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『わかってもらえない』が本当かについて
こんにちは。
今日はビジネスの現場で聞く「あいつら分かってない」「あの人に分かってもらえない」と言う発言について、感じることを書きます。
きっかけは弊社がある取引において先走った勘違いをしたことで、出さなくてもいい経費を出し、感じなくてもいいストレスを感じたことです。
もちろん、ミスを責めることが目的ではなく、せっかくの機会なので学びを文字化し、今後の立ち振る舞いに生かすことが目的です。
他人は自分のことをわかってくれないのか
尾崎豊に代表される永遠の不良たちは
「大人たちはわかってくれない」
といい、グレて悪いことをします。
いいんです。
若者が若者らしく社会とコミュニケーションをミスってぶつかるのは、生物の成長として必要なステップだと私は思います。
#バイクは盗んだらあかんで
人は自分の言いたいことの100%を表現できませんし、コミュニケーションには歩留まりがあるので、
「すべてを分かってもらえることは無い」
というスタンスでいることは正しいと思います。
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その前提であったとしても、一端のビジネスパーソンとして、ミスコミュニケーションを他人のせいにすることは、お門違いだと私は感じます。
ビジネスパーソンのコミュニケーションとは
ビジネスにおける会話には目的があるはずで、その目的を達成する対話がコミュニケーションであると私は考えます。
なので、
・言いたいことを言って
・言われたいように言われて
・破談する
なんて、動物の吠え合いと同じです。
いや、動物の吠え合いこそ目的達成の手段なので、手段の巧拙はありますが、目的を目指さないコミュニケーションはそれ以下と言っていいかもしれません。
ビジネスにおけるコミュニケーションは目的を達成するための手段である。
このスタンスで書き進めていきたいと思います。
わかってくれないと言う人の特徴と改善点
コミュニケーションでボタンのかけ違いをする人の特徴に、そのミスコミュニケーションについて、
・相手をわからずやの悪者にした上で、
・その相手と対峙する自分を被害者に仕立て
・目の前のストレスから逃れるため、コミュニケーションから逃げて(短期的な)心の安寧を得る
という行動パターンがあるのでは無いかと感じます。
また、上記のステップを、その人ひとりの思考の中で完結させる事例もよく見かけます。
この自分の想像の範囲で短期的な心の安寧を求める心の弱さこそが、コミュニケーション下手の人の特徴かつ改善点なんじゃないかと、私は思います。
#ここテストに出します
なお、個人の経験から言うと、その人が逃げたとしても、問題は問題として残りますので、結果として他の誰かが代わりにケツを拭き、また、詳しい人がいなくなったり、逃げたことがしこりになったりして、ちょっと耐えればなんとなかった程度のことで、売り上げが飛んだり、経費かがかかったり、余計に大きなストレスを生むこともしばしばです。
#マジ迷惑だからやめて
コミュニケーションの改善に向けて
ビジネスにおけるコミュニケーションとは目的を達成するための手段です。
なので、当然、筋書き通りに対話が進まないときに、なぜこちらからの投げかけに対応できないのか、なぜ想定通りに返答が返ってこないのかを想像して対応することもコミュニケーションの範疇に入ります。
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そういう、相手からの対話のパスを見通したり、なぜそういうパスになってしまうのかを思考するためには、対話相手のことをひとりの人間として理解しようとする姿勢が必要だと思います。
具体的には、想定外の動きに見舞われストレスを感じた時に、自分の勝手な想像で決めつけて楽になろうとせず、また、
相手だって人間なんだから、本当に言いたいことが言い切れてないこともある、ということを前提とした上で、
落ち着き、グッと堪えて、場面や環境や立場を想像し、本当は何を言いたいのか、という真相に思いを馳せること、また、そのことについて、自分1人で決めつけず、信頼できる人と相談の上、対話の組み立てをし直すことができれば、目的達成に近づけるのではないかと思います。
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まとめると、「わかってもらえない」と言う前に、
ビジネスパーソンとしてのコミュニケーションは目的を達成することの手段だと心得ること。
ミスコミュニケーションを相手のせいするのは自分の心の弱さだと自覚すること。
相手を理解しようと根気強く努めることが、結果としてコミュニケーションコストもストレスも会社のコストも軽減すると心得ること。
隠さず仲間に相談すること。
を心がけると、大分に改善され、また、気持ちが楽になるんじゃないかなーと思いました、ということでした。
#普通のことですいません
なお、ビジネスであろうがレジャーであろうが、コミュニケーションそのものが人の生きる目的なので、逆に目的のためのコミュニケーションなんていうのは本末転倒・心の貧しさだ、という立場もあると思ってまして、その立場はその立場でいいね、と感じています。
#欲しいのは答えじゃないのよ共感なのよ
最後に、私が上記のごとく考え出したは43歳くらいからの話なので、本記事は半分以上は自戒の念で書いたと言うことを申し添えて、今回は終わります。
では、次回も頑張るぞ。
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