高齢出産はリスクが高いは本当か?
こんにちは。潤平です。
先天性奇形に生まれた私が、こちらのブログを参考に、連日お伝えしております3回目。
先ほど、初めてマガジン機能を使用してまとめてみました。
note.com便利ですね。だんだんと使いこなしていきたいと思います。
さて、35歳以上の高齢出産と先天性奇形リスクの関連性。
一般的には高いと言われていますが、果たして本当なのでしょうか?
こちらのデータを見てください。
母年齢別 全出産の各割合です。
今テーマとして掲げている、先天性奇形について見てみましょう。
先天性奇形、変形及び染色体異常は赤い棒グラフのようですが・・・
あれれ?赤い棒を確認できるのは「〜14歳」だけですね。(⌒-⌒; )
そしてこの割合の数字も、昨日書いたように「分母数」に影響を受けますから当てになりません。
こちらは昨日も示した図ですが、奇形児出生数の割合を見てみると、30〜34歳と35歳〜39歳では、0.2%しか違いがありません。
こちらは母親年齢別ダウン症出生数・割合のグラフですが、棒グラフで見てみると大きな変化のようですが、実際の数字は34歳までが0.1%、35歳以上が0.3%と、0.1%しか違いがありません。
こちらの円グラフは私が用意しました。(なんと稚拙!笑)
母親34歳以下の分娩総数(74,826)の奇形児総数(1,050)が占める割合1.40%と、
母親35歳以上の分娩総数(14,389)の奇形児総数(244)が占める割合1.69%を
比べたものです。
示された数字では0.29%、35歳以上の方がリスクが高いということになります。
パーセンテージで見る場合、その分母に違いがあると、あまり参考にならないのですが、このデータを鵜呑みにしたとしても、両者の違いは0.29%、つまり1万人あたり29人の差ということになります。(29/10000)
果たして、この数字が高齢出産はリスクが高いと言えるでしょうか?
確かに数字上、0.29%高いと示されましたが、リスクに対して警戒し対処する必要がある数字ではないのではないかなと、私は感じます。
以上のことから、私は高齢出産と先天性奇形の関連性はないと結論付けます。
「高齢出産は先天性奇形のリスクが高い」は、幻想です!
ダウン症についても検証しましたが、0.07%と0.28%となりました。
1万人あたり21人の差となり、概ね先天性奇形の数字と変わりませんでした。(21/10000)
よって
「高齢出産はダウン症のリスクが高い」も、幻想です!
どーん!!!
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