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【セミナーレポート①】DataRobot × Marketoセミナー

こんにちは、けんけんです。
先日、DataRobot×Marketoのセミナーに参加してきたため、セミナーレポートを執筆しました。長くなってしまうため、3回に分けて掲載します。

そもそもDataRobotって何?って人はこちら
https://note.mu/kenken_marketer/n/nc6addf7eb60e


■セミナーテーマと概要

テーマ:「MAはAIで進化する」
概要 :DataRobotとMarketoの連携によってできるようになったことを
    DataRobotのデモを含めて披露。また実際に連携して使っている
    企業がどのような成果に繋がったか、という導入例も紹介された。


以下、セミナーレポートです。


■DataRobot×Marketoでできるようになること

最初はMarketo社の方が登壇され、現在のマーケティングを取り巻く環境に関して語られました。

<要約>
2011年に数百程度だったMarTech製品はすでに7000を超えており、マーケティング周りのテクノロジーが急速に増えてきている。これだけの中で合理的に何か一つを選んで完璧に使うことは不可能に近い。個別のプロダクトで価値を出すのではなく、複数にテクノロジーを組み合わせていかに各社にとって最適なマーケティングを実施するか?というのが肝。

その後、話題はMarketo×DataRobotによって実現できることへと話が変わって行きます。

この二つのツールの連携のキモは何と言っても「スコアリング」。今までは見込み顧客のスコアリングはルールベースで実施していた。初期においては手触り感を大事にしながらルールベースでスコアリングすることが必要だが、データ量が多くなってくると抜け漏れが発生してくる。またどこまでスコアリングロジックに含むか、それは何点にするのか?はマーケター個人の感覚に依存する部分なので、正解の見極めが難しい。DataRobotを使うことで、高精度なスコアリングロジックの構築が可能。また予測値のリアルタイムな連携によって、リード作成後即予測値を返し、それに応じたコミュニケーションをすることが可能になる。


■所感

ルールベースのスコアリングに限界がくる、という話はすごく身に覚えがあることでした。実際自社でMAをやっていてもスコアリングの優先度は下げてしまっているのが正直なところでした...。分析のためにはクロス集計や重回帰分析、相関の確認など結構時間がかかる作業が必要な上に、正解がわかりづらく成果に結びつきづらいんですよねスコアリングって...。

マーケティングオートメーションって今実験的に導入している企業も多いはずで、そこの検証にデータサイエンティストを突っ込むのはなかなか単価も高く、勇気のいる決断だと思います。その代わりとして、スコアリングにDataRobotを使うというのは、最適なソリューションであり、最高の助っ人になるのではないでしょうか。


今日は以上!

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