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大学受験の勉強がなんか嫌な人へ。

1.なんかモヤモヤしている人いない??

大学入試において突き詰めて勉強するってのは効率の観点で憚られる事が多いし、実際そんな事やってる暇ないんよね。

【たとえば化学の新研究とか、駿台の微積物理の新物理入門を隅から隅まで理解しようとする勉強の事だねww】

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#新物理入門 #駿台 #化学の新研究

もちろん昔から勉強してる人や、そーゆー思考プロセスが癖になってる人は全然出来てた。単に俺がバカだったからその時間が無かっただけどなんだけど....w
とはいえ大学入試はある程度の解放暗記、パターン化が求められる。

(その中でちゃんと知識を抽象化して自分の中で体系化出来てた人がしっかりと受かる訳だが、高校生の時からそれが出来てたのって本当に尊敬する。マジで凄い。俺は大学3年でやっと気付いたしww)

でこんな高校生・浪人生いないかな??

なんでこんな解き方をするのか・なんでこの仮説を取るのか??

ここが分からないと中々中身が頭に入っていかない人がいると思う。
そんな人は安心して欲しい。

君たちの居場所は大学と大学院にあるから。
 


2.大学とか大学院ってどんな場所??


例えば大学院入試は大体どこも、どこまで深堀りしてるか、どこまで理解してるかが問われる試験形式である。それ故に科目が複数個に限定されるのだ。
高校生で例えると新物理入門とか科学の新研究をどこまでしっかり理解してますか??的な試験が出るって事。
つまり簡易的に言えば"突き詰めた勉強"が出来る人が強い。

で実際社会でどっちの力が求められるのか。
これは両方。なんなら大学入試の力の方が大切。早期に結果を出す事が求められる事が多い世界ではあらゆるモデルから即座に良い方法を見つけて組み合わせたり、よく無い方法を消去する事が出来る人間の方が活躍する。つまりパターン化が出来る人の方が強い。

しかも高校生からその癖が付いてる人ってめちゃくちゃ頭良いし、自分は到底敵わないと思う。


でも俺は大学入試、学部での勉強を通じて「疑問点を残らず消していく」勉強の方をメインにずっとやってきた事を最近自覚した。(感覚的にこっちの方がフィットしてたんだと思う。)英語だったら語源とかネイティブの感覚から勉強してたり、物理もなんでこうなるのか...?をめちゃくちゃ突き詰めてた。

物事のそもそもの入り口がわかる状態で勉強してても全然しっくり来なかった。

だから”何でこれになるんだ?”という入口への説明がされる授業が好きだったし、頭にも入ってきた。だから物理・化学・英語がめちゃくちゃ好きで得意になったし、他の科目の勉強は中々好きになれなかった。


数学は何でこの解法で解くかの入り口を場合分けからの消去法で解く感じだったから、なかなか正解の解法のイメージが湧きにくくて俺はただただ1対1の解法コレクターになってしまい、数学はその次元まで達する事が出来なかった。


だからこそ俺は大学院で沢山自分の好きな勉強していきたいと思う。
別に俺は天才でもなんでもない。けどアインシュタインとかエジソンが学校での成績があまり芳しく無かったみたいに、人にはそれぞれ得意・不得意があると思う。
多分勉強したくて大学院に進学した人以外がこれを見てもバカの正当化にしか見えないと思うけど、誰か少しでもこの勉強の感覚の違いに共感してくれたら嬉しい。


3.理解が遅い・効率が悪いと悩む人へ

確かに大学入試ではある程度のパターン化・解放暗記をしなければならない。
何故ならそこまで深掘りする事は出来ないからだ。

国立なら5教科・7科目。二次試験の対策もしなければならないと考えると時間が全然ない。
そんな人は大学に進学してから、大学院に進学してから好きなだけ深めていけば良い。

だからある程度割り切って勉強していく事をお勧めする。
もちろん時間がある限りは自分の頭の中で体系化して欲しいし、原理・定義まで理解して欲しい。

そこは時間と相談して勉強すると上手くいくと考える。

#大学受験 #受験 #浪人生 #大学院 #大学院入試

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