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風が強い日の旗は美しい

大切な友人から教わった言葉。
「風が強い日の旗は美しい」

 あるTV番組で俳人の夏井いつき氏が話しておられたらしく、これは夏井氏がかつて教員をしていた頃、尊敬する先生から教わった言葉だそうです。

 夏井氏は、「何か起きた時には風が強い日の1本の旗のように凛と立つ」と自分に言い聞かせてきたということです。

 もともとは誰の言葉なのか、早速インターネットで検索してみても判りませんでしたが、同じようにこの言葉を引用したブログが幾つか出てきました。

 生きていれば、日々、多くのに見舞われます。コロナ禍のような個人の力ではどうしようもないものも有れば、自身の未熟さ故に立ってしまった波も有りますが、しっかりと地面に固定された支柱がなければ、決して旗を美しくなびかせることはできません。

 常に"凛と"立つ、ということは、風を受け止める強さや謙虚さとともに、自身が拠って立つところ、理想や信念を明確に持つということでもあるのではないでしょうか。


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