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竈馬から明日の予定届きたり

嗅覚と聴覚と味覚がどこかの知らない誰かに思い通りにされている時があり、いや、そんな妄想を告白したところで確かにどうにもならないわけだけれど、奇妙なストレスを感じている。

嫌気がさすように思い出を反芻しているわけでもなく、単純にしがらみがどこにあるのか探しながら明後日のことばかりを考えている。

あ、それなら明後日やればいいかともはや明日のことすら放棄しているけれど、どうしたって地獄は感覚の中に埋没している。

つまり、ぼくという人種が分裂的に何かを語ろうと努力はしているだけで、成果は出ない。

掃き溜めはどこにも見当たらず、愉悦にすら感情はこもっていない。

連鎖に攻撃的な印象を作るぐらいならばを時間を喪失しているだけで恐悦至極といったところか。

まあ、どこかで常態依存している部分があって、私は私であるという理由を探しているだけなのだ。

口実にはもはや限界地点などないし、月並みな常套文句など必要がない。

あれ、と思いのたけをぶちまけているはずがいつの間にか私である理由を述べることが難しくなってきているのだ。

だからといって私には放物線を描く理由もない。

というわけで、覚書を作っているわけではないので、今日も作っておいた詞を載せておこう。

変拍子?
タイトルは決めてない。
とにかく味覚と嗅覚への徹底した仕打ちから解放されるまで頑張ろう。

1
記憶 残骸 希望 蘇生
後悔 虚構 倫理 演繹

2
現在 余白 暴虐 妖艶
速度 消失 解体 夢幻

3
頭の中で声がする
破壊せよと指令が下る
拘束された意識を取り戻す
螺旋の果てが吠え始める
孤独が夢に飢えて堕ちていく
蒼い空だけが笑っている
暗闇だけに話しかけていても
答えが俯いているから逃げ出せない

4
愛と幻想のファシズムが嘆いている
崩壊した権威を探せと言っている

5
私は誰だ私は誰だ
私は誰だ私は誰だ
ここはどこだここはどこだ
ここはどこだここはどこだ

6
ずっと狂っている
だから私がいなくっても嘘をつかないで
ずっと憎んでいる
業火に灼かれて闘っている

7
記憶 残骸 希望 蘇生
後悔 虚構 倫理 時間

8
現在 余白 暴虐 透過
速度 消失 剪定 夢幻

9
弱者 理論 叡智 重力
反転 口実 機軸 思想

10
曖昧だからだって気付いてしまい
いつの間にかぼくと君の違いがわからない

11
見えなくなった後にどうにか追いついて
ずっと傍にいたんだよって騙されようとする

12
ずっと失っている
だけどぼくは一人で隠れている
ずっと愛されている
悲劇を望んでいることを忘れているだけ

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