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2020年秋冬シーズン開幕戦!トワイライトチャレンジ5000mに参戦してみた。

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2020年10月18日(日)、1年半ぶりにトラックレースに参戦していきました。その振り返りをしていきます。

なお、この記事で使用する写真はレース当日の様子を撮影してくれたMITOYAさん(@tachyon_mitoya )からお借りしています。

■レース会場は「織田フィールド」

レース会場は東京都代々木にある「代々木公園陸上競技場」通称「織田フィールド」。
なぜ「織田フィールド」と呼ばれているかというと、以下のような説明が渋谷区の公式サイトにありました。

東京オリンピックの際、トレーニング場として使われました。
当時陸上の神様と呼ばれていた、織田幹雄氏(渋谷区名誉区民)にちなんで名づけられました。

こんな雰囲気のところです。

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最寄り駅は東京メトロ千代田線「代々木公園駅」
4番出口を出て左に曲がり、交差点を渡って正面の交番を更に左に曲がります。
そして坂を登りきると右側に陸上競技場が見えてきます。
そこが「織田フィールド」です。
駅から歩いて5分くらいでした。

今回初めて行く場所だったので、心配で心配で家を早めに出ました。
でも着いたのはスタート3時間前。
心配無用でした(笑)
逆に到着が早すぎて、しかも初めての場所でウロウロしてしまい完全に「お上りさん」状態でちょっと疲れてしまいました。

でも雰囲気がいい場所ですね。
気に入りました。

「ロードの短い距離のレースに出るくらいなら、ここでのレースに出た方がいいかも」

と思うくらいでした。

織田フィールド」で練習したい!という方もいらっしゃると思います。
貸切の日と一般開放の日があるのでご注意を。
Twitterで利用状況を投稿してくれているアカウントがあるので参考にするといいでしょう。

■僕はレース前どんな状況だったのか。

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先にも書きましたが、織田フィールドに着いてからウロウロソワソワしていました。
恥ずかしながら。
初めての場所に行くといつもこうです。
初めて参加するレースで自分が満足する結果を出せたことがほとんどないのですが、こういうことが影響しているのかもしれません。

ちなみに「2回目」になると、なぜかベストを出すことが多いです。

体調はちょっと疲れが残っているくらい。
レース1週間前くらいからレース中にドンドン回復していくようにもっていくのですが、カラダの感覚的にはいつも通りに感じました。
今回のレース1週間前はこんな感じに調整しています。

10/12(月) 地元の陸上競技場で調整
10/13(火) 休足日
10/14(水) ニッポンランナーズ 講座でコーチ&練習会参加
10/15(木) 積極的休養(アクティブレスト)
10/16(金) 休足日
10/17(土) ニッポンランナーズ練習会 20kmWAVE走ペーサー

前日に20kmペーサーがあるため、休養を多めにした1週間にしました。
17日のペーサーをやった時は足が軽く、4'15/kmがジョグに思えるくらいいい感じだったので、この時はこう信じていました。

「このカラダの感覚なら自己ベストを出せる」

ちなみに僕の持ちタイムは、こんな感じです。

トラック5000m  18分28秒(2019.4.29 千葉マスターズ記録会)
ロード5km 17分57秒(2018.12.2 ニューリバーロードレースin八千代)

練習では17分40秒を出しています。
今回は17分のペーサーについていくことが目標でした。

■レース結果は?

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スタート前は緊張している感じもなく、アップしている時もカラダは動いていました。
もちろん17分00秒前後の記録を出すイメージも完璧。
いいモチベーションでスタートラインに立てました。

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で、結果はどうだったというと・・・・

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いわゆる「撃沈型レース」となりました。
「記録証が残っているレース」ということで見れば、一応自己ベスト更新ですが、練習内容からすれば17分台前半は出せたはずです。
実際に最初の1000mは3分26秒と予定通りのペースで入りました。

しかし、1500mを過ぎたあたりで急に足が動かなくなり、ドンドン抜かれていく展開に。
ちょっとコレは想定外でした。

ドンドン抜かれていき、17分30秒のペーサーに抜かれてからは作戦を変更し、とにかく同じリズムを刻み、無駄な動きをせず、少しでも体力を回復させるようにしていきました。

長距離はリズムよくカラダを動かすことが大事
とにかく自分の決めたリズムで淡々と走りました。
しかし距離が足りなかった。
ペースを挙げられたのは最後の1周だけとなったのです。

しかし、気持ちを切らさず、諦めず、回復を待ちながら自分のリズムで18分を切れたのは収穫でした。
ゴールで両手を広げてゴールしたは「ホッとした」からにほかなりません。

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こうして、2020年度秋冬シーズンの初戦は終わりました。

■まとめ

レース後のダウンジョグで考えていたことは3つ。

1. 前日に20km走っていても記録は出せると思ったのは「過信」だった。
2. 厳しい状況になっても最後まで諦めずに記録を目指せたのは収穫。
3. 心拍数はそれなりに上ったが、思っていたほど苦しくなかった。

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特に、精神的に持ち堪えられたのは良かったと思います。
自分が疲れてドンドン抜かれていく状態になると、気持ちが「あきらめモード」になりカラダが動かなくなるのですが、今回はそういうことがありませんでした。
これはフルマラソンを走るときに活かせそうです。

そして心肺機能的にはこのペースは全く問題なく、今回は体力が戻っていなかったためタイムが落ちたと仮説が立てられます。

11月22日(日)にまた織田フィールドで5000mを走りますが、前日の過ごし方を今から考えておこうと思います。

とはいえ、前日、雨という悪コンディションの中WAVE走のペーサーをやり、疲れが残っている中で最低限のタイムは出せたので、ハーフやフルなど距離が伸びてもスピードは保てるかもしれません。
ロードでのレースも早く走ってみたいですね。

今回のレースは撃沈もしたけど収穫も多かったレースでした。
次回のレースこそ、17分前半のタイム、あわよくば17分切りを目指してチャレンジしていきたいと思います。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。