姉がコロナ陽性になりまして。その4。

9月18日。昼だけど書いちゃお。台風の接近による低気圧の影響でぐったりして過ごしていたら、姉の自宅療養期間が終わった。最後まで大した熱はなく、まだ時々咳は出るみたいだけれど、見た感じ弱った様子もなく早速職場の人達に渡す菓子折りなど買いに出かける余裕を見せて来た。これ、後から疲れてぐったりするやつでは?と少し心配だけど、とりあえず本当に軽症で済んでよかったな。

家族とはいえ、自宅療養済みたてのまだ咳が出る人が部屋をうろうろしたりマスクせずにこちらに話しかけて来るのは正直ちょっと気になるんだけど…だから私達がまだマスクをしているっていう状態なの、なんかおかしくないか?久々に顔が見られたのはうれしいけどあんまり構って来てほしくないぞまだ、正直。姉らしいといえば姉らしいんだけどそういうとこ〜〜と早速不満が出てくる所も私らしくはあるんだけど。なんだかな。

せっかく元気で乗り切った姉に対しての不満ばかり漏らしても悪いので、母の話をしようと思う。

母は、姉の療養期間が終わったので、姉専用になっていた2階のトイレを掃除して消毒して、姉に頼める買い物などの話をして、骨折で入院中の父と連絡を取ったり父の転院に付き添ってくれる親戚と連絡を取ったり忙しそうにしている。

私達濃厚接触者が外出できるようになるまではあと4〜5日かかるので、姉と一緒に職場に復帰できないのがもどかしそうだ。他の従業員さんが疲れていないか気がかりでなんとなく落ち着かないらしい。早く、と言っても決まった期間があってどうしようもないので、手芸をしたり本を読んだりして過ごしていた。

兄に教わって自分でネットスーパーで買い物ができるようになったので、献立を考えて毎日何かしら食事を作ってくれたのはすごくありがたかったし、姉も用意して配膳してくれる人がいて助かったと思う。私達が姉と極力接触しなくて済んだのはワクチン接種済みの母が率先してこうしたことをしてくれたからだと思う。

姉の姿が見られて、母があれこれ動き回っているのを見て、少しずつ日常を取り戻している感じがする。

最近知った事なんだけど、コロナウィルスは、感染した人が発症する直前が一番他の人に伝染する可能性が高いウィルスなんだそうで(去年の8月頃に出てた情報を最近見たという話なので本当なのかわかんないんですが、気になる人は調べてください。間違った知識だったらすみません)、姉の場合だと、微熱があると言い始めた頃(9月の4日くらいだったと思う)がそうだったのかな?と考えると、今から姉経由のウィルスで私達が発症する確率はその頃よりは低いのかな?でもまだ時々咳はしてるしな…?

とりあえず、もう数日はこのまま室内マスク、消毒の回数維持して気をつけて、私は26日の1回目のワクチン接種まで漕ぎ着けたい。姉がもう平気っしょみたいなノリでいるのに合わせていると私の心が持たない。俺は不安症なんだぞ、気を遣えとも言いにくいので…不安とか心配の度合いって人それぞれでマジで違うから、誰かが「その程度のこと」と思うようなことでも「不安だよ〜こわいよ〜!」と考えたくなくても考えてしまう人がいるのは仕方ないよな…双方の理解と歩み寄りが難しいのも然り…これおんなじこと言ってるかな。

こうしていろいろ書いていたら、父から「今日の鬼滅の刃再放送録画しといて」という連絡が来てちょっと癒された。流行ってるけど家族の誰も観ていない、知らないから、一人で観るのつまんないな、と思って父に鬼滅の刃を勧めたのは私で、結果としては父の方がハマっている。時代作品とか結構好きだから、そういう側面でも面白かったのかな。私は映画観たら炭治郎君の置かれてる状況が改めて過酷すぎてしんどくなったのでちょっと、あんまり深く入り込むのはやめようと思って…。父は多分フィクションとして割り切って作品として楽しんでいるんだろうな。そういう距離感を維持するのも大事だよな。夢中になりすぎて心を壊さない為に。

Twitterだと、日々の気持ちとかふわっとした考えやその場で何となく思ったり、一瞬頭をよぎったりしたことをポイポイと呟くのがすごく楽だけど、読み返すのが大変で、昨日の自分が何を呟いていたかを忘れたりもして、気軽さの代償に何も積み上がっていかないような気持ちになって、あと「こんだけ毎日短い言葉達を吐き出せるなら、もっと長い文章も書けるだろ?書こう」と思ってこのnoteを作ったんだけど。たまたまその矢先に姉がコロナウィルスに感染したことが発覚して、どうしたらいいんだ?と不安になって、じゃあここに感じてる不安のことも家族の様子も書き記そう。多分少しは気持ちが楽になるだろうし、もしかしたら似た状況に置かれている人が、こういう奴(私)がいて、こういう状況なんだな。困ったり、うまくできないことがあったり。陽性患者の様子とか、こういう場合があるんだなって一つの例として見て落ち着いたり、比較したり、孤独が和らいだりしたらいいなと思って、今日までこうして書いてみた。

姉の様子については、今後の記事でもまだ書くと思う(まだ嗅覚が鈍くなったまま、咳や声の掠れなどあり、職場復帰してみて体力や体調などどんな様子かとか、私が気になるし、もし自分が罹った時、姉はこうだったな…と一例として思い出せるようにしたいので。症状にも個人差があるから参考になるかはわからない)けど、とりあえずこれからは当初の予定通り、私が日々感じたこととか、抱えていることとか、書いたり吐いたりする場所としてここを使うつもりです。結構使い心地がいいので、なるべく続けたいな。

今日はこんなもんで。


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