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話し上手、聞き上手

PRESIDENTの最新号は『あなたの話がグングン面白くなる!』。
最近社内の商談コミュニケーションに関する研修講師を務めていることもあり、手に取ってしまいました。

ベストセラー「聞く力」で有名な阿川佐和子氏やジャパネットたかたの創業者である高田明氏など、様々な話し上手、聞き上手のインタビューやエッセイからなる、読み応えある一冊でした。

▼上手い雑談のポイント
(1)雑談の内容は全て"相手"に関すること
自分に興味を持ってくれていると感じてもらえ、好感を持ってもらい易い
(2)質問は横に拡げず縦に掘り下げる
次々と違う質問を重ねると相手は尋問されているように感じる。

▼お客様の話を聞く時間が8〜9割(布施孝之氏/キリンビール代表取締役社長)
「鍵を握るのは質問力。相手が大切にしているものに対して質問を通してコミュニケーションのきっかけを作る。よくぞ聞いてくれたと相手の心を掴め、自社のことを話してもらえるようになる。」

▼相手に悪印象を与える相槌
 「マジですか」
「へぇ」
「うんうん」

▼賛成か反対かより、メリットとデメリットを聞け
※ハーバードのすごい盛り上げ術とは」

コミュニケーションは、決して技術だけで成否が決まるわけではありません。
しかし少なくとも、話す前からわざわざ相手との距離感を遠ざけてしまったり、真意を正確に伝える妨げとなるような"タブー"の存在はよく知っておく必要があります。

無意識のうちに染み付いてしまう自分のクセ、また意図せず組織に継承されているクセについては、そのスタイルに問題がないか、客観的な視点から点検してみるとよいのではないでしょうか。

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