私たちの身体を守る細胞たち
免疫細胞について学んでいる、健康オタク主婦です。
免疫細胞には、自然免疫と獲得免疫があります。
自然免疫は、人間に元々備わっている仕組みです。
免疫細胞が自分と自分以外(非自己)を認識することで、非自己である病原体をいち早く認識し、攻撃することで病原菌の排除を行っています。
ですが、自然免疫は、血液中に入った小さい病原体や、細胞の中に入り込んでしまった病原体をやっつけるのは苦手なようです。
そこで、活躍してくれるのが獲得免疫です。
獲得免疫には、一度体内に入ってきた病原体の情報を記憶し、再び入ってきた時に、一早く対処できるよう学習しています。
一度かかった病気に罹りにくいのは、この獲得免疫が抗体を作ることで、ウイルスなどの抗原をやっつけてくれているためです。
ですが、獲得免疫は、自然免疫のように先天的に備わっていません。
生まれてから、周りの環境により、様々なウイルスや菌を浴びていくことで、獲得免疫は作られていきます。
ワクチンも獲得免疫を利用して作られています。
そして、獲得免疫が大きく成長する時期が、20歳までだそうです。
それ以降は、すでに覚えた戦い方をするのみ。
新しい戦い方は20歳までに、どれだけその人が多くのウイルスや菌に触れてきたか、で身に付くそうです。
自然免疫も獲得免疫も、私たちが元気に、健康に過ごせるよう、とても役に立ってくれています。
ということは、自然免疫や獲得免疫の力が弱まると、私たちの健康は、脅かされる可能性があるということ。
自然免疫や獲得免疫が元気に活躍してほしいなら、食生活や運動、睡眠などの基本的な生活習慣を整えること。
また、身体を温めたり、ストレスを溜めないようにしたりすることも大切だそうです。
私たちは、細胞でできています。
その細胞の中には、免疫細胞(自然免疫や獲得免疫など)が、毎日頑張って、私たちを病気から守ってくれています。
細胞たちが喜ぶような生活を送り、健康を維持していきたいです^_^
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