社会人番外編 ～東京で得たもの～
どうも、こんにちは。
人生創造トレーナーの古寺です。
このnoteでは、僕自身のありのままをさらけ出して皆さんに知っていただこうという趣旨のもと、自由気ままに書き留めていきたいと思います。
さて、前回は異動をきっかけに変わった意識と退職に至るまでのことを書きました。
まだお読みになられていない方はぜひそちらを覗いてみてください。
なんだかんだ約6年半も東京で働いていたわけですが、今回はその中で得たもの及び東京での総括について書いていきます。
▼ボケーっと観光気分
社会人になって最初に住んだのは、埼玉県所沢市。
なんとなく西武ライオンズのイメージしか無くてよくわからないままよくわからない所で暮らしながら、当時の職場は渋谷。
それまで札幌で暮らしていた時の「通学時間20分」からは想像もできないような片道1時間という通勤。
一番最初の苦痛は紛れもなくこれでした。
人が多いのはまぁいいとして、通勤1時間がきつかったのをハッキリ覚えています。
休日は定期券を利用しながら東京散策。
(専ら池袋か新宿ですが)
東京ドームや浅草、スカイツリーなどの「ザ・東京」的なところから横浜まで羽を伸ばしたり、田舎者丸出しで
「うわ、東京すげー」
と思いながら東京には色んな人や色んなものが溢れている事をしっかりと察していたので、これを使う手はないとこの時点で目論んでいました。
▼一期一会
そんな東京での活動の中で出会った職場の先輩方とは、可愛がって頂いたり頼れて偉大な存在だったので、その背中を追いかけていたのです。
中高と帰宅部一筋だったので、正直先輩との付き合い方などもよくわかんなかった＋人見知り全開だったので相当ぎこちなかった事と思います。
以前の記事で、契約云々で当時の現場を去らざるを得なかった事を書きましたが、先輩方とはもっと一緒に働きたかったなぁと今でも思います。
また、そのような事があったのをきっかけに
「異動は会社で働く上での使命なんだな」
と当時の僕には受け入れ難い事もこの数年後に理解できました。
要は一期一会ってやつですね。
これは今でも大事にしています。
いつ誰と出会うかも、いつ別れるかもわからないのでこの辺は生きていく上では外せないですね。
▼しがらみだらけ
会社員として働く中では、年数が増えるにつれて色々なしがらみや窮屈感を実感するわけですが、これは少しずつ組織の事や会社の仕組みを理解したからだと思います。
もちろん全ては理解していませんが、何かを企画するにも現場の人間以外の人が絡むこと
(例えば、ポスター作製、配布用のフライヤー、HP掲載に関する事など)は他部署との兼ね合いや納期の指定、ブランドイメージなども考慮に入れなかったりするんですね。
自分で全部やった方が速い事も、一度管理者のチェックが入ってダメ出し食らったりするわけです。
有識者でもないのに、です。
よっぽど的外れではなければ別に良くない？って事も淘汰されてしまうので、やる気は下がる一方だったこともありましたし、詰まる所、組織に身を置くことが窮屈に感じ始めます。
当然報告義務があるので、独断で勝手に色々やって良いわけないんですが、言ったら言ったで
「いや、それは。。」
って、もうどしたらいいのーーーー！！！！！！
と頭がおかしくなった事も今振り返ると結構ありました(笑)
もうやらしてくれよ！！と。
こういうやきもきした気持ちが多分会社員であることをうんざりさせたんだと思います(笑)
▼最先端の街・東京
しかしながら東京という街は、フィットネスはもちろんほとんど全てのジャンルの最先端が集まっていて、毎年毎年新しい事を知る事が出来たり触れたりできるので、その点は東京に行って良かったと思う事でしたね。
今までいかに狭い所に居たかを痛感するし、札幌に居たままでは体験できないような事ばかりだったのは貴重な経験になりました。
毎年夏に、日本のフィットネス市場最大規模の展示会が行なわれるのですが、どんどん規模が大きくなり、その市場規模の大きさにハッとさせられる事もしばしば。
まだまだ知らない分野が多過ぎたので、そういった事を目で見て感じる事はホントに重要で、それを把握しているかどうかによって価値観なんかも変わってきますしね。
あとはどこにいってもゴールドジムがある事(笑)
これは僕にとって何気に重要度が高いんです(笑)
特に勤務先だった渋谷近辺には何店舗もあったのでホントにお世話になりました。
(特に原宿店！)
どこでも筋トレできるって事がどれだけ素晴らしい事だったか思い知らされます。
▼総括
当然こんなエンタメチックな事ばかりではありませんが、組織で働く事の難しさや大切さ、人付き合い、将来を考えるきっかけや仕事に対する向き合い方など、シンプルに社会人としてのイロハを東京という地で学べたことは僕にとっては非常に大きな経験となりました。
たくさんの人と出会えた事や、良い事も嫌な事も色々な出来事を経験して、一人でやっていく決断をして今に至るわけですが、世間的にはまだ若い部類らしいのでどんどん挑戦してどんどん失敗を繰り返していこうと思えたので、結果的には東京に行った事は正解でした。
そして色々としがらみが多くて窮屈だった状況から自由を求めてフリーで活動する決意の下、待っていたのは甘くない現実でした。
次回からは、「社会人・独立編」をお送り致します。
よろしければそちらも覗いてみてください。
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