見出し画像

スポーツの魅力と誰も言わない真実

こんにちは。皆様お正月いかがお過ごしでしょうか?私自身は昨年からのコロナ禍でなんともフワついたこの世の中の雰囲気になかなか切り替えが難しいなあと感じています。しかしながら時間は無性にも過ぎていくので今年も精一杯目の前のことを頑張っていこう、なんて思いながらこのnoteを書いております…。今回は先日友人と会話する中で感じたスポーツの魅力とその裏にある真実について少しお話させて頂ければと思います。

スポーツの魅力(選手側/観客側)

皆さんはスポーツの魅力はどこにあると思いますか?私的な意見ですがスポーツの魅力は主に以下2つの視点から考えることができると思います。

応援/観戦する側の魅力(観客側視点) 

プレーをする側の魅力(選手側視点) 

①についてはスポーツを観ることで”感動”を得たり、それを周囲と”共感”したりする事で選手から勇気や希望を与えて貰う事が出来ます。また少し嫌な話ですが、プロ選手の試合ではビールを片手にしたオジサンが罵声を浴びせたり野次を飛ばす事で普段のストレス発散も魅力の一つかもしれません(笑)。

②については言わずもがな”競技する””スポーツを楽しむ”といったスポーツの醍醐味である体を動かすことがまず第一にあると思います。また、身体一つで楽しめる手軽さ(もちろん競技にはよりますが)があります。少し違う視点で考えてみるとストレス発散、健康維持、ダイエットなんかも魅力に当てはまるでしょう。下世話な話になりますが、プロ選手の成功者はお金持ちになれる可能性もあります。実際に日本のプロ野球・Jリーガーで成功者は多くいます。数億円プレイヤーになれる可能性があるという魅力も一つです。

まだまだ沢山の魅力がスポーツにはありますが、上述した内容はすべてスポーツをする側と観る側の魅力に一応当てはまるでしょう。しかし私が今回友人との会話で気になったのはスポーツの魅力の裏側に誰も触れない/語ろうとしない真実があるという事です。

プロの道に進むことの難しさ

私自身の自己紹介で前述した通り私は幼少期からスポーツと共に今までの人生を歩んできました。中高一貫の所謂スポーツ強豪校に通い、周りには野球、サッカー、陸上競技を中心に全国各地から有名クラブや中学校で実績を残した選手達が集まっていました。スポーツ推薦で入学してきた選手が多く、私も彼らに囲まれながら過ごした学生時代はとても刺激的で素晴らしい毎日だったと誇りに思います。中学時代には母校が甲子園に春夏2度出場、春のセンバツでは甲子園決勝に行く快挙でした。当時中学生の私は甲子園決勝に出た選手達なのだから一人くらいプロ選手が出るだろうなんて淡い期待をしていましたが、一番注目されていたエースピッチャーでさえもドラフトにはかからず社会人の1部リーグが進路となりました。もちろん社会人1部リーグも素晴らしい結果ですし、何より甲子園に出場した事実が素晴らしい実績です。

しかしながら現実ではプロの世界に行くことはかなり難しい…。また実際にプロに進んでからも厳しい現実がある事を友人との会話で知りました。

当時の私は漠然と全国大会に出たり個人で実績を残せばプロの世界に近づくイメージがありましたが、実際にはかなり厳しい現実があり、プロの世界に入ることができる人間はほんの一握りで、入ってからも活躍する事はとても難しいことなんだなと感じたことを記憶しています。

誰も触れない真実

日本で人気なサッカーや野球、米国で人気なアメリカンフットボールやバスケットボールは合法の名の元、オープンにお金で移籍を促して人身売買を行う業界です。若くて勢いの良い選手を早くから安い給料で育成して高額の移籍金で売る。私はこの移籍金制度については評価の一つなので特にコメントはしませんが、疑問に感じたのはその裏側です。移籍先で高い給料を貰える反面、実際には自分が行きたいクラブには行けない選手が多くいるという現実。またその現実に対して疑問や反対意見を言う人があまりにも少ない。これについて私は頭の中で”?”が浮かびました。要するにこれが世の中で当たり前だと思われている事の一例だという事です。何が言いたいかというと…。

世の中の当たり前とは

ここで伝えたいことは”社会は思うようにいかないことばかり”だという事。これはスポーツ選手に限った事ではありません。日本の就職活動の制度も同様です。受験勉強とは違い努力したところで必ずしも行きたい企業に入れる訳ではない。だからこそ私はスポーツをする人や特に体育会学生が事実に対して自分で考えて、選択して、行動する手助けをしたいと考えています。

まとめ

・スポーツには沢山の魅力がある一方で誰も触れない真実がある。

・周知の事実としてプロの世界に入ることはとても難しいが、入ってからも自分の理想のキャリアを進む事が出来るとは限らない。

・スポーツの世界の真実に対して疑問や反対意見を言う人があまりにも少ない。

大好きなスポーツと誰も触れてこなかった真実に私自身も向き合いつつ、母校の後輩や世の中の体育会学生に対しては世の中の当たり前とされていることを鵜吞みにせず、自分で考えて、選択して、行動する事の大切さをこれから伝えていきたいと思います。私自身が経験したことや感じたことを今後少しずつ発信していきます。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?