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アメリカの心を掴んだ無名シンガー

アメリカのソーシャルメディアでほぼ無名のこのOliver Anthonyというシンガーの歌が、またたく間にすごい再生数で話題になっている。8月22日の時点で3000万回以上の再生で、ビルボードで1位。歌詞の内容が今のアメリカの多数のワーキングクラスの気持ちを代弁していて共感が凄いということらしい。多くのトランプの支援者の原動力になる感情と、エリート・リーダー層への失望や、ビッグテックの支配への不安も感じられる。長くなるから自分の解釈は書かないけど、明日への不安という感情はどこも共感できるのかもしれない。なんか魂に響く感じがある。彼の歌には具体的な政治的な意図はないが、すでにあちこちで政治的な議論に繋がってしまっているのは大統領選が近づいているし、自然な成り行きか。



(ChatGPTの翻訳結果を手直した歌詞)

俺は魂を売って、一日中働いてる / 残業に見合わないような賃金だ/ 人生が無駄に流れていく / 家に帰って悩みを(酒で)洗い流すしかないんだ。

プレコーラス:
世界がこんな風になっちゃって、本当に残念だ / 僕や君らみたいな人々にとって/ ただの夢だったらいいのに / でもこれが現実さ。

コーラス:
新しい世界で生きるしかない / 古い魂のままで / リッチモンドの北の金持ち / 彼らはすべてを支配したいのさ / 君が何を考えて、何をしてるのかすべてを把握したがっている / 彼らは君がそれを知らないと考えているけど、もう知ってるよな/ なぜなら君のお金は何も価値がないうえに税金だけは重いからだ / リッチモンドの北の金持ちたちのせいで。
もし政治家たちがこの国のminers (鉱夫=労働者)のために立ち上がってくれたら / どこか遠くの島の minor(少年少女)のためだけでなく / 主よ、路上で何も食べ物がない人々がいる / なのに福祉で潤う太りすぎた人々がいる。
神よ、身長が5フィート3インチで体重が300ポンドなら / 税金はあなたのおやつの代金のために使われるべきじゃないだろう / その間にも若い男たちが自分たちの墓穴を掘っているのに / この国は彼らを何度でもそこへと蹴り落とすから。



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