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実験結果からもわかる「目の前のことをガマンする」効果

一時的には苦しくても
ガマンしてやってみたら
のちのちいいことがあった。

または、わるい習慣をやめたいけど
ガマンできない方のために
面白い実験結果をシェアします。
読み物としてお楽しみください。

【おことわり】

※今回の記事は、当然ながら、
やみくもに「ガマンは美徳」と伝えたい
わけではありません。
たとえば仕事があまりにもツライのに
ずっとガマンするのは明らかによくないです。
(病気になったら元もこうもないです。
ブラック企業は経験積んでも
給料上がらないことも多いでしょうから)

長期的な 
たのしさやメリットがあると
ご自身が決めた場合には
短期的なたのしさに目を向けず
「ねばってみよう」という話です。

【今回の結論】

目の前のちょっした快楽を
ガマンすることで
長期的な利益がある可能性が高い

【実験内容】

有名なマシュマロ実験です。

1970年にアメリカのスタンフォード大学で
ある実験が行われました。

対象は4歳の子ども180人。
1人ずつ部屋に呼ばれます。
机の上にはマシュマロが1つ皿におかれています。

実験者は伝えます。
「今から用事があって、15分後に戻ります。
そこでもし君がマシュマロを
食べずに残しておくことができたら、
そのときはもう1個マシュマロをあげよう。
でももし君が食べてしまったら、
もうマシュマロはあげられないよ」

実験者が部屋を出た後、子供たちの様子は
監視カメラで観察されてました。

子供たちはマシュマロを触ったり、
匂いをかいだり、
見ないしないようにしたりしています。
(様子が思い浮かびますねwww)

さて15分後・・・・・・

結果、全体の2/3の子どもは我慢できずに
食べてしまいました。
(食べた子が120人)

さて、成功した人はどんな子だったでしょうか?

正解:できるだけ目に入らないように
    工夫をしていた子供たち
(近寄らないのが一番簡単で効果的なんですね)

さて、この実験には続きがあります。


18年後に同じ子どもたちの
追跡調査をしたんです。

するとマシュマロを食べてしまったグループより
食べなかったグループのほうが成績優秀者が
多いという、結果がでました。

そして、、、さらにその23年後
(最初の実験から41年後。45歳になった年)

追跡調査が行われました。  

すると、、
あの時マシュマロを我慢できたグループの
ほうが明らかに社会経済的地位が
高かったようです。

目先の欲望にとらわれることなく
長期的な利益を考えて判断できる人は、
人生でも成功しやすいことが
わかりました。

【意思力を高めるためには】

さて、ここで以前から書いています
じゃあどうすればいいかについて
再現性が高いものをご紹介します。

いつもと一緒ですww

●目先の利益が目に入らないようにする
(お菓子やお酒を否定するわけではなく
人によって違うとおもいます)

●大きい利益に目を向ける
(例:ダイエットのメリットや
なりたい姿をイメージ)

●運動する
●よく寝る
この2つは意思力を高めるためです。

【さいごに】

とくにメインのお仕事にくわえて
副業でビジネスをしたい方は、
最初はうまくいかず、時間もかかり
大変だとおもいます。

そんな時に、今は苦しいけど、
+●●万円あったらこんな生活がまってる
とか
この経験が役に立てたら、、と

ぜひ長期的な目線で
取り組んでいただけたら
うれしいです。

ちなみに、
いやな習慣をやめるには
ガマンが必要だけどコツがある
という話を以前書きました↓ 

ご参考までに。
やめたいと思ってることに近寄らない、
一気に止めるなど書いています。

今日も最後までありがとうございました。

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