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【046】そもそも映画1回1800円ってどうなのか?



こんにちは。

今日も天気がよく清々しい朝です。


早速ですが昨年ヒットした⬆️⬆️

DISH//(北村匠海) 猫/THE FIRST TAKE🐈

YouTube 再生回数が1億回達成したみたいで、すごいですね。

そもそも 映画「君の膵臓を食べたい」を観た

あいみょんさんが

作品からインスピレーションを受けて

書き下ろしたというから、映画好きにとっても誕生秘話が胸熱。

とりあえずおめでとうございます👍


さて それでは

本題 「映画の料金」について話していきたいと思います。



✅個人的に思う“映画館離れ”の原因


今の時代。

そもそもレンタルDVDが1枚100円。

NetflixやU-NEXTなどの動画見放題のコンテンツも月々1500円ほど

となっているので、料金を高く感じてしまう人が多いのは

致しかないと思ってしまいます。

じゃあどうしたらいいんだろう。。。。

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✅そもそも世界の映画鑑賞料金はどうなのか? 



まず初めに世界の映画料金は大体(平均)下記のようになっています。


日本🇯🇵:1800円    

ヨーロッパ🇮🇹:1600円

中国🇨🇳:1100〜1500円

韓国🇰🇷・シンガポール🇸🇬:800円

アメリカ🇺🇸:700〜1400円

インド🇮🇳:30〜320円


とにかく日本の映画料金は世界一!という事実に驚きました。


そして疑問に思うのが、

✅莫大な制作費でつくるアメリカの値段の振り幅。

これは、米国在住の映画評論家・町山智浩さんによれば

その地域の「不動産価格や時給」に合わせて変動するそうです。


そう考えると、日本はどこに行っても、だいたい1800円という

日本の方式は、不公平感が出やすい料金設定かもしれませんね。


私も田舎民なので、住んでいる市には映画館がないし、

隣町の映画館まで車で30以上走らないといけないから気持ちもう少し

下げていただきたい!(切実な願望)


(今は、メンズデーやファーストデーなどのお得なプランもありますけどね…)


そして数字だけ見てしまうと 


30円で観れる地方のインドからしたら日本はその60倍。


これってすごいですよね。焦


ただそれには理由があり、

空調や音響設備など劣悪な環境の映画館が多いからだそうです。



✅じゃあどうして1800円もするのか?


この理由は大手映画会社の独占支配の名残が強いからだと言われています。


✅映画産業は主に3つのジャンルで構成されています!


「制作会社」

映画を実際に作成する会社。

(監督・スタッフ・撮影・編集など制作に関わる全て)


「配給会社」   

制作された映画の権利を期限つきで買い取って、映画館にその作品を卸すことで利益を得る会社。

(映画の番宣やテレビの放映権、DVD化のセールスに関する権利を持つ)


🔶大きな資本を持っているので、制作会社が映画を制作する際のスポンサーになることも多いとのこと。


✅「興行会社」

映画館を運営している会社のこと。

(配給会社から映画の放映権を買って自社の保有する映画館で放映して利益を得る。)

映画館にきたお客様が買う ポップコーンや飲み物代が貴重な利益元。


✨日本の特徴✨


昔は公開初週の売り上げの7割を配給会社へ支払っていたらしい。

これが明文化されており、映画館を運営する興行会社は配給会社に対して弱い立場にあったそうですが、今はあまり見かけなくなってきたとのことです。

そもそもそんな過去があったなんて驚きですよね。

つまり当時興行会社(映画館)的には…。

配給会社に支払う利率は日が経つごとに低くなっていくので、

⭕️爆発的な売り上げを持つ映画<ロングラン上映を狙える根強い人気の映画

の方が昔は収益を見込ることになりますね。


現状は一体どうなんだろう?

あまりオープンな情報ではないけど、ちょっと個人的に興味深い。


映画料金の仕組み内訳


主に一般的には、興行会社と配給会社が半分ずつ分けます

(仮に1800円で鑑賞した場合)

●【興行会社】

売上(900円)−費用(映画館で働く人の人件費、設備、電気代、家賃)

利益

●【配給会社】

売上(900円)−費用(宣伝広告費とその他スポンサーへの配当金)

=利益+ 配給手数料(約20%)


配給手数料:映画を公開する為に、劇場を確保し、宣伝を展開しなければならず、その配給業務に対して、支払われる対価のこと 

※1800÷20%=360円


あなたはいくらなら映画にいきますか?


ある市場調査によると、この質問に対して多かった答えは

【1000円】だったそうです。

映画館だけでなく、映画そのものを観ない若者が増える現状

打破するには、日本の映画産業の習慣を改革して

映画1000円時代を到来させる必要があるかもしれませんね。


余談:映画の前売り券の仕組み?


映画の前売り券は1枚売れると

約10%が代理店(印刷代+人件費)に支払われます。

約200円の経費が販売に発生していると考えると

このコストを上手に削減できれば、

映画料金の値下げもできるのではないかなーと

思ってしまいますが、

前売り券は店頭に置くことで、大きな宣伝効果が見込めるので

そうは簡単には難しいですね。

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✅まとめ


日本の映画料金は世界一であること

映画産業は主に「制作会社」「配給会社」「興行会社」3つで構成

映画料金の仕組み内訳(50%ずつ分ける)



とこんな感じです。

色々書いてきましたが、こうやってnoteに書いてまとめると

勉強になりますね。

映画館に限らず


コロナで、お店を閉めるお店も増えていますが


どうにかして


【誰かの大切な場所を守る】


対策ができないものか、と考えてしまいます。


それでは今日もありがとうございました!

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こんにちは。今日は記事を読んでくれてありがとうございます!20代少し仕事を頑張りすぎたみたいで、抑うつ状態になりました。現在人生の雨宿り期間中。日々の何気ない出来事。感じたこと。好きな映画のこと。発信していきます。また読みに来てくれたら嬉しいです!