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子どものための造形教室「アトリエmado」で撮影してきました (前編)

この度、知人である群馬県、桐生の古民家ゲストハウスTSURUMAUのオーナーの川堀奈知さんのご紹介で隣町の足利にある、子どものための造形教室「アトリエmado」に出張撮影を行ってきました。

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オーナーの三木素子さんに相談して、工作物を撮影する前に、僕自身が子供が工作をしているところをもっと知りたい、集中している時間を共有したい、工作物が生まれる瞬間を知りたいという思いをお伝えして、先ずは、教室で工作をしている子供達の素の姿を撮影させて頂くことになりました。

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絵具、粘土、木工、切り絵など、十人十色の制作模様。
僕も子供と同じ空間で制作をしている気持ちで撮影を進めていきました。
90分×2コマがあっという間に過ぎていきました。

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自分も小さい頃から、図工の時間の集中しているあの感覚が好きでした。その集中している子供達の時間に溶け込んで撮れることがどこか懐かしく嬉しかったです。

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そして、ついに工作物の撮影にとりかかります。
撮って欲しい作品がある方は持ってきていただくことになっていて、今回はこのくらい作品が集まりました。初回という事もあり、先生的にはまだまだ少なかったようです。

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セッティング開始。

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当初は背景が黒だったのですが、白が良いという意見を多く頂き、ライティングの試行錯誤を行った上、現在は白い背景+影アリで撮っています。

ちょっと専門的ですが、全体を灯す光と、影を出す光、2つの光をコントロールすることで、作られた立体工作物が生き物みたいに息づく瞬間を探します。

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この作品は、この絵本を見た子供がインスピレーションを受けて作ったとのことです。

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配置や工作物の角度、光を微調整し、全体と影のバランスを含めて構図を決めて撮影を行います。

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そして、こんな写真に仕上がりました。
どこかの宇宙に存在する不思議な惑星のように感じます。
モチーフになった絵のことは撮影後に知ったのですが、撮っているいる最中は、知らない何かと向き合ったような気持ちになります。

ここまでご拝読頂きありがとうございます。
後編では、その他の作品を紹介させて頂きます。

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