュー記事 https://astavision.com/contents/interview/4483


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