鏡をみるように、自分の言葉を眺めること。
自分のことは、思った以上に見えない。
相手の気持ちがわからないという言葉をみると、自分のことすらもわからないだろう、と思う。逆に自分が見えるようになることで、相手のこともわかるという話もある。自分を知るにはどうすればいいのだろう。
こんなことを考え出したのにもきっかけがある。少しずつ考えていたけれど、今日読んだこの記事の影響が大きい。
後半にある言葉にスイッチが入ったようだ。
人は自分では自分の変化に気付きにくいもの。
このたった一言に動かされた。
自分では自分の変化に気づけない。それは目が外側に向いているというのも関係しているかもしれない。相手の変化には客観的にわかることができても、自分になると途端に見えなくなる。内側に目を向けれないから見ることはままならない。
そんな時にふと、「鏡をみるように、自分をみる。」という言葉が浮かんできた。鏡を見れば外側の変化には自分でも気づくことができる。内側の変化にも、鏡になるようなものを作ればいいのではないか。
それは、「言葉を書く」ということ。
思っていることを書いてみる。脈絡を意識しすぎず、思いのまま書いていく。つぶやきに残せるTwitterはそういうとき役に立つ。まとまった話なら、noteに書いてみる。
書くことを続けていくうち、書く内容や書く言葉の選び方、言葉の語調が変わっていることに気づく。言葉を通して自分をみることができる。
就職活動のとき、自己分析(自己理解)を初めにする。形式にならったものには効果もないかもしれないが、自分を振り返って棚卸し作業をしていくことは、自分を知ることのできるいい機会だ。
大事なのは、これは就職をするときの一時のものではなく、ずっと続けていくものだということ。自分を深めている人は、それだけ言葉を書いてる人だと思う。
もっと書こう。自分を知るために、深めていくために。
サポートは心の安らぎであり、楽しみである読書のために書籍代にしたいと思います。それをまた皆さんにおすそ分けできたら嬉しいです。