「間借りコワーキング」から尾道と広島につながって「やっぱ人だよな」と思った話
5月10日から12日まで尾道と広島に行ってました。
目的は5月10日「後藤の日」の「510フェス」 。
神戸のコワーキング「カフーツ」でオーナーの伊藤さん不在のときに間借りコワーキングをやらせていただいたんですけど、「ONOMICHI SHARE」のコンシェルジュ後藤峻さんも間借りコワーキングをやられてて、間借りコワーキング仲間になったのがきっかけ。
でももう10年来のコワーキング仲間、ツナグムのタナカユウヤさんがちょいちょい「ONOMICHI SHARE」に行ってて羨ましいと思ってたんですよ。
そしたら今回もこんなこと言ってるんで、これは行くタイミングやなと。
結果、後藤性の人後藤さんだけで、あとは後藤じゃない人ばかりが集まる510フェスに…。この時点でもうおもろい。。
ちなみに後藤さんは5時間10分のラジオプログラム「radio510」のMCでもあるので、510フェスのフロアに本人は不在。
なのでかわからんが、後藤さんと等身大パネルが。
お披露目からしておもろいし
崇め奉られてるし
俺何度も話しかけてるし。
最終的には本物がパネルにしか見えない。。
「ONOMICHI SHARE」の素晴らしいロケーション
「ONOMICHI SHARE」は尾道駅から歩いて10分ほど、倉敷市役所近くの海沿いの建物2階にあるコワーキングスペース。
めちゃくちゃロケーションが良い。
こんなところで毎日仕事できたら幸せだな、これ。
尾道は人材が多彩
510フェスには各地からいろんな人が来ていたんですけど、とくに尾道在住者は多彩な人が多いなと思いまして。
当日のフロアと機材のセッティング、そしてradio510のアイドルタイムを5分10秒の曲をつくってつないでくれたSo1lohさん。
音楽気持ちよすぎて即買い。帰りの新幹線でも聞いたし、いまも仕事のBGMにしてる。
なぜか違う場所でタナカさんと何回も会い、長めの知り合いらしいアーティストのTomomiさん。
今回の等身大パネルはこの人なくしてはできていない。
そしてソーダもつくってくれたかおりさんはセラピスト。超楽しい人。
かおりの部屋がすげー立地でびっくりやし、あとあとSNS見てるとなにやってる人かわからんくなってきた(笑)。
尾道の人は総じて多彩。すごい。
日本で実物がパネルっぽく見える人はこの人しかいない。
ただこれらの人を引き寄せているのは、日本で一番実物がパネルっぽく見える後藤さん。
後藤さんのキャラなくしてはこんなに人は集まらない。会って2回目で普通「パネルっぽく見える人」とか書けない。ほんとキャラ。
後藤さんによる今回の510フェスの回想はこちら。
個人的には「なんでやってんだろう」のくだりがとてもよかったです。
17年ぶりの尾道最高
翌日は尾道ぶらぶら。
千光寺ロープウェイの山頂駅の展望台が新しくなってて、めっちゃ眺望楽しめるようになっていました。
後藤さんコンシェルジュの本領発揮な感じ。
いい天気でしたし、最高。
そういや頂上付近で鳴いてたセミみたいなのなんやったんやろ。。
景色は素晴らしいんだけど、すぐ変なものを見つけてしまう私。
今回は「尾道ロイヤルホテル」の塔屋のロゴが「ロイヤ川ホテ川」にしか見えなくて、ずっと笑ってました。
ちなみにツイートの検索してて気がついたけど、僕と同じように「ロイヤ川ホテ川」に見えてた人は僕以外に4人居た。友達になれそう。。
(↓JavaScript is not availableだけど、ちゃんとリンクとびます)
駅に戻って駅隣接の食堂で尾道ラーメンを調査。
列車の時間に間に合わないとわかったとたん、テレビ見だす伊藤さんとタナカさんが好きだ。
そうそう、このお店のフロアほぼひとりで切り盛りしていたお姉さん。
忙しいのに元気で接客が素晴らしくとても良い気分になりました。
たぶんそのまんま「コミュニティマネージャー」の人
午後には広島市内へ移動。ホテルにチェックインして仮眠した後、紙屋町の「co-ba HIROSHIMA」へ。
「ONOMICHI SHARE」もそうだけど、身近にこんなスペースあったら毎日来るやろなぁ…。
スペースはさることながらコミュニティマネージャーいのくちみやこさんが、もうコミュマネそのもの。
前夜、尾道での打ち上げの最中も全体をよく見てらっしゃって、みんなが脱いだ靴揃えてたり、話をしていても自然なかたちで第三者につないでったり、バッサリ時間を切ったり。
さりげない気遣いと大胆さを併せ持っていて、気遣いと思わせないところが素晴らしい。
さらに今回夜ごはんを後藤さん含め数人でご一緒させていただいたんだけど、おすすめしてくれたお店がとても良い店でほんとにすごいなと。。
後藤さんを見てても、いのくちさんを見てても、場所よりも人だなということを強く実感。
このときの広島の夜が楽しすぎて、いま思い返してみてもニマニマしてしまう。
今回行けなかった福山にも行きたい
時間は戻って510フェスのさなか、ご挨拶いただいたのが、福山のコワーキング「tovio」の一條さん。
めっちゃ若くて東京出身なのに単身福山へ来てコミュマネやってるとか。すごい。
コワーキングの場所聞いててどこやろ?と思ってたら、もともと「そごう」だったところが「iti SETOUCHI」という施設にリニューアルされて、その中にできたスペースらしい。
時間の都合で行けなかったのが残念やけど、ちょうど「サウナを愛でたい」でも、「SAVVY」の瀬戸内特集でも、日経の記事でも、福山がフィーチャーされてたので、必ず近いうちに行きたいし、寄りたい。
そのとき本当に点でしかなくても、最終的に何かにつながったらそれでいいじゃないか。
実際に間借りコワーキングしてるときは、まったく人が来ない日もあって、「意味あるのかなぁ…」って思うときも正直ありました。
でも本当に「点でしかないんだよな」とその時点では思っていても、最終的にこういうところにつながっていくというところを、まさに510フェスに参加することで体感したわけで、やはり「やってることに無意味なことなんてないんだな」と思えるようになりました。
そう思うといまの成果主義というか、直接的に成果を産まないものや目に見えにくいもの(家事・育児・場づくりなどなど)に対して、なおざりにされていることが多すぎて、これが生きにくい世の中にしてるんじゃないかなと。
それはまた別のところで考えるとして、尾道・広島。
とてもよかったです。またすぐにでも行きたい。
広島でお会いしたみなさん、ありがとうございました。