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【僕のスマホ活用アイデア#12】1日の集中力を持続させ、1日にこなすタスク量を増やす秘訣

連載「僕のスマホ活用アイデア」では、具体的な活用方法が知りたいという方向けに、僕の原体験に基づいた活用事例を紹介しています。

今回は、仕事の生産性を高める心理学的アプローチとして、仕事をスキマ時間で区切る手法を紹介します。

この手法を使えば、仕事の集中力を維持したまま、さらにスマホ活用によって、より多くのタスクを消化できるため、生産性が爆上がりします。

それでは紹介していきますね!

身支度を句読点にする茂木健一郎氏の朝のルーティン

脳科学者の茂木健一郎さんも、コラムのなかで実践されていると書かれていましたが、
朝タスクがひと区切りついたら、シャワーを浴びて、別のタスクに取り掛かり、そのタスクもひと区切りついたら、服を着替えたり身支度を整えているそうです。

茂木は、朝起きるとすぐさまパソコンの電源を入れ、前日の日記を書く。それをブログとしてインターネット上にアップするのが朝一番の仕事だ。
「一晩寝て朝起きたときは、脳の中でいろいろなものが整理されて自分の中にハッキリしたものが出てくることが多いので、一番効率がいい」

ブログを書き終えると、顔を洗う茂木。洗い終わると、すぐさま最新の論文のチェック。しかし仕事を始めたかと思うと、たちまちトイレへ。出てくると、今度は学生と一緒に書いている論文に手をつけ始めた・・・

一見落ち着かないように見えるが、これこそが、茂木の仕事の秘密なのだ。

「次はあの仕事をやらなければというときに、着替えたりするんです。すると、次にやる仕事のアイデアが、その間に固まるんですよ。シャワーを浴びたり着替えたりということを仕事の句読点におくことで、その後にする仕事の準備ができることはよくありますね」

https://www.nhk.or.jp/professional/2007/0201/index.html

一見、集中力が分断されているように見えますが、茂木さん曰く「ひとつのタスクが終わったあとに、ちょっとした行動を挟むことで、集中力が上がる」とのこと。

これは僕も思い当たることがあります。
ひとつのタスクが終わると達成感を感じますが、同時に次のタスクに取り掛かる際に、面倒さを感じます。

僕の解釈では、タスクの間で、シャワーや身支度などのちょっとした行動を挟むことで、前のタスクの達成感を軽減し、次に取り組むタスクのアイデア(何から手をつけようかなど)が固まるため、集中力が持続するのだと思います。

達成感はドーパミンと連動していて、それが残っていると次のタスクを始めるのが億劫になってしまうため、ちょっとした行動で、達成感をリセットする感覚ですかね。


タスク間にスキマ時間を設ける

この性質を利用した時間管理法として、タスク間にスキマ時間を設けるのをおすすめします。

仕事や勉強などのタスクが一段落した際、シャワーを浴びたり、短い散歩に出たりすることで、心理的なリセットを行います。
この際に、キッチンタイマーやスマホのタイマーを活用して、あらかじめ決めた時間内に収まるようにしましょう。

そうしないと、人は一度手をつけた作業に集中しやすいという特徴があるので、あらかじめ決めた時間内で終わる行動を行うのが大切です。

このスキマ時間が次のタスクへの移行をスムーズにし、集中力を維持する助けとなります。


スキマ時間にスマホ活用で更なる生産性UP

スキマ時間では、シャワーを浴びたり、身支度を済ませたり、トイレに行ったり、掃除をしたりと様々なことができますが、
スマホを活用した作業を行うのもおすすめです。

あらかじめスマホで作業できるように準備し、次に取り組む仕事の準備を行ったり、短時間でできる軽作業をこなしたりすることで、
スキマ時間によって集中力を持続させるだけでなく、1日でより多くのタスクをこなせることができるでしょう。

例えば、顔を洗う時間に一日のスケジュールを確認するなど、ちょっとしたスキマ時間の活用の積み重ねが、1週間、1ヶ月、1年で見た時に大きな差になっていきます。


今回は、仕事を適切に区切ってスキマ時間を設けることで、1日を通じて集中力を高め、より多くのタスクが消費でき、生産性の向上が期待できることを紹介しました。

ここで大切なのは以下の二点です。
◯スキマ時間の時間をあらかじめ決めておくこと
◯その時間内で完結する行動にすること

スキマ時間を句読点として活用し、仕事の効率を格段に向上させ、日々の生産性を高めていきましょう。

少しでも参考になれば幸いです。

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