見出し画像

なぜ日本の給与が低いのか?(兼業主夫パパ ビジネスシリーズ)

皆さん、こんにちは!兼業主夫への道を邁進する兼業主夫パパです!毎回、共働き家庭の家事・育児が円滑にいくために夫(パパ)が実践したほうがいい事を紹介しています!いずれも私、兼業主夫パパが実践してみて確かに効果がある!と思うものを共有できればと思います!

今回は、いつもと異なる仕事についての記事となります。(育児の内容とは全くリンクしません!)

1:実は日系企業に勤める日本人の給与は低い!?

皆さん、日本の給与(日系企業を想定)って諸外国と比べて高いと思っていますか?

諸外国って、どこ?アメリカ?イギリスやドイツなどのヨーロッパ諸国?それともシンガポールや香港などの新興国?

はい、基本的にほぼすべての国に対してです。アメリカなどの先進国は言わずもがな、シンガポール、中国などの新興成長国のほか、ベトナム等の発展途上国と比べてもです

えっ!そんな事はないはず!と思われるかもしれません。

実は、これは管理職以上のサラリーマンに関してです。

そうなんです。実は、日本人の管理職の給与はアジア諸国に比べて低いのです。

シンガポールでも、確かに新人から管理職手前までは、日本の方が給与はいいイメージですが、管理職になるとほぼ給与は同一になり、上級管理職になると大きくシンガポールの方が給与が高くなるイメージです。

管理職の給与

(出典:日本経済新聞)

日系企業の管理職給与が低い理由として、多くの事が言われています。

2、なぜ給与は低いの??

例えば以下の理由が主なものです。

・終身雇用制度の基で、従業員の流動性が乏しいため、給与を高くするインセンティブが企業側にない
・管理職になれる人員割合が相対的に諸外国に比べて多い
・管理職に業績に対する責任が乏しく、会社の利益への貢献度が乏しい

等々。

もちろん、理由は1つではないと思いますし、いろいろと複合的だと思います。

今回は、自信への戒めを込めて、あえて私が思っている日系企業の管理職の給与が低い理由を記載したいと思います。(主に、シンガポールでの経験から得た見識に基づき記載します)

その理由は、ずばり

仕事に関連する学習の時間が圧倒的に少ないため

です。

語弊を恐れずに言います。

多くの日本人にとって、学習とは小学生から大学入試までとなっています。

つまり、12年間のみです。

3、そんなに海外では勉強しているの??

日本では大学であまり勉強をしないと言われています。もちろん、最近は資格試験に励む学生やITなどの勉強をする学生は増えてきています。

でも、シンガポールでの大学生の学習は強烈です。

というか、企業の採用の際に、大学での成績の提出が求められ、その内容について面接官から質問を受けるというのです。

私がNTU(南洋工科大学)出身の同僚に聞いたところ、経済系では毎週テストが行われ、その総合成績、単位の取得やGradeが決められるとの事でした。

勉強

そして、就活の際に、面接官(多くの場合はBossになる人)から、「なぜこの教科の成績が悪いのか?」とか聞かれるようです。

日本では、「どんなバイトをしたのかと聞かれるよ?」というと、苦笑いしていました。。

これからも分かるように、大学までの16年間の勉強をエリート層はしています。

残念ながら、東大でも大学の4年間真面目に勉強をしている学生は多くないです。
別に私も、それ自身大きな問題があるとは思っていません。
学生時代に勉学以外に打ち込むことは全く問題はなくプラスであるとさえ思っています。

でも大学の4年間を仕事に生かせる勉強をしていないというは非常にもったいないです。
例えば、中国人のエリートであっても、大学入学時の英語能力は日本人とあまり大差はないようです。
でも、大学4年間でも継続して英語を学習するため、卒業時には多くのエリート学生は流暢に英語をしゃべられるようになっています。(そもそも、英語が話せなければ、いい仕事に就けない)

4、社会人も勉強している??

そして、日本のサラリーマンの多くは、就職後も勉強が少ないと感じる事が多いです。

そもそも、OJTという名の下で、基本的にアウトプットばかりが鍛えられている印象です。

アウトプットは重要です。でも、自分を一段上のレベルに上げるためにはインプットが非常に重要です。

継続的なインプット無くして、質の高いアウトプットを管理職になっても出し続けることは出来ません。

シンガポールでは、大人が通うビジネススクールが沢山ありました。自分を次のレベルに上げるために、たとえ働いている状況であってもインプットを怠っていません。

日系企業の日本人サラリーマンで、就職後に胸を張って、学習を継続しているという人は非常に少ないと感じています。

5、最後に

皆さん、日ごろの仕事に疲れて勉強を行っていますか?
私も勉強をさぼってしまう事はあります。

でも、勉強は机に座ってやるものだけではなく、いろいろな記事を読んで学んだり、他の人ときっちりと話をしたりなど、いろいろなインプットの方法を駆使して行っていきたいものですね。

それでは、今日はこの辺で!

この記事が参加している募集

習慣にしていること

サポートもうれしいですが、スキやコメントはもっとうれしいです。執筆や家事・育児関連サービスのプロモーションお手伝いも出来る範囲でさせて頂きます! Twitterはこちら→https://twitter.com/q9aIObKqqlO0Z4Q