情報の陳腐化　多くの人が真実に気がつく頃には・・・

情報には様々な側面が存在する。

ある特定の人に関係する情報から、大多数の人に関係するもの。

ジャンクとして価値を持たないゴシップから、誰もが欲しがる珠玉の情報。

様々な情報や事実とされるものが玉石混交として混じっている中で、いかに自分なりのフィルターを通して情報を選別できるかどうかが重要。

そして同じ情報を拾ったとしても、本当の意味で価値のある形に磨くことが出来るかどうかも問われてくる。

生活に様々な影響を与える、世界情勢の変化。

どのような資産を持っておくのが理想なのか。

何を選択するのが最も時間的にも財産的にもコスパが良いか。

どのような知識をベースに行動するのが最も生き残る確率が高いか。

それぞれの正解を信じて、しっかりと決めて行くしかない。

希少価値の高い珠玉の情報と言われるものは、その情報が出てくる初期段階では多くの人に知られていないものが多い。

一部の人だけが握っていて、絶対に一般大衆には知らせないものも沢山あるに違いない。

もしくは、事実に立脚した情報量としてあまりにも少なく、本当であるかどうかすら疑われることも多いに違いない。

これらは論理展開的に飛躍が多く、信じられないものも含まれている。

そして、時間が経てばそのような情報も陳腐化し、その情報が一般大衆に知られる時というのもやってくる。

それは何らかのミスで情報が漏れてしまったり、ロジカルに考えてより信ぴょう性が増したり、目の前の事実としてその現象が起きたりすること。

その時には当時の珠玉とされた情報そのものの価値が無くなっていえる。

そして情報として使い古されたものとしてやがて当たり前の常識の中に吸収されていく。

自分自身を含めて一般大衆が情報の真実に触れる頃には、その情報の本当の価値や消費期限を過ぎていることが多い。

その時になってネタバレが行われている時には、既に取り返しがつかない後戻りが不能になった状態。

仕手株であれば、事前の情報は一部の人のみでしか回されず、一般人が株をつかんだ頃をピークに大暴落を起こす。

儲け話についても、一般人が聞く頃には既に陳腐化しているか、ジョーカーの押し付け合いに巻き込まれている状態。

ここ最近はネタバレがかなり激しくなっているコロナワクチン関連の諸々についても、一般人は後戻りできない状態。

その他の世界情勢や混乱する事態においても、もう後戻りが出来ない状態になるときになって始めて知る人も多い。

どのような時でも、一般人が真実を知る頃には既に不可逆な状態になっているものが多いことを忘れてはならない。

だからこそ、出来るだけ自身で探して得られる事実・情報から類推して自分なりに早めに答えを見出して、その答えを確信したらすぐに行動できるようにしておくことが必要。

一歩間違うとあらゆるものを簡単に失うようなトラップが、当たり前のように溢れすぎている。

必死に情報として得たものに対して脳をフル回転させて、常に最善の行動をすることも必要なことは必要。

ただ、膨大に膨れ上がる情報に踊らされ続けている状態というのも、ある意味健全ではないかもしれない。

だからこそ、自分の中の真実を決めて、それ以外のものは気にしないという生き方もある。

もしくは、本当に信頼できる情報の源を選別しておいて、その整理対応をアウトソーシングしてしまうのもいいかもしれない。

そうすることで、脳のリソースを自分が本当に大切にしたいことだけに集中できる。

今という時間はこの瞬間しか味わえないのだから、まずはそこの部分を一番大切にする方法を確立することが最優先にするべき。

自分なりの真実やその組み立てにあたるフレッシュ情報を得る仕組みを作って最適化すること。

今という貴重資源に対して本当に大切なことのみに自分自身のパワーを注げる状態にすること。

少なくともこの2つについては、現代の生活必需品として常に確保していたいものであるように感じる。

ありがとうございました。