南葛SCで仕事をするきっかけ
2020年2月1日から現在まで足掛け3年、南葛SCのヘッドコーチと仕事をさせてもらっています。
今回は自分のキャリアや仕事を振り返る意味も込めて、南葛SCで働くことになったきっかけを書きたいと思います。
2019年末。
『ケンジ、近々東京に行くからタイミング合えば飯行こか!』
1999年〜2001年の3年間、サガン鳥栖で一緒にプレーしていた島岡健太さんから連絡をもらいました。
サガン鳥栖を退団してお互いが引退してからも、健太さん宅と私の実家が徒歩圏ということもあって家を行き来したりと何かと可愛がってもらっていました。2019年名古屋グランパス在籍の健太さんとジェフユナイテッド市原・千葉在籍の私はラインや電話で数ヶ月に1度程度連絡を取り合っていました。
健太さんと会う予定の前日の夜
私は知人と食事をしていました。
その近くに宿泊すると言っていた健太さんに、ふと、”連絡してみよう”と思い
<いま◯◯(お店の名前)で飲んでます。今夜はどんな感じですか?>とラインしました。
すると・・・
<もう終わるから、終わったら連絡するわ!!>との返信。
その10分後・・・
『おーい!!来たぞー!!』と健太さんと南葛SCの岩本義弘GMが現れました。
『連絡するのもアレやから、もう直接来たわ!』と健太さんらしく(笑)
岩本GM(ガンさん)と会ってるなんて知らないし、ガンさんとお会いするのも1年ぶりぐらいやし・・・てな感じでした(笑)。
おふたりが合流してからは近況報告などしながらワイワイ飲んで1時間ぐらいで解散した記憶があります。
これがその時の写真。
翌日、健太さんとランチをしました。
『南葛SCで監督の話をもらってる。一緒にやってくれへんか?』
前夜、解散した後に健太さんとガンさんはもう1軒行ったそうです。
その店でコーチを誰にするかという話になり、健太さんがガンさんに”ケンジでどうでしょう?”と話をしてくれたとのこと。
本当にありがたい話です。
私はジェフユナイテッド市原・千葉に在籍3年目でした。千葉からの継続オファーがあるかどうかはその時はわからないタイミングでした。自分のキャリアをどうするのか、自分はどうしたいのか。そんなことを考える時期ではありました。
南葛SCやガンさんのことは知ってはいるものの、カテゴリーが違うことも含めて私にとっては全く想像もしていない話でした。
ただ、直感として、感覚としては
”面白そう。やりたいな。”
でした。
自分が仕事をすることで”誰が喜んでくれるのか”、というのも仕事を決める上での私にとっての大きな判断材料です。健太さんに求められていること、ガンさんとの付き合いがありお互いに知っていること、そして求められていること、そして南葛SCの可能性。全てがポジティブでした。なによりも、求めてくれている健太さんのためガンさんのために頑張ってみようかなと、そんな気持ちになっていきました。
その後、周りの様々なことを整理し南葛SCと契約させてもらいました。
南葛SCでの2020シーズンは全てが上手くいったわけではなかったですが、最大の目標である関東2部リーグ昇格を果たすことできました。
コロナ禍の中、選手やスタッフ、南葛SCに関わる全ての人に支えてもらった1年でした。
南葛SC 2021シーズン
島岡健太前監督から森一哉監督に引き継がれました。
そして、今季2022シーズン。
必ず目標達成するためにここからも最善を尽くします。
読んでいただきありがとうございました。
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