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階段トレーニングで前傾フォームを作る!

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階段や上り坂、下り坂を走ることは、平地を走るだけでは得られない効果があります。
特に上り坂や階段を駆け上がるトレーニングは筋トレ効果や心肺機能を向上させる効果があります。
そして、長距離を走る時に必要なフォームも手に入れることができるのです。

今回はフォーム作りに注目して、階段を駆け上がるトレーンングを考えてみたいと思います。

■効率よく走るための前傾姿勢のフォームを手に入れる

僕が階段を駆け上がるトレーニングをする時に一番期待しているのはこの効果です。
ただ上り坂を走るより前傾のフォームが身につくのではないかと思っています。

階段を上がっていく時にカラダが後ろに倒れていると、そのまま転げ落ちます。
特に頂上にたどり着いた時、カラダが後傾だとフラついて危険です。
階段を駆け上がる時は前傾姿勢になっているはずなのです。

急な階段になればなるほど、カラダが前傾姿勢になると思います。

いつも前傾姿勢をとっているはずなのに腰から上だけ前のめりになっているランナーでも、階段を上る時はいい姿勢になっています。
腰から上だけ前のめりになっている状態で階段を上ると重心が後ろにあるため、上りにくいからです。

そして前傾姿勢のフォームを手に入れるためのもう一つの要素が「足をカラダの真下につく」ということですが、これも階段トレーニングなら身につきます。

不思議に思う方はちょっと考えてみてください。
階段を一段一段上る場合、カラダの真下についていますよね。
これを繰り返していれば、着地はカラダの下になっていくはずです。

このように階段トレーニングは前傾フォームの習得に役立てることができるのです。

■階段トレーニングのやり方

一段一段駆け上がるのが一番だと思います。
そして足の回転をできるだけ早くしましょう。
最後まで同じペースで同じ足の回転の速さで駆け上がれることを意識しましょう。

また、一段抜かしで走っていくトレーニングもあります。
しかし一段抜かしで階段トレーニングをする時は負荷も高くなります。
歩きで行うのもいいでしょう。

階段を下る時、これは歩いて下りましょう。
筋肉に大きな負荷をかけた後すぐに走って下るのは非常に危険です。

階段の下りは「休憩」「レスト」と割り切るのが正解です。

■最後に

階段トレーニングはおまけの目的が一つあります。

それは精神力を鍛えるです。

疲れるのが前提の場所で練習し、何回も上るのですから当然です。
メンタルも鍛えたい方にも階段トレーニングはオススメです。





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kenkitano / Running College(ランニングカレッジ)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。