『造船』会社入社の決意~日本国発展のために~
こんばんは、とだけんです!
さて、先日、新卒で入社した造船会社を離れることを書かせてもらいましたが、この記事では、そもそも僕がなぜ造船会社に就職したのか、
なんで造船会社を希望したのか
僕は学生時代、とにかく旅行が好きで
日本縦断旅行や日本の世界遺産制覇、海外15ヶ国旅行、共同研究でのイギリス留学など活発に動いてきました
その中で色んな価値観に触れたり、刺激を受ける中で
日本のものづくりの世界的な影響力を知り、
日本という国の素晴らしさを再認識しました
特に発展途上国に行くと、
日本人っていうだけで、フレンドリーに接してくれたり、日本メーカーの製品が愛されていたり、
日本人であること、日本のものづくりの世界的な強さを感じる機会が多かったです!
さてそんな経験を経て、迎えた就活!
僕の就活の軸は、
日本に直接貢献する大きな仕事をすること!
日本の世界におけるプレゼンスをあげること!
かつては先進国として世界的にも広く知られて、経済の中心とまで言われた日本が、今や中国の台頭、日本の経済の不透明さ、学力低下などどちらかとういうとネガティブなニュースを聞くことが多くなり、世界からみた日本のプレゼンスは落ちピークを終えたような印象を持たれています...!
今こそもう一度、日本を復活させて、世界的な影響力を放つ国家にしてやるんだと思ったわけです
さて、それじゃそんな大きな仕事ってなんだろう?
となるわけです
まずは日本を「知る」ところから
日本がここまで世界的な影響力を放つ力をつけてこれるようになったのは、
「貿易」の力だと考えました
今世界に台頭している先進国は、昔から体外的な取引を行いながら、外貨を稼ぎ産業を発展させて国力をつけてきました
それは日本も同じです!
いやむしろ、海に囲まれた小さな島国であり、かつ資源が乏しい日本にとっては
「貿易」こそが国の発展のための唯一の手段と言っても過言ではありません!!
遣隋使、遣唐使といった平安時代から大陸との交易を少しづつ規模を拡大していき、
産業革命後は「加工貿易」という形で、
資源を輸入し、加工/価値付けして、製品を輸出する
形態が日本は一気に駆け上がり力をつけてきました!
つまり僕にとって日本のプレゼンスを大きく上げるあげるためには「貿易」だと思ったわけです!
貿易に携わる仕事をすれば、大きな影響力を持てるかもしれない!
貿易に携わる大きな仕事とはなんだろう?
ひとつは、
グローバルにネットワークを展開し、まさに貿易を実務として行っている総合商社や海運会社
ひとつは、
貿易や物流を担う輸送体を建造/開発しているような重工メーカー
どちらも僕にとっては魅力的でした!!
前者であれば、海外を飛びまわり、英語を巧みに扱い、大きな商談をとってくる、ビジネスマンのような人になれる!
後者であれば、理系院卒の専門的ななスキルを生かし、日本を牽引してきたものづくり業界を直接貢献できる仕事ができる!
考え抜いた末、まずは技術的な基盤を固めてながら、ビジネス力を並行してつけていこうということで、
造船会社への就職を決めました!
なんで空輸もしている飛行機ではなく船なのか?
日本の貿易の99.9%、世界の貿易の97%は船だからです
今後発展途上国の急激な経済成長の影響により、海運は指数関数的に伸びると言われているので、
より造船業界は盛り上がっていくわけです!
造船業界への入社
造船業界は、
なんと3カ国で世界の船の90%のシェアを占める特殊な業界です
日本、中国、韓国の3カ国です!
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO32978740T10C18A7FFN000/
2000年代は日本が圧倒的なシェアを誇り、「造船大国No.1」という肩書を有していたところから、
技術者の流出や中韓の急激な経済成長等様々な要因が重なり、
今は
三カ国が技術力向上と商談力をフルに活用してシェアを争う戦国時代!
私は配属された「基本設計部」はまさに
客先との交渉を技術的な観点で交渉しながら、
設計そして将来を見据えた開発も行う部署でした!
燃える思いでデスクに向かった入社初日を今でも繊細に覚えています
あれから2年8ヶ月が経ち、様々な経験を経て退職を決めましたが、
今でも造船、船に対する思いは変わらずあります!
これからは1ファンとして再び「造船大国No.1」に返り咲くことを願っています
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