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遠回りしなければ出会えない人や経験もある

最短で成果を達成したい。

できるだけ失敗することなく、短期間で成功を掴み取りたい。

誰よりも早くゴールに辿り着きたい。

より早い、より確実に、より素晴らしい成果を簡便に望むのは誰でもあること。

そうする事ができれば、人生にそこまで苦労する事はないのだから。

とはいえ、本当にそれが本当に幸せにつながるのだろうか。






様々な経験をして、多くの失敗を重ねる事。

騙されたり、想定外のことが立て続けにおきながらなんとか軌道に乗せること。

遠回りしてやっとスタート地点に辿り着く事。

多くの経験を本や人から学んでスタートすることで、多くの時間がかかること。

これらによって、まっすぐいけるはずの道をあちこちと巡ることになる。

その結果として人よりもスタートが遅くなり、第一人者になることが叶わないこともあるかもしれない。

でも、それ以上に多くの経験を重ねてきたことは大きな価値がある。







失敗をしていなければ気が付かずにスルーしていた輝く何かを見つけるかもしれない。

経験によって蓄積していたからこそ、実は問題になる事が華麗に回避できたかもしれない。

時間をかけて多くの組み合わせ蓄積して知っているからこそ、新しい別の次元のアイデアを生み出せたかもしれない。

同じことを早期にやっていたら、成功の鍵となる重要人物に出会えなかったかもしれない。

このように、すべてのことは偶然でもあり必然でもある、最高のタイミングで成されているだけなのかもしれない。








評価されるのは結果だけというのが会社が、まだまだ社会では多い。

でも、それ以上に本当に価値があるのはプロセスそのもの。

それがなければこの成果に到達できなかったということはたくさんある。

そのプロセスの鍵となる要素を抽象化することが、次の成功へのヒントになる。

だからこそ、キーポイントが多くなる遠回り経験や失敗はとても大切。

沢山チャレンジして、沢山失敗する。

実際にやってみたらまた違う結果が出ることもある。

同じ時間は2度と戻らないのだから、厳密には繰り返しの失敗というのはありえない。

だからこそ同じことで失敗したとしてもそれは使い方次第ではとても有意義な失敗になる。









沢山遠回りすること、そのことによって出会える人や経験がある。

もちろん最短ルートで行った結果に出会える人と経験もある。

どちらもかけがえないものであり、そのチャンスは一度きり。

遠回りしたことを悔やむのではなく、それこそが今の自分にとって必要な事だったと知る事は、大きな財産になる。

誰もが最短ではなく、最善を歩んでいる。

どんな経験も人も、それぞれ出会った意味はあるのだから。









ありがとうございました。

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