【2023年最新】日報ツールのおすすめ9選|選ぶ際のポイントやメリットも解説!
社員同士が日々の業務を円滑にこなしていくためには、報告や連絡、相談は欠かせません。
しかし、テレワークが浸透しつつある中、社内連絡に関する業務が煩雑になってしまいがちですよね。
今回は、社内連絡を効率化するのに役立つ日報ツールを紹介します。
社内における連絡をツールで一括管理することで、リモートワークにおける社員同士のコミュニケーション不足から生じる様々なトラブルを回避できます。
社内連絡を効率化するツールの導入を検討している方は、参考にしてみてください。
リモートワークに便利な日報ツールとは?
2020年からはコロナ禍の影響も相まって、日本全体でオフィスワークからリモートワークの流れが加速しています。
その結果、対面での社員同士のコミュニケーションが減り、リモートでのコミュニケーションを取る機会が増えました。
しかし、急なコミュニケーションのあり方の変化は、一部で報告・連絡・相談の遅れや重複などといった、非効率な業務を生み出すことにも繋がりました。
そんな日常の業務報告やコミュニケーションの非効率性を改善するのが「日報ツール」です。
日報ツールは、社員同士の報告・連絡・相談をアプリやサービス内で一括管理して、従業員全体が仕事の進捗や仕事内容をシェアするツールです。
これからのリモートワーク時代の業務効率化には、欠かせないツールだといえます。
また、オフィスワークにおいても、より効率的に情報共有ができるツールとして有効です。
日報ツールを活用する3つのメリット
日報ツールを活用するメリットは、以下の3点にまとめられます。
・好きな場所やタイミングで日報を作成できる
・コミュニケーションの手段として有効
・社員同士で情報共有しやすい
この章では、日報ツールの具体的なメリットについてみていきましょう。
メリット1:好きな場所・タイミングで日報を作成できる
日報ツールのメリットとして一番大きいのは、場所や時間にとらわれない利便性の高さです。
オフィスでも在宅でも、ツールにログインできる環境さえ整っていれば、日報ツールで、日々の仕事の進捗・達成状況がシェアできます。
そのため、リモートワークになって、従業員同士の仕事の進捗状況がわからずに、仕事が進まないといったトラブルを防ぐことが可能です。
メリット2:コミュニケーションの手段として有効
日報ツールは、従業員同士の気軽なコミュニケーションを支援します。
これまでは、Gmailなどで数時間に1回といった頻度で連絡を取り合っていたものが、メッセージ一つで気軽に報告・連絡・相談ができるようになるのです。
実際に、自分の目で見て理解しなければならない業務を除けば、日報ツールで仕事の中に発生した問題点や疑問点などを他の社員に聞くことができます。
また、テレビ通話の機能がついている日報ツールもあります。
画面を共有して説明することで、不明点を解消しやすくなるでしょう。
メリット3:社員同士で情報共有しやすい
日報ツールは、上記のようなテレビ通話や手軽なメッセージ手段となり、社員同士のコミュニケーションを円滑にします。
その結果、テレワークの生産性が向上し、会社の業務や売上にもプラスの効果を与えるでしょう。
失敗しない日報ツールの選び方のコツ
日報ツールは便利ですが、サービスの種類が多種多様です。
そのため、日報ツールを選ぶなら、まずは以下のコツをおさえておきましょう。
・アプリやサービスの使いやすさを見る
・料金面でのアドバンテージを見る
・他のサービスとの連携が可能かを見る
企業が日報ツールを導入するのは、業務の効率化のためです。
そのため、社員が使いやすく、費用対効果が高い日報ツールを選ぶのがコツです。
そうすれば、日報ツールの導入で大きく失敗することはないでしょう。
リモートワークで大活躍する日報ツール9選
社内のコミュニケーションの効率化をもたらす日報ツール。
この章では、リモートワークで大活躍する9つの日報ツールを紹介します。
具体的な日報ツールの候補について知りたい方は、参考にしてみてください。
NotePM:導入しやすさが話題
最初に紹介するおすすめの日報ツールは「NotePM」です。
NotePM最大の特徴は、何と言ってもユーザーの使いやすさを重視した、ユーザビリティの高さでしょう。
大手の口コミサイトでも、「使いやすい日報ツール」として高評価を獲得しています。
NotePMの使いやすさは、以下の点にまとめられます。
社内の書類や連絡を検索して、報告・共有していくための機能が盛り沢山である点が、NotePMの特徴だといえます。
gamba!:サポートサービスが魅力
社員同士が共有すべき日報に特化した日報ツールといえば「gamba!」が有名です。
パソコンだけでなく、スマホで気軽にメモ感覚で情報共有ができるgamba!は、社員同士が気軽にコミュニケーションを取れるツールとして最適です。
また、見やすいタイムラインの形式で仕事の進捗状況や達成率を「いつでも」、「どこでも」確認できます。
その結果、仕事に関する伝達事項がオンライン上で完了するので、不要な業務連絡の重複やミスが減らせて、業務の効率化にも繋がるでしょう。
LINEWORKS:操作性に馴染みやすい
コミュニケーションツールとして、日本で電話やメール以上に浸透しているLINEは、日報ツールとして「LINEWORKS」のサービスも展開しています。
LINEWORKSの特徴は、以下の通りです。
LINEWORKSは、日本人に馴染みのあるLINEと同じような画面や操作性でツールが使えるのが最大の魅力です。
ツール導入時の社員の教育コストがほぼかかりません。
また中小規模から大規模に至るまで、あらゆる規模のコミュニティ、会社におけるコミュニケーションツールとして活用できるのも特徴だといえます。
kintone:業務管理アプリが作成可能
「kintone」は、日報管理はもちろん、ツール内で業務効率化を助ける様々なアプリを自由に作成できる日報ツールです。
業務効率化に役立つアプリの例としては、以下のようなものがあります。
上記した目的以外にも、社内で必要な機能を備えたアプリがkintone内で作成できるのは非常に便利ですね。
また、文字情報だけでなく、様々な形式のグラフや画像データを柔軟に検索して、データとして活用することもできます。
nanoty:SNSのような操作性が魅力
ユニークな機能を持つ日報ツールといえば「nanoty」が筆頭に挙げられます。
nanotyは、社内SNSの形式の日報ツールです。
業務報告に対して「いいね!」のようなリアクションを付け合うことが可能です。
また、社員一人ひとりの作業量やタスク達成などの数値や数をグラフ化して、社員同士で共有できます。
そうすることによって、社員のモチベーションアップに繋がり、業務の効率化が期待できるでしょう。
chatwork:テレビ通話機能が嬉しい
「chatwork」は、国産のタスク管理、業務管理を一括して行う日報ツールです。
また、ファイルの添付やタスク管理が一目でみてわかりやすいのがポイントです。
chatworkには有料版はもちろん、無料版もあります。
とりわけ、会社の社員の人数が少なく、活用するチャットグループが少ない場合は、無料で使える場合が多いです。
導入企業は33,600社を突破しているので、利便性が高いのも魅力ですね。
Slack:人気No.1で連携機能が豊富
「Slack」は、世界的に人気があるビジネスチャットツール、及び日報ツールです。
世界的に展開しているビジネスツールだけあって、外部サービスとの連携機能が豊富な点が強みだといえます。
ちなみに共有できるファイルの種類も多く、テレビ電話を使いながら、手軽に共有したい資料をネット共有できる点も嬉しいです。
グローバルスタンダードのビジネスツールであるSlackで、業務効率をアップしてみてはいかがでしょうか?
banto:Slackとの連携と簡便さが特徴
「banto」は、国際的に圧倒的なシェアを誇る、ビジネスツール「Slack」との連携機能を持つ日報ツールです。
社員同士の日報の報告と確認に特化しています。
また、「AIbanto」の機能を追加すると、専用のAIが日報に関する質問を自動で投げかけてきます。
その質問に答えていくことで、自動的に日報が作成される仕組みです。
チャット形式で簡単に日報が作れるので、時間がない社員にもピッタリの日報ツールでしょう。
ちなみに、AIチャットの質問は自由にカスタマイズ可能なので、社内アンケートや調査などにも自由に活用できる機能だといえます。
houren.so:写真でのリアルタイムでの報告が可能な
日報ツール「houren.so」は、現場からの写真や動画をもとに、リアルタイムのフィードバックができるのが特徴の日報ツールです。
仕事中に気になる点を即座に写真や動画で可視化することで、問題点や疑問点をオンラインでシェアできます。
シェアした写真や動画にはコメントが残せるので、疑問を即座に解決できるでしょう。また、ツール内でシェアしたコンテンツは、会社のホームページや資料などに「実際にあった事例写真」としての転用も可能です。
日報ツールの選ぶ際に注意しておきたい3つのポイント
日報ツールの候補をいくつか選んだら、どの日報ツールを自社に導入するべきかどうかを検討していきます。
具体的には、以下の3つのポイントに注意して選びます。
・「なぜ」ツールを導入するのかを確認
・体験版で自社に合うかどうか試してみる
・自社の従業員が活用できるかどうか判断する
日報ツールと自社の相性を考えて、最も効果が得られるであろう日報ツールを選んでみましょう。
ポイント1:「なぜ」ツールを導入するのかを確認
日報ツールを選ぶ際には、「なぜ」自社に日報ツールが必要なのかを考えるようにしましょう。
それぞれの会社によって、日報ツールに求められる機能は異なります。
例えば、以下のような要望が考えられます。
同じ業務効率化だとしても、細かい要望は各企業によって異なります。
そのため、「自社が日報ツールに必要としているものは何か?」ということを考えて、導入するツールを検討していきましょう。
ポイント2:体験版で自社に合うかどうか試してみる
日報ツールには、段階別の料金体系や本格的にツールを導入する前の体験版などが用意されています。
そのため、本格的な導入をする前に、より安いグレードや体験版などから日報アプリを試して見ることがおすすめです。
そうすることで、日報ツールのミスマッチを防ぐことができます。
ポイント3:自社の従業員が活用できるかどうか判断する
日報ツールを使うのは、自社の社員です。
そのため、多くの社員にとって使いやすい操作性や必要とされるITスキルの水準に合ったツールを導入するべきです。
具体的には、上記したような、体験版などから徐々に始めてみるのがおすすめです。
社員からの定期的なフィードバックを受けながら、導入するかどうかを検討することが大切です。
ハイマネージャーが無料公開する3つのピープルマネジメントに関するパーフェクトガイド資料はこちら
まとめ
この記事では、日報ツールによってどのように仕事が効率化して、社員間のコミュニケーションの活性化に繋がるのかといったメリットを解説し、またおすすめの日報ツール9選を紹介し、ツール選びのコツや注意点についても具体的に紹介しました。
リモートワークが広まりつつある中で、社員同士のコミュニケーションツールの重要性は日ごとに増えています。
自社に合った日報ツールを導入して、社内の非効率な作業を効率化することで、社員のモチベーションアップに繋げていきましょう。
・・・
ハイマネージャー
OKRや1on1、フィードバック、人事評価などハイブリッドワークのマネジメントに必要な機能が全て揃ったピープルマネジメント・プラットフォーム「HiManager」の提供、及びマネジメント・人事評価に関するコンサルティングを行っています。