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人を信じ、歩み寄り、きっかけをつくる。

マーケティングを活かして
人のキャリアや活躍支援を
仕事にしている友人Nいわく

●マイノリティ経験をしたことで
自分が1人の人としてどんなことができるのか?を
大切にできるようになった

●人とコミュニケーションをする時は
分かり合えるはずだ、という姿勢で
接している

友人インタビュー第7弾です。

今日は 15年以上の付き合いになる
友人Nさん(40歳・男性)にしました。

Nさんは、マーケティングで有名な
グローバルの消費財メーカーに勤務。
その後、マーケティングを活かして、
人のキャリアや活躍を支援する
事業を手がけています。

わたしとはフィリピンの児童養護施設の
子供たちの進学支援をする
ボランティア活動で知り合いました。

【インタビュー内容】

つるけん
「さっそくだけど、Nって昔から
習慣にしてることってあるの?」

Nさん
「ん〜〜〜。
努力してあとから身につけた
毎日やってる行動みたいなのが習慣だとしたら
ないんだよね 苦笑。」

つるけん
「え〜っと、ここでいう習慣の定義を 先に説明すると、努力して毎日やってる行動、というよりは
(努力してるかどうかは別として)

習慣=自然と毎日のように繰り返しやっていて、
人生にいい(悪い)影響があるんじゃないか?と
思っている思考・行動だね


自然=無意識だとしたら、
なかなか気がつくのが難しいかもだけど。」

Nさん
「なるほど・・・。
ぱっと思いつくのは、
朝、仕事を始める前のスイッチとして、
カフェオレ(ラテ)を飲むことかなぁ。
これは会社員だった時に毎日カフェに
寄ってたからなんだけど。
会社辞めて起業してからも自然とやってる。
それこそコロナで外出しなくなった時期も
マシーンを買って続けてるから。」

つるけん
「モーニングルーティーンだね。
なんでその習慣が身についたんだろうね。」

Nさん
「朝起きてからって 集中力が続くから
あたらしい企画やアイディアを考えてて
リラックスするのにいいのかもね。

あとはねぇ。。。。。
いやぁ、習慣にあえて自らしたことって
ほんとないんだよなぁ。
早寝親起き!とか日記を書く!
みたいなことも特にないし。」

つるけん
「Nぐらい エネルギッシュで人と関わることを
積極的にやってる人は、意識的にやってる
いい行動習慣とかありそうだな、と思ってたけど
意外と思いつかないんだねぇ。

じゃあ、思考習慣はどう?
たとえば、、、、。
こういうことを意識して
仕事してるみたいな・・・。

たとえば、前にぼくに話してくれたことでいうと
高校でオーストラリアに1年留学した時に、
最後、別れ際に現地の友達から

『あなたと出会えなかったら
自分の人生はつまらなくなってた。』

って言われたことがいろんなことの
モチベーションに
なってるって言ってたよね?」

Nさん
「あ〜、そうだね。
それでいうと、なにか人と会話したり
相談された時に、

『この人の求めていることの本質はなにで、
自分が力になれることはあるのか?』
とか
『その 期待しているもの以上のことで
喜ばせられないか?』
ということを考えてる。

留学もそうだけど、転校を繰り返す
小学校時代を送ったことも大きいかなぁ。

やっぱり転校生とかって最初
人間関係を作るところから始まるから、
相手の理解から常に始めるし、
何かできることはないか?って
自然に考えているかな。
初めての人と、楽しい時間を
過ごすって、いい出会いになるからね。

つるけん
「へぇ。。。
転校を繰り返す子供って 人に馴染めなくなった、
みたいなハードなイメージがあるけど、
Nの場合は そこがすごいコミュニケーションの
原動力や楽しみになってるんだね。

たとえば 相手の求めることを理解する努力とか
相手の期待以上の成果を出す工夫ってどんなのがあるの?」

Nさん
「相手の求めることを理解するってことでいうと
相談してくれた相手が『●●の話を聞いてよ』って話してくれた時に、
ほかに伝えたいこと、
話したいことがあるのかも?と
言葉通りだけじゃない、
理解をするための質問をするとか、かなぁ。

あと、相手の期待以上の提案を出すってのは、
仕事を始めてからの意識でもある気はするけど、
クライアントから依頼された課題に対する
提案以外でもアイディアを出すとか・・・。

マーケティング用語で 
インサイト って言葉があるんだけど、
まさにマーケティングに興味を
持ったのもそういうところだし、
今の人材育成にもつながるんだよね。」

※インサイト=生活者の心の本音

つるけん
「なるほど・・・。一貫して、
その人の本音に応えたり
力になれることに興味があるんだね。」

Nさん
「そうだね。

(考え中・・・・)

留学にしても転校にしても、
『コミュニティの中で
マイノリティになる経験をした」
ってのが大きいんだろうね。

自分の場合は、
人とコミュニケーションとる時に、
見返りを求めて話すとかってのはなくて、

最初から、良い関係はつくれる、必ず分かり合えると
思ってるところあるからね。」

つるけん
「Nの本質に迫る言葉だなぁ。
それってかなりすごいことだけど、
やっぱり転校だったり、留学経験で
成功したからこそついた
自信みたいなものだよなぁ。
なんかうまくいった要因とか 
思いつく限りあるの?」

Nさん
「ん〜〜〜〜。
いい先生がいた、ってのは大きいかもね。
転校生の自分が言ったことを
ちゃんと聴いて任せてくれたり。」

つるけん
「いい大人と出会えたってことか。。
でもさぁ、やっぱりこちらか歩み寄っても
うまくいかないことあるでしょ?
嫌だなぁコイツと思ったりww」

Nさん
「そりゃあ、あるよ。
最初にこちらから
『OK』を出して話しても、
裏切られたり、不満に感じることだって。

まぁそれはそれだよ。
それで離れることはあっても敵だ!とはならない。

人ってみんな違うし、誰かと会った時に、
この人は付き合いをする候補となるか、
ならないか、とかそういうことを
考えることって、自分はないんだよね。
それだけ人との出会いで
生かされてると思ってて。」

つるけん
「そこまで実感して行動できてるって
稀だと思うなぁ。
ミニマル的な発想で人付き合いも
選ぶみたいなのもしないんだね。
じゃあ、あえて聞くけどNでも
嫌だなぁと思う人を言葉にすると
どんな感じ?」

Nさん
「やっぱり人を決めてつけて、
グチや悪口だけ言って行動しない人」かなぁ。
そんな人も、何か理由があったり、
きっかけがあれば変わると思うし、
その人を、とあきらめるとかではないと
思ってるけどねww。」

つるけん
「最後まで一貫してるなwww
まぁ知り合って17年とか経つけど、
イメージは変わらないよな。
このまま突っ走って、誰かの力になるべく、
みんなを巻き込んでよ。」

【インタビュー後の感想】

彼は昔から「前のめりな男」だと
友人の中でも言われてました。

新しい人を自分たちの
コミュニティに巻き込むのが上手だからです。

我先に「自分が声かけてくるよ。」って言って、
「一緒にやろうぜ」って見知らぬ人に
ニコニコ近づいていく感じ。
(あやしいですねw)

でも、下心がないし、相手のことを考えてるから
たくさんの人が彼の紹介で入ってくる。

とくにあたらしい人たちの
最初の居心地の悪さの壁をこわしたり、
いいきっかけとなるパスを出すのが得意です。

彼がマーケティングの本質に興味を持ったり、
多様な人と出会うグローバルを軸にキャリアを
積んできた理由がよくわかりました。

ハイスペックなのに、嫌味がない理由も。

「人を信じ、人に歩み寄り、きっかけをつくる」

なかなか真似できない姿勢ですが、
マイノリティに身を置き、異なる人に興味を持つ、

という行動は、
自分でもとれそうだな、と感じました。

今日も最後までありがとうございました。
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こちらからお読みください。


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