風邪を引いた時の考え事&Mさん、Cさんと会ったなどの雑記20230110-0029

風邪を引いた。
4日前に疲労困憊になった。帰宅中は獲物が布団のゾンビ状態。しかし何もせずに休めばよいものをランニングをしてしまったところ身体が回復不能になってしまい3日前に発熱、鼻風邪。
2日前に回復し友人と遊んでいた。そして昨日睡眠不足で朝から鼻風邪が悪化。
日付変わって今日、風邪という貴重なタイミングで雑記を書いておこうと思った。


これは私の主観なので、無理に読む必要はないが、嫌な気持ちになっても責任は取れない。そんな事はないと思うが私は臆病者なので予防線を張らせて欲しい。


風邪を引いた時の考え事

風邪は嫌いだ。
けれど風邪やその他体全体に起こる何かしらの疾患(インフルエンザや花粉症などのもの)によってもたらされる考え事への影響は凄まじい。
何かしらの疾患の状態をとりあえず「身体がダメな時」と呼ぶことにして話を進めていきたい。

身体がダメな時に考え事をすると、重要な事とそうでもない事の順序が普段より明らかにテキトーになってしまう。
さらに言えばその記憶のラベルみたいなものが私にはあるが(○○な記憶とか、**の事)、それらが「水彩絵の具を使った描きたての文字の上に霧吹きを大量に噴いて文字がギリギリ識別できるなんかめちゃくちゃふわふわしたもの」になってしまってイマイチ何の記憶なのかが明確に思い出せない事がある。

しかし普段より明らかにバカな状態でふわふわの文字を解読した先にあるものは意外とクリアで、自分の脳が硬すぎて普段なら見透せない欲望とか、他人の意見の脳内での取り入れプロセス(噛み砕き作業→経験と結びつけ自己決定として取り込む為の作業→承認作業)がスムーズにいったりなどと大きなメリットがある。

まぁ身体は最悪だが。

ところで私はここ数年音楽にあんまり身が入っていなかった。音楽を作る欲求を忘れていたからだ。しかし今日風呂から上がった途端に昔頭の中で繰り返していた欲望を思い出した。

「ヘンテコな音楽が作りたい」

これに尽きるのだった。
めちゃくちゃ単純だが、私は変な音楽を作りたいから音楽を作っていて、その先に今の研究があることを忘れていた。
それも私の変だとかヘンテコというワードは便宜上使っているだけで、ちゃんと噛み砕くと

「リッジレーサーに出てくるスペシャルマシンみたいなユニークなもの」

と、最近脳みそから回答が来た。

リッジレーサーというのは、namco発のレーシングゲームで、300km前後でカーブをドリフトしながらレースを勝ち抜くというリアリティ度返しのゲームだ。
そこで出てくるスペシャルマシンというのは、リッジレーサーに出てくる車のメーカーがこれでもか!というほどに技術やエピソードを詰め込んで開発した「突き抜けマシン」だ。
私がリッジレーサーをやる唯一の理由で、スペシャルマシンが全揃いした所で大抵その先を攻略しなくなるくらいだ。

スペシャルマシンの一例はこちらだ。

https://www.bandainamcoent.co.jp/cs/list/ridgeracer6/machine/specialmachine.php
https://www.bandainamcoent.co.jp/cs/list/ridgeracers_psp/machine/index2.php
https://www.youtube.com/watch?v=ijt4DiLwF3M

各自クセの強い見た目をしつつ、トップクラスのスピードで、現実には絶対にあり得ないスペックをしている。1番下のちっちゃい車(1人乗り!)はギアも2速しかないのになぜか400kmはオーバーしてしまうし、真ん中の車に関してはそもそも走るの無理じゃないか?という仕様だし、、、。

ようは全く開発側が媚びてない訳で、中途半端に現実的な車をスペシャルマシンには揃えてない訳だ。こういう姿勢が私にとっては便宜上「変」という誤解を生みやすい単語で表現されてしまうのが普段のミスではあるが、、、現代アートやクラシック音楽やそこに通づる電子音楽、モータースポーツ等は私は同様の感覚で見ている節がある。
逆にいうといわゆる日本でいう「サブカル」的なものはどうしても好きになれない。それはサブカル的なものが悪いわけではなくてそれが語る先がなにか「小手先で取り繕った自分自身の奇妙奇天烈」という感じがするからだ。
私は表現する人が単に奇妙奇天烈だったりする事に全く興味がわかないどころかすごく不健全な創作に感じてしまう。
こんなことを書いているといつか何か言われる可能性もあるがまぁ良いと思う。言われるくらいになってようやく一人前な気はする。
まぁなんというか不健全な創作に感じるしそれを好きな人も、それを使って自己をアピールしているような雰囲気があり、それはおそらく魅力を語っていたところで私は頑張っても理解できないと思う。

突き詰めた結果逸脱するしかないのと逸脱する事がゴールになっている表現では大きく作用が異なる。


MさんとCさんに会った話

ところで最近よく一緒にいる人がいる。私がその人とよく一緒にいる理由はすごい単純で
「めちゃくちゃ一緒に居たいと思ってしまう」からだ。さらにすごい事に友人の方もめちゃくちゃ一緒に居たいと思ってしまう訳だ。
その人はめちゃくちゃカッコいいし、めちゃくちゃかわいい。
ただ多分この人の良いところを書けと言われたら私はパパッと5000文字くらいは荒書き出来るんじゃないかというくらいの人なのでここで書くのはこのくらいにしておいて。


風邪で熱を出した日に凄まじいくらいストレスが溜まった。外に出れない。頭が回らず制作も研究も仕事も出来ない。自分のキャパを超えた活動をしてしまった事に腹が立ったし、これを機に1/21まで休息することにした。
正確にいうとほとんどの人間関係にまた疲れてしまっていた。こうやってシャッターを下ろさないとまた同じことを繰り返してしまう気がしたし、後に書くがこの風邪は救いかもしれないのだ。

次の日に平熱に下がった私は、家にいるのが無理になりその人に連絡した。

ここから先の文章では、その人とその人の友人、と書くのが私の普段の慣習だった。だが私はこの表現が大嫌いだ。
私は恥ずかしさが勝ってしまって普段人を名前で呼ぶのが出来ずにこの表現とこの表現に似通った言い方をしてしまうが、今後への戒めと単に私が失礼だと感じる事、つまりそれぞれ個人には名前があり、○○さんの△△というような言い回しではその人がツリー状で言えば枝の分岐の先にいるような読み方になる。なんと失礼な呼び方なんだろうか。
つまり、

連絡したその人=Mさんと合流していたCさんと私は新宿で遊ぶことになった。二人に会えるのはとても嬉しいし、居心地の悪さがない、というか、、、
私は基本的にどこにいようが「よそもの」の意識があるのだが、よそものだとかそういう意識を忘れてしまう。

新宿のお店で病み上がりなのに酒を飲みながら話しているわけだが、私には改善不能だと思っていたある問題があって、なにが原因かは分からないが、、、自分が他人とコミュニケーションを取るにはもうそれしか打つ手がなかった、というのがあるのだが、、、
それをMさんに指摘されたわけで、私は初めて二人の前で大泣きしたのだが。
もう無理に人とコミュニケーションを取る必要がないんだなっていうのが大きい理由だった。

こういう問題を自分一人で解決出来なかったというのは、凄まじく悔しい。なぜかと言えば頭では分かっているのに、実際に行動に起こす際に未だ他者の助けを必要とするからだ。
他者の助けという力を使う事は何も悪い事ではない。
昔読んだ本では助けを求めると実際に脳の痛みを感じる部分が反応するのと、鎮痛剤を飲めばその痛みは緩和されるという事だったような気がする。

でももう助けてもらうという点に関しては諦めるしかないとも思う。先人に背中を押してもらうのは決して悪い事ではないし、大抵助けてもらったと感じる時、それは自分ではどうしようもない状況だ。
極端な例えだが、崖から落ちて木に引っかかった所をスーパーヒーローに救われるとしよう。これをなんという?助けてもらったと言うだろう。救われたとも言うが。
単に私は変わりたかっただけだ。それをサポートしてもらっただけで、悪い事は何一つない。悪びれるより感謝をする事が大切だと思う。

Mさんと出会ったのは去年の夏〜秋頃で、別に何かを教えてもらってるわけではないのに、どうやら自分の中では勝手にいろんな事を学んでいる事になっている。
もちろん全肯定と言うわけではない。なにかあったら私もはっきりと言うようにしているが、私がはっきりと言う事はおそらく珍しい状態にある。
長い期間一緒に過ごしているわけではないが、長い間一緒にいるような気持ちを勝手に感じていないといったら嘘になるし、これからも良い関係を継続できたら良いなと思う。


さてさて、久々にさっきInstagramを開いた。
近い友人が展示をやっていたのだが、Instagramを最近スマホから消してしまったために情報が入ってこなかったのだ。
SNSは確かに重要なのかもしれないが、近い友人の展示ですら私は知る由もなければ、大抵自分のことに集中していて忘れてしまう。
個人に連絡をするという重要性を知った。昨日?だってそうだ。Instagramのストーリーでそれとなく遊びたいと仄めかすより、本人に遊びたいよ、会いたいよと送ったほうが確実だということだ。
私はこの気づきを忘れてはいけない気がする。

相変わらず締めの言葉なんてものはないし、読んで面白いのは一部の人だけだろうし、そもそも読み返すのは私くらいだから、これでもいいとは思うのだが。

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