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デザイナーの肩書き難しい問題

長くデザイナーをやってますが自分を表す役職に相変わらず悩みます。
裏方というのは変わらないのですが、最近はプロデューサー的な動きも多いのでプロデューサーと名乗ったほうがわかりやすいのかもしれません(小規模事業者が対象です)。
ホームページ等のデザインは普通にやってはいます。
しかし僕のやっている範囲は全てのデザイナーが対応している訳ではありません。やってる事を書き出してみました。

・ビジネス課題の洗い出し
・方向性の考え方のお手伝い
・商品やサービスなどの開発
・他業種視点等含めたサービスの価値判断
・価格設定のお手伝い
・ディスプレイアドバイス
・小道具などのアドバイス
・店頭からの導線提案
・必要な広告ツールの提案・作成
・SNSの活用
・動画の活用
・売り上げにつながる思考法の共有
・顧客フォローの考え方

※解析や広告の運用は知見が足りないのでお手伝いできると言える領域にはまだ到達してません。あとTVや新聞などの活用は専門外です。

20代から描いていたキャリアプラン

これはあまりお話した事がないのですが、僕は20代前半から広告代理店に近い能力を一人で手にいれるところをめざし計画的にデザイナーとしてキャリアを重ねています(今は46歳)。これは実家である大分でデザイナーとして活動するのであればある程度広い範囲で出来たほうが良いだろうなという判断からです。途中でウェブや動画が増えたりしましたが基本方針は変わっていません。
当初は大分に戻り実現しようという計画だったのですが、時代も変わりなんだかんだで2拠点生活になり東京中心に全国でやってます。

デザイナーとして目指すところ

一人のデザイナーとして、事業者の幸せはもちろんですが、お客さんの幸せを大事にしています。
詐欺ではないけどちょっと誤解させて商品を売ろうなんて方とは絶対にお仕事しません(面と向かって言う事はあまりありませんが見積金額を大きく変えます)。
デザイナーをただ作る人だと誤解している人ともお仕事しません(作業者ではなくパートナーだと考えています)。

他業種の方から見れば「?」と思う事はあるかもしれませんが、これは25年近くデザイナーやってて僕が理想とする事業者さんとの関わり方でもあります。
今後はレベニューシェアのような利益の○%をいただくといった契約形態を増やす方向を検討しています。依頼側もそうだろうと思いますがこちらとしても相手は厳選します。

成功の考え方はいろいろ。順番を変えるのもアリ。

毎回見積だしてやるやらないでモタモタするよりは、一気にやっちゃった方が早いケースも多いです。
実際にそういう動きをした方がどんどん結果が出るのも確かです。
お金が無いから先延ばしにするより、やれる事はやった方が結果に繋がりますし、予算だって確保できるようになります。

グラフィックもディスプレイもウェブも経験があるので幅広い範囲に対応できるというのもあります(限界はありますが)。コンサルと違うのは現場を理解しているのと実制作面でも力になれるというところです。小規模事業者であれば大きなメリットだと思っています。

信頼関係大事

信頼関係が無ければ出来ない事ではありますが、そもそも信頼してくれない人と仕事やっても結果なんて出ません。
探り合いや疑いを晴らすための資料作り多くの作業に多額の料金を払うなんてもったいないと思います。
 
関われる事業者さんに限界はありますが、今後はそういう働き方を増やしていく予定です。

結局肩書きはどうするの?

ビジネスデザイナーとかサービスデザイナーとか新しい肩書きもいろいろあるけど、なかなかマッチするのが見つかりません。
もうちょい言語化していきながら探していきたいと思います。
「こういうのはどう?」みたいなご意見があればお待ちしています。

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