イメージと実際のギャップで差別化する
最初のイメージ（ビフォー）と
実際（アフター）に、
よいギャップがあると
差別化になるね、という話です。
想像してください。
仕事ではじめて会う商談相手がいて
その人のことを事前にSNSとかで
チェックしたときにちょっと見た目が
怖そうだった場合を。
で、実際に会ったら愛想もよく、
めちゃくちゃ優しい
最初からいい感じの人が
いい人っていうより、
印象に残るし、好意を持ちませんか？
よく小説／マンガなどにある
見た目が怖い人が、
動物やおあばあちゃんに
やさしく接しているのをみると、
より「いい人だ〜」って
錯覚するアレです。
ちなみに、わたしも若かりし頃は
ギャップを作ったら
女性にモテるんじゃないか？
といろいろ試して失敗した
黒歴史があります。
さて今日は、ギャップをうまく
使っているな、と感じた商品について
ご紹介します。
サービスやモノが飽和な時代。。
あなたが営業職の場合、
あなたの見た目なのか、
商品のパッケージなのか、
サポート内容なのか、
ビフォー／アフターで
ギャップを使って差別化できるといいですね。
【iPhone13フィルムを買った話】
先日、iPhone 13に買い替えました。
iPhone 10XRをボロボロになった状態で
2ヶ月使って、さすがに不便になったので。
（そのときの不便さについては
こちらに書いています）
で、今回ディスプレイが割れないために
買ったのがこちらの商品。
ガジェット系商品のパッケージって、
iPhoneもそうですけど、
モノトーンか、
カラフルでも
さっぱりした北欧っぽい
デザインのものが多いですよね？
こちらのパッケージどうですか？
どちらかというと男性っぽくて
いかついパッケージですよね？
見た目も目立つし
ランキングもよかったんで
こちらを買ってみたんです。
ちなみに値段は
1000円ちょっとで、
ほかとは変わらないです。
で、中を開けたら、、、、
特典とサポートがすごいんです。
●フィルム貼り付け用のクリップ付属
（これは動画見る時のスタンドにもなります）
●店長さん（女性）からのメッセージ
●365日保証
●貼るのを失敗した時や割れた時も保証の対象
●リピート割引クーポン
●（配達する方に向け）
封筒にも長文のお礼メッセージ
●貼り方の説明動画 ↓
「ここまでやる！？」
わたしもオンライン物販を
生業にしている立場として、
ここまでのやらなくてもいいのでは？
と思いつつ
一方で、もしライバルの会社だったら、
「ここまでやるのか、すごいな。
まいったな〜〜」
って思うだろうな、って想像します。
（当社はフィルムを扱っていません）
競合の会社さんにとっては大きな参入障壁
になりますね。
●最初
男臭いパッケージでインパクトを出し
●中開けたら
・予想と反した、女性店長
・ほのぼのとしたメッセージ
・充実したサポート
・手厚い保証
・リピートお客様用の割引クーポン
ギャップ内容
パッケージイメージ：男性 → 中見たら：女性
1000円なりのサポート→ 超充実したサポート
ギャップが大きいので印象に残るし、
内容も充実してるので、
多くのお客様にとっては、
つぎ機種変更するときも
この店で買いたいな、と思いますよね？
というわけで、
ガラスフィルムのように
商品そのもので差別化しずらいものは、
ここまでやって、
リピートのお客様を増やして、
売れ筋商品になったんだな、
と感心しました。
【まとめ】
イメージと実際とで、
良いギャップがあると
差別化につながる。
いまだと
機能やサービス内容だけで
差別化するのは難しいけど、
ビフォー／アフターの
ギャップの大きさで
差別化できたら最高の戦略ですね。
とても勉強になったお話でした。
今日も最後までありがとうございました。
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