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未来を見て点は繋げない

あなたが無意識に考える、思考のクセはどちらですか?
主体行動型?
反映分析型?

〈主体・行動型とは〉
考えるよりもまず行動してみる。
トライアンドエラータイプ。

〈反映分析型とは〉
周りの動きや、情報収集をしてから行動する。
行動するまで慎重なタイプの人。

◯主体・行動型のメリット
まずやってみて、考えても気付けない課題に直面することができる。

◯反映分析型のメリット
絶対に失敗できない現場(飛行機などの乗り物の、危険性をチェックする仕事など)では、反映分析タイプが合うでしょう。

どちらの考え方が正しいというのはないですが、
反映分析型の人は、情報過多が邪魔をして、行動できない理由を作り上げることが多い気がします。

「それはやっても無駄じゃない!?」

って言葉が出やすいのも、反映分析型かもしれません。

僕は元々、反映分析型でしたが、最近は主体・行動型になりました。

両方の考え方を経て、たどり着いた答えが
「考えすぎないで、とりあえず行動する。」
こっちの方が気付きが多いです。

「面白そう。やってみよう!
んっ?なんか違うな。やめよっと。」

このトライは無駄ですか?

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今回は「無駄は本当に無駄?」というテーマについて、この二人と書いていきます。

1.知らない未来に無駄はない

「やってもムダじゃない?」

って言葉を聞くことは多いと思いますが、本当にムダなのでしょうか。

○人はなぜ「ムダ!」と決めつけるのか。
1.その人の経験則で「ムダだ!」というパターン。
2.きっと上手くいかないだろう。という予測のパターン。
3.心のどこかで「それはやらないでほしい。」と、挑戦を邪魔するパターン。

本当に無駄になるんでしょうか??
深掘りしてみましょう!

1は、その人のやり方が悪かっただけかもしれません。
2は、未来予測して言っていますが,未来は誰にもわかりません。
3の人は、人の夢を邪魔する人です。関わらないことをオススメします。

〈ここで何が言いたいのか〉
未来を見て「ムダだ。」と決めることがムダ。
なぜなら、その結果を経て、未来にどう繋げるのかを知ることができるからです。

そして、そこで新たな課題を知るキッカケにもなります。

※目的が無く、なんとなくやりたい。は無駄が多いかもしれません。
そこの見極めはしましょう。

2.「ムダかな?」その判断は先送りしましょう

置き薬を会社員としてやっているとき、社長にいつもこのように言われていました。

社長:「売り上げがなかったらとにかく軒数を廻れ!」

僕の心の声:「そんなことしてもムダが多いだろ!」

そんな考え方を抱きながらも、真面目に働いていたあの頃の自分。

売り上げ0円の家や、数百円しかもらうことのない家を、一日に20軒以上廻ることもありました。
(一日の売り上げ800円という、社内の最低記録を作った。)

一見無駄が多い仕事に見えます。
お金という形で収穫はないのですが、「信用」という、お金より価値あるものを得ることができる働き方なのです。

そんな働き方をコツコツと3年以上かけてやっと、「お兄ちゃんも長いね。」と言ってもらえるレベルです。

なかなか成果の出ない仕事。上司からは嫌味。給料はもちろん安い。

でも、あの地道な期間があったから、お客さんに冗談を言ったりできる仲になれました。

無駄かどうかは、そのときにはわかるはずがないんです。

3.気付けば無駄は無かった

僕の経歴
高卒→理容師→パチンコ屋→薬屋

この経歴を見て、
「薬屋になるまでに、近道があったんじゃないか。」
「パチンコ屋で働いてる期間は無駄じゃないか。」

そう思われるかもしれません。
ですが、この経歴の中でどれか一つが欠けると、今とは全く違う仕事をしているはずです。

今が幸せと思えるなら、全てが成功までに必要な過程なんです。

未来を考えて行動するよりも、今やりたいことに没頭している方が、いい未来が待っているかもしれないです。

未来を考えてわかるなら、みんな億万長者です。

4.まとめ

今回の話は、スティーブ・ジョブズのスピーチに集約されています。

ジョブズは、カリグラフィーという西洋書道を、学びましたが、それが将来役に立つから学んでいたわけではありません。

Macを作るときに、たまたまその学びが役立っただけだと言っています。

「You can’t connect the dots looking forward.」
(点と点の繋がりは予測できません。)

「You can only connect them looking backward. 」
(あとで振り返って、点の繋がりに気付くのです。)

未来に繋がる点を考えるのではなく、人より多くの点を打ち続けた人が成功をおさめてるのかもしれないです。

あなたが「無駄だ。」と思ってやめるということは、点を打つのをやめた瞬間かもしれません。

誰もが未来を予測できないなら、たくさんの点を打ち続けてみませんか?

その点が自然に繋がる日が来るはずです。

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