おもしろさの定量化 = 変化の微分絶対値の総和
こんにちは、Kenichiです。
今日も来ていただきありがとうございます。
タイトルでいきなり何を書いているのだと思う方もいるかもしれません(笑)
とはいえ、このことについては結構前から考えていました。
状況が変化するときに物事は一気に面白くなる。
それはプラスの方向にも、時にはマイナスの方向にも。
そして感情が激しく動くのも状況の変化があるとき。
それは横軸が時間、縦軸が状況・環境として、連続的な線で変化を表したグラフをイメージしたときに、その変化グラフの「微分」つまり、「傾きの数値」が変化度として大きく関係しているように見える。
大きな変化をしたときは傾きの絶対値はとてつもなく大きくなります。
そしてその数値の累積・つまり総和が「面白さ」になるのではないでしょうか。
例としてこんな感じです。
この例文1の状態はまさに状況に変化がない、つまり微分しても「0」である状態が維持されています。
その状態に良い・悪いはありませんが、変化が小さいもしくはほぼないので、微分した絶対値の総和を取っても「0」に限りなく近い。
もう一つはどうでしょうか。
例文2のように状況の変化が激しく、まさにこれは状況変化を微分したら「±100」に大きく揺れ動き続ける、もしくはもっと大きくなるのではないのでしょうか。
さらにこの人の人生の変化度合いの微分絶対値の総和を取った場合、10,000にも1,000,000にもなるかもしれません。
そして重要なのが「激しい変化」を感じた経験があるからこそ、今ある「平穏状態」を楽しめるという事。
この「変化が大きな状態」⇒「変化が少ない状態」というシフトも大きな変化になります。
この変化、それこそがまさに「面白さ」そのものに直結するのではないのでしょうか。
変化が0の世界と、変化が∞の世界。
どちらの状態も経験するのは価値のある体験です。
変化が0に近い世界は「安心・安全・のんびり・メリーゴーランド」の世界。
変化が∞の世界は「自由・危険・スリル・ジェットコースター」の世界。
あなたはどちらの人生に憧れますか。
どの世界を楽しみたいですか。
そして現実世界。
今の世界の変化を微分すると、おそらく過去の歴史上最大級の数値になっているでしょう。
あれこれとイベントが発生しすぎていて、状況変化がとてつもなく大きい。
それが手を変え品を変え、ありとあらゆることが同時多発的に発生。
一度解決されたと思ったら、さらに別の問題が発生。
今度こそ厳しいと感じたら、安心できる状態に落ち着く。
そして一度安心したと思ったら、今までに見たことがないくらいの恐怖の崖が目の前に突然現れる。
もう駄目だと感じて、不安支配されていたと思ったら実はそれは幻想だということに気が付き、いざ目の前を見ると美しいお花畑が広がっている。
おそらくこんな例よりももっともっと激しい時代のうねりがやってきます。
つまり今生きているあなたは、過去の人類が経験したよりも圧倒的に「微分絶対値の総和が大きい」状態を経験します。
つまりそれは「過去最高級に面白い人生」を歩める可能性があるということ。
この変化の激しさを貴重な授かりものとして、思いっきり楽しんでみませんか?
そしてそれを乗り越えた後に「変化が少ない」状態を経験するという、「大きな変化」を経験するのもいいかもしれませんね。
そして、数値の大小はあくまでも大小に過ぎず、どちらが優れている、劣っているはありません。
何を経験したいか、それが大切です!
ありがとうございました。
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