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東北大学AO入試II期受験自伝【概要説明編】(Part01)

今回から、全10Partに分けて東北大学AO入試II期を徹底解説していきます。私が受験生の時に知りたかった情報をなるべく沢山書いていきたいと思います。拙い文章ですが、よろしくお願いします。

今回は、東北大学のAO入試とは一体どんなものなのか、II期ってどういうこと?というところから話していきたいと思います。

AO入試のイメージと現実

合格報告をした時
相手「もう決まったの!?」
私 「はい、AOです。」
相手「え、君なんかできたっけ??」

というやり取りをどれだけしたことか。中には「AOです」と言っただけで難しい顔をしてくる人もいました。そういった人達にはAO入試=一芸入試という認識があるのだと思います。

勉強はそんなにできないけど、ある特定の分野が非常に優れている。そういった人をとる入試だと思っているのではないでしょうか。

確かにそういった人をとるAO入試もあります。しかし、それはAO入試の一部にすぎません。

特に上位の大学になるほどむしろ総合力が求められる傾向が強いと感じました。私は一芸と呼べる才能は持っていませんでしたが、総合力で合格を勝ち取ることが出来たのだと思います。

東北大のAO入試

東北大のAO入試の最大の特徴は学力重視のAO入試ということです。

II期(11月頃)が独自学力試験、III期(2月中旬頃)がセンター試験の併用となっています。(I期は今はない)

東北AOデータII

東北AOデータIII

(平成31年度東北大学工学部AO入試パンフレットより抜粋)

これは工学部のデータですが、どの学部でも筆記試験、センター試験で良い成績をとっている人の合格率が高いです。

AO入試の難易度

AO入試の難易度は大学ごとにまちまちですが、東北大に関しては一般入試よりも難易度が高いです。毎年200人以上が一般入試で再チャレンジして合格しているようです。

また、入学後の成績も一般入試で入った生徒の平均よりAO入試で入った生徒の平均の方が高いそうです。まあこれは入学してから実態が明らかになると思います。

さらに、II期に関しては、調査書の学習成績概評がA段階に属する者ではないとそもそも出願できません。A段階とは5段階評価で評定平均が4.3以上のことです。私自身、評定平均はぴったり4.3でギリギリでした。

まとめ

・東北大は学力重視のAO入試
・難易度は高め
といったところでしょうか。今回はPart01ということで調べれば出てくるような事ばかりだったと思います。

次回からは全10Partにかけて私が実際に受験したAO入試II期に焦点を当てていきたいと思います。

どうすれば学力重視のAO入試を攻略できるのか、何が求められているのか。私の経験をもとに受験生の助けとなれるように頑張って解説していきます。

ー<追記>-

公式には公開されていない東北大学AO入試II期の合格者平均点などを独自調査しました。有益な情報が詰まっているのでぜひご覧ください。


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