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夢を共有し、変化するチームを作る

友人Hさんが仕事で大事にしている思考習慣

① 部下の人たちに自分なりの夢をもって
仕事をしてもらうこと

② 提案資料を作る時に いろんな情報を
インプットしたあとに2〜3日
寝かしてから作り始めること

③ 新しいアイディアを考えている期間中に
  全然違う分野の情報を取りに行くこと

④ 部下からの相談を受けることで
 自分が成長できると信じること

友人インタビュー第10弾です。

今回は、大手の不動産管理会社で
管理職として働くHさん(50歳・男性)に
インタビューをしました。

Hさんは、近所のパパ友で、
長女が小さい頃からとても仲良くして
頂いている気さくな方です。

合理的な判断をもって行動する姿勢や
わたしと共通する点も多く 
楽しくなりそうなので
インタビューをお願いしました。

【インタビュー内容】

つるけん
「Hさん、最近たのしそうに仕事
しているように見えるんですけど、
なんか いい思考/行動習慣ってありますか?
習慣化しようとがんばっていること
でもいいんですけど。」
Hさん
「ビジネスでも
プライベートでもいいんだよね?
そうだなぁ、行動習慣って
あんまりないんだよなぁ。

普段から心がけている思考っていう意味でいうと、

1つ目は 
部下のみんなに
『夢をもって仕事しよう』と語ることかな。」
つるけん
「なんか、最初から、
ほかの人への言葉かけの習慣っていうのが面白いですね。」
Hさん
「そうだね。。。
これをやりはじめたきっかけを
深く話すと長くなっちゃうけど、
手短にいうと、

もともと自分は親にちゃんと育てられたな、
って感謝があってさ、、

『生きてる以上は、
ちゃんと自分が幸せのために生きよう』

って思ってて。

で、マネジャーに最初になった時に、
キレイごとなんだけど、

みんなにもまず仕事を通じて
幸せになってもらいたいな、と思ったわけよ。

だって働き世代の1日の使い方って
起きてる時間の7割ぐらい仕事なわけじゃん?

だからどうせやるなら
ヤル気をもってたのしく仕事するのが理想だな、と。

管理職だから、怒らなきゃいけない時もあるけど
だからこそ、普段からフランクな
コミュニケーションをしたい。

そのうちの1つがこの夢の話かな。
つるけん
「たのしさの定義はそれぞれありますけど、
自分も仕事は、たのしくやろう!
というのは共感します。

でも仕事への考え方や夢は
それぞれじゃないですか?

会社が定めてる目標もあるし、
部下の人たちからしたら、
夢より目の前の評価を
気にするじゃないですか?
失敗しない目標を設定したり。

そのあたりはどう折り合いつけてますか?」
Hさん
「まず、
夢があって→目標があって→具体的な行動
への落とし込みがあると思うんだけど、

具体的な行動に落とし込みして、
ヤル気になってもらうのが
管理職の仕事だと思ってるんだ。


で、そこで心がけてるのは
まずビジネスマンとしての自分の夢を
部下の人たちに語りつつ納得してもらう

、ってところかな。

さらに、納得してもらうために、
自分自身が『強みはなにか?』
ということ考えた。
つるけん
「へぇ〜〜〜。
Hさんの仕事での目標はどんなことなんですか?
あと、ご自身が認識している強みについても
ぜひ教えてください。」
Hさん
「まず夢は
『現状の会社の状況を劇的に変える』ってこと。

自分から見て今の会社には
もっとよくできるのに、、っていう
モッタイない点がたくさんある。
今流行りのDXとかもそうだけど。

だから会社を変えたい、
という夢は話すかな。
ぼくらで変えようぜ!と。

それから、強みの話でいうと

強みの1つ目は
『イメージでなく 数字を見て予測し判断すること』


これは「ファクトフルネス」って
昨年流行った本を読んだ時に
より自分の強みに気がついたり
数字の重要性を感じた。

強みの2つ目は
『あたらしいことに対して 行動すること』かな。
この強みに関しては、社内でほかの人を見た時に
思ってることだね。
つるけん
「マネージャーの夢を みんなが自分ごととして
感じられるようになる、っていう
チームビルディングがいいですね。

さらに実際の行動にも移せるなんてステキ!
新しいことを生み出すための
いい思考習慣とかもありそうですね、、、。
どうですか?」
Hさん
「・・・・・(考え中)

それでいうと、
今いくつか思いついたんだけど

(習慣の2つ目は)
「『アイディアを提案する資料を作る時に、
(期日に余裕があれば)
いろんな情報をインプットしたあとに
2〜3日寝かしてから資料を作り始めるってこと』

これは自分の経験なんだけど、
いったん たくさん情報を入れたあとに、
ちゃんと規則正しく寝る生活をしてると、
何日後かに、あつめた情報同士がブレンドされて
ちょっとした いいアイディアになることが多い。」
つるけん
「寝ると頭が冴える、っていうのは
よく聞きますけど、新しいアイディアが
生まれたっていう実体験を聞くのは
初めてかもしれないです。
すごいですね。」
Hさん
「さらにいうと(習慣の3つ目は)
『仕事上の新しいアイディアを考えている期間に
ぜんぜん違う分野の情報を入れて
ブラッシュアップすること』

だね。

これはプライベートとかで
ネットフリックスを見たりするのも含めて
仕事で活きることが多いと思ってる。

韓国のオーディション番組をみて、
新しい販促企画を思いついたりねwww」
つるけん
「なるほど〜〜〜。
Hさんは、なにかの情報と情報をつなげて
新しい企画をする。
そして、それを行動に落としていくという
一連の流れに楽しんでるんですね。

もっと若い頃から 同じような感じ
だったんですか?」
Hさん
「いやいや、ここ数年なんだよ〜。
わりと頑張ってたのに同期のほかのメンバーに
比べて評価が低い、と感じて腐っていた
時期があるんだ〜〜〜。」
つるけん
「へぇ〜〜〜。
その話もうちょっと聞いてもいいですか?
ビフォーアフターの話は聞いてて
勇気づけられるので。」
Hさん
「腐ってる時期が数年あった後
『このまま腐ってもしょうがないな』と
思い直して、ダメだった自分を振り返って
周りに感謝をするようにしてリスタートしたんだ。

今思うと、ダメだった時は、
個人の仕事は頑張ってたつもりだけど
組織の中で、協力的な感じじゃなかったから
当時の上司としては評価しずらかったんだろうな。

で、心を入れ替えて物事に取り組むようになって
しばらくしたら、当時お世話になっていた上司が
マネジャーに推薦してくれた、って感じ。

今は その時の分を巻き返すために
会社を変えたいし、
その時の上司の期待にむくいたい、という
気持ちで精進してる。」
つるけん
「人に歴史あり!
ドラマチックな話ですね。

でもアイディアを出して、実践しつつ
マネージャーもやって、となると
気持ちに余裕がないと色々大変そうですね。」
Hさん
「そうだね。。
たから土日はちゃんと休むようにしてるし
感覚として20%ぐらいの精神的余裕を
持つことを心がけてる。

考え方によって余裕を作ることもできると思うし。

たとえば、部下から何かを相談された時に、
忙しくても面倒だな、と思わずに
『相談にのることで 自分の成長にも
つながるんじゃないか?』と
考えるようにしたり。」
つるけん
「めっちゃ前向きですね。
ぜひご活躍をお祈りしています。
今日はありがとうございました。」

【インタビューの感想】

Hさんは 50歳にして「現役感」と
勢いがあるな と感じました。
変化を恐れず、前進してるというか。

若い頃に挫折感があった話を
してくださったので
より興味深く聞くことができました。

あと 印象的だったのは
ご自身の夢を 部下の人たちと共有して
組織の目標にしている点。

視座を高く持ち 
部下の人たちが働きやすい環境を作る。

ここを楽しんでいるやっている姿が
周りのメンバーにも伝染して
いいチームになるんでしょうね。

ちなみに、この時のインタビューは
晴れている休日の朝、リアルで一緒に
散歩をしながら行いました。

いつも以上に、
いい気が流れて有意義な
インタビューになりました。

今日も最後までありがとうございました。

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