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父が倒れて感じたこと

悲劇は突然現れた

昨年の2月の寒い夜、

いつものように車を運転していると、

見覚えのない番号から着信が。

【こんな時間に誰???】

と恐る恐る電話に出ると

【敏夫さんの娘さんですか?〇〇救急センター看護師の〇〇です。】

【はい???】

【お父様が路上で頭から血を流して倒れているのを通行人の方が発見して救急車を呼んでくれたんです。今集中治療室にいるのですが、今から来れますか?】

みなさん、突然の電話でこんなことを言われて正気でいられると思います??(笑)

身体中に震えが出て、半泣き状態でとりあえず帰宅し、

実姉に事情を話し、

急いで病院へ行きました。

どうやらクモ膜下出血を起こし倒れたようでした。

うちの父は34年前に母を亡くして私たちが嫁いでからはずっと一人暮らしでした。

嫁いだ娘にはもう面倒は見てもらわなくても大丈夫なんて言って気丈に振る舞っていた父。

年齢も74歳でこんな状態に突然なってしまったのです。

入院生活は2ヶ月ほどでした。

転院もしました。

そんな独居の父の家に入ったのは10年ぶりくらい。

家の中は、まあ、想い出ばかりが溢れまくっていました。

ここからが大変でした。

入院生活にも慣れてきたある日、

主治医の先生から

【高次脳機能障害の中の注意障害が残っているので通常の生活に戻ることは難しい】と言われました。

どういうことかというと

【一人暮らしは難しい】ということ。

そうなると私たちが一緒に暮らして介護するのか、

施設に入所するのかという選択になりました。

実姉とじっくり話し合い、

結果、

施設に入所してもらうことに。

悲しいけどね。入所するということが何を意味するのか。

でもそれぞれの生活も考えると

この選択が一番ではないかという結論に至ったのです。

こうやって介護との関わりが突然始まるんです。

父は何も言わず、

承諾してくれました。本心はわからないけど。

とは言っても、

私たちには

様々な負担がありました。

・役所手続き

・住まいの撤去

・毎月の物資の配送

その中でも大きかったのはお金の負担でした。

さっき言った中で一番大きい出費は

【住まいの撤去】でした。

これは本当に予想外で。。。

総額100万程かかったんじゃないかなー。

これ、私たちが負担したんですよー。

父は年金暮らしなのでそんな大きな負担はできなくて。

ここで本当に思ったんです。

介護って突然やってくるんだ。

ってね。

他人事だと思っていたし、実際介護の仕事もしていたので、

仕事の一つという認識でしかなかったの。

でも突然ね、やってくるんです。

ここで本当にみなさんに伝えたいことは、

介護の知識は本当に持っていた方がいい。

ていうこと。

自分もいつやってくるのかわからないから。知識だけはもっといた方がいいです。

実は私の母は、卵巣がんで他界したのですが、

祖父母の介護を24時間ずーっとしていて自分の身体の異変を後回しにしていたの。

結果、祖父母より先にこの世を去りました。

一時期は【痴呆】現在の認知症、【介護】というワードは耳を塞ぐほど聞きたくなかった。それくらい憎んでいました。

だけど、大人になり、子を産み、母になった時に、

少しだけ母の気持ちがわかった気がして、

【介護】を学ぶようになりました。

今回の父の件で、メンタルケアや知識は理解していたけれど、

実姉は無知だったので、少し精神が不安定になっていました。

介護は周りの人のダメージも受けるんです。

だからこそ、【知識】を身につけておいてください。

あともう一つは。

何か手に職をつけておいたほうがいい。

ということ。

事実、実姉はパートを今回の件で辞めることなってしまいました。

ただでさえ、父の生活費を負担していかないといけないのに、

収入が減ったんです。

精神的な部分と、父に費やす時間が増えたことによって、

やめざる得なかったんです。

そうなった時に、もし、自分に技術があったらどうでしょう?

自分の時間スタイルを少し変えれば収入は得られると思います。

私は現在美容の技術をオンラインで販売しています。

その為、収入に大きな変動なく父の時間を作ることができています。

これがオンラインでなくてもお客様が入れば仕事はできるはずです。

いますぐに美容師になれとは言っていませんが、

何か手に職を持っていると万が一にとても助かるという意味です。

今回父が突然倒れたことによって

改めて、

女性の働き方スタイルを見直していき、

このことを発信していかなければと思いました。

もちろん!みなさんの周りの大切な人たちが健康で元気なことが

一番いいことなんです!

ですがトラブルも突然起こるということ。

そこからどう回避するのか。

そのために今できることは何か。

これから女性のワークライフバランスが変わってきます。

もう女性も男性と同じように働かなくてはいけない時代になっています。

そしてサイドビジネス(副業)もすでに国が推奨しているくらい。

本当に今回で収入の柱を何本か立てておくことの重要性を

改めて感じました。

2022年は挑戦の年です。

この一年で色々吸収してやってみていい年です。

上半期がしっかり知識ノウハウを身につけていって自分のライフスタイルを自らでいくつか作っていって欲しいなと思います。

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