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東北大学AO入試II期受験自伝【出願書類の対策編】(Part05)

今回は出願書類の対策について話していきたいと思います。

出願書類とは

出願書類は大学側に提出する書類で全体の25%(工学部)の点数を占めるもので主に、
・志願理由書
・活動報告書
・調査書
・志願者評価書
があり、どれがどのくらいの比重なのかは定かではないのですが、受けた感じでは、志願理由書活動報告書が大きな割合を占めていると思います。

調査書において評定平均4.3で、志願者評価書(学校側に書いてもらうもの)において普通のことしか書いてもらえなかった私が合格できたのですから笑

ちなみに他の学部のAO入試II期での出願書類は

文学部…一次選考にのみ使用
法学部…100/1300(7.7%)
医学部…一次選考にのみ使用
歯学部…200/800(25.0%)*面接試験と合わせて200点
理学部…100/300(33.3%)*面接試験と合わせて100点
農学部…300/1000(30.0%

という扱いになっています。
国語的要素の多い出願書類ですから、筆記試験で国語のない理系は高い割合となっているのではないでしょうか。

こういったところも総合型選抜が見え隠れしてますね。

活動報告書

活動報告書とは、学校内外の様々な学習成果や活動実績、資格等を書くものです。

私は
・文化祭
・部活動
・GTEC(学校で受けたもの)
について書きました。

うーん、ぱっとしませんね。

もちろん、英検など持ってる人や科学オリンピック系で成果を出した人はそれを書くのがいいと思いますが、私みたいにない人は日常生活の中から、話のタネとなるような内容を書くとよいでしょう。

前にも言いましたが活動報告書の内容は面接試験で聞かれます。

私の場合、
「うーん、部活に文化祭に色々と頑張ってるみたいだけど、どう両立させたの?」
「東京都ベスト8ってどのくらいすごいかは知らないけど、工夫したこととかある?」
みたいなことを聞かれました。

また、活動報告書には資料を添付できるのですが、その資料は面接官には渡されていないようでした。(資料見れば分かることを聞かれました笑)

願理由書

志望理由書で大切なのは、自分のビジョンを大学の特徴と関連付けることです。

自分のビジョンがはっきりしている人はそれについて書けば良いと思いますが、まだ漠然としている人はPart03を参考に現段階の自分の大学に進学する目的を考えてみてください。

見えてきたら、情報をかき集めます。インターネットやパンフレット、そしてアドミッションポリシーなどを熟読します。そして、関連付けできる制度やプログラムを見つけます。

それを見つけないと、じゃあこの大学じゃなくてもいいよね、別に○○大学でも○○大学でもこれって学べるよね、と言い返されてしまいます。

見つけたら、いよいよ書いていきます。U先生から学んだことですが、

私はこういう制度があってこういう教育が受けられるから、ここで学び、将来こうなりたいと書くのではなく、

私は将来こうなりたい、だからこういう制度や教育がある○○大学が最適と書く方が良いです。

そっちの方がより個性をPRできます。

私の構成としては
①建築家を志したきっかけ
②理由1(大学の特徴から)
③理由2(学科の教育から)
④理由3(自分の体験から)
⑤将来のビジョン
というように書いていきました。

添削の重要性

書いた文章は必ず先生に添削してもらうようにしましょう。
自分では気がつかないことが意外とあります。

私はU先生にぼろかすに言われて構成をガラッと変えました。笑(4回くらい書き直しました。)

添削してもらう先生はなるべく添削経験のある人にお願いすると良いでしょう。本気で受かりたいと思ってお願いすればきっと丁寧に指導してもらえるはずです。(私自身、U先生とは過去に関わったことはありませんでした。)

まとめ

・出願書類は面接試験にも使われる
・手段→自分の将来、ではなく、自分の将来→手段
・添削は必要
といったところでしょうか。次回は面接試験の対策について話していきたいと思います。

ー<追記>ー

出願書類対策の続編を書きました。
より濃い内容となっていますのでぜひご覧ください!


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