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第72回『座り過ぎて疲れるのかも?』

 読者の皆さん、こんにちは。
私、健康運動指導士として、健康維持・増進&痩身のためのライフスタイル・運動をご提案していますMark(マーク)こと、坂口まさしです。
 
初めてお読みいただく方は、こちら(第1回ご挨拶)をどうぞ!!
 
☛今後の予定(予告なく変更する場合があります)☚
07/28 食べ過ぎでも太らない人と太る人の違いは何か?
08/04 健康か美容痩身か?
08/11 体力がないと痩せてはいけない!!


 

☛過去の関連投稿はこちら
第25回「痩せたい人にモニターになって貰いました(その3)」
第70回『健康痩身ゼミ春季(4月~6月)活動活動』



 先ずはお聞きしましょう!!
 
「あなたは一日“何時間”座っていますか?」
 
計算・・・
 
計算・・・
 
計算・・・
 
 
いかがでしたか?
 
 
暑い暑いと言いながら、7月も下旬に差し掛かりました。しかし、恐れてはいたものの、このタイミングは避けて欲しかったですよね、コロナ&熱中症でマスクがまだ必須であること。
 
くれぐれも気を付けてお過ごし頂きたいと思いますが、この二つ(コロナと熱中症)は、ある意味“表”の警戒事ですが、表があれば“裏”があるということで、あえて表裏と書きますが、それが今回のテーマです。
 
☛座り過ぎて太る(健康被害)のかも?!
 
太りすぎる事への健康上のリスクは、誰しも少しは知るところですが、『座り過ぎ』については、お考えになったことはありますか?
 
さてそろそろ、計算は出来たでしょうか?
 
イメージがつかみにくい方の為に、私マークの一日における座位時間の例をご紹介します。
 
朝・・・タブレットを見ながらコーヒーを飲む(0.5h)
出勤・・・愛車移動(0.25h~0.75h)
お昼・・・愛車移動(0.25h~0.75h)
帰宅・・・愛車移動(0.25h~0.75h)
夜・・・夕食&晩酌(2.0h~2.5h)
 
平均的な一日における座位時間合計
☛3.25h~5.25h
 
となります。
 
ちなみにデスクワークが中心の方は、原則“座っています”が、先ず考えて欲しいのは、一日に何時間起きているのか?という事です。概ね7~8時間の睡眠をとるとすると、起きている時間は16~17時間であるはずですね。
 
あなたの一日の“座位時間”は一体何時間ですか?
 
下手すると・・・起きている時間の半分以上で座っていませんか?
 
実は、座り過ぎによる健康被害は2000年頃から、顕著になっていますが、関連のデータがごく普通にメディアに出るようになったのはここ数年かもしれません。
一つのエビデンスではありませんが、一日の理想とされる座位時間はどれくらいかご存じですか?
 
 
→3~4時間
 
 
と言われています。
 
下手したら、居酒屋で飲んでいる時間ですか? 今は居酒屋が遠ざかっているから「家飲み」ですね(泣)
 
座りすぎについては、早稲田大学の岡浩一郎先生がご紹介されているデータが分かりやすいです。
 
☛なんと日本人の座位時間の長さは“世界一”だと。
 
また、シドニー大学の調査では、その時間、一日平均7時間!!
 
一番少ないポルトガルの軽く2倍以上座っているのです。
 
しかし、岡先生のお話では、日本人のそれは8時間~9時間とも・・・
 
改めてここに声を出して!!
 
「日本人は座りすぎ」
 
こんなことをまじめに言う日が来てしまいました・・・
 
→健康のために先ずは「立とう」と。
 
立ち上がらなければ、運動もスポーツも出来ません。
最後に、データばかりで嫌になるかもしれませんが、座り過ぎとリンクする各疾患との関係をご紹介しておきます。
 

代表的なのは、“癌”との関係!!


☛一日の座位時間が「4時間未満の人」と比べ「8~11時間」の人は、癌で亡くなるリスクが20%も高くなるのです。
 
アメリカの調査ですが、テレビやモニターを見る時間が2時間増えるごとに、肥満リスクが23%、そして糖尿病リスクが14%も上がると明らかにしています。


 
 
いかがでしたか?
 
 
シンプルに考えて、座り過ぎているのかどうかを冷静に判断する必要はありますね。


ではまた!!
 

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