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深呼吸のすゝめ。

徒然なるままに。
こんにちは。

昨日に引き続き、呼吸の話シリーズ!
というのもですね、今日の朝も深呼吸を
してみたところ、すごくスッキリして、
明るく楽しく今日一日過ごせそうな気が
しているんです。

昨日だけでは書き切れなかった話が残っているので、
今日はそれをネタにしたいと思います。

テーマは、セロトニン神経の活性化です。
運動やトレーニングとの関係が深いですね。
これだけ聞くと何のこっちゃですが…

ざっくりいうと、
セロトニン神経が活性化
 ↓
運動ニューロンが促通される
 ↓
筋力を発揮しやすくなる

ということです。

麓(2011)らが行った研究では、腹式呼吸の前後で
血中セロトニンレベルを測定したところ、
有意に増加するという結果を得たそうです。

呼吸法によって運動前にセロトニン神経を
活性化させておくと、
運動野から運動ニューロンへの神経伝達が増強されて
筋力を発揮しやすくなる
、と考えられる訳です。

ちなみに、セロトニン神経の活性化は
呼吸法だけではなく咀嚼や歩行など、
一定のリズムで繰り返される運動によっても
得られるそうです。

野球選手がよくプレーしながらガムを噛んでいますが、
これにはちゃんと科学的な裏付けがあるんですね。

昨日のnoteから引き続いて見てみると、
「心技体」全ての土台に呼吸があるように感じます。
生物にとって最も重要かつありふれた機能、呼吸。

何も考えず無意識にやっていることを
ちょっと意識してみると、生活変わってきそうですね。
私は毎朝5分だけ深呼吸する習慣を続けたいと思いました。

ではでは!!


●参考文献
麓正樹. (2011). スムーズな動作につながる呼吸法と力の抜き方. バイオメカニズム学会誌, 35(3), 176-180.

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