SG@一級建築士ライター

一級建築士のライターです。建築の実務情報や建築士試験に関わる様々な情報を発信しています…

SG@一級建築士ライター

一級建築士のライターです。建築の実務情報や建築士試験に関わる様々な情報を発信しています。編集もしてます。お仕事募集中。ブログはこちら http://ikkyuukentikushi.com/ ブログでは主に資格試験や実務のことを書いています。

マガジン

  • 一級建築士の気まぐれマガジン

    一級建築士の資格試験情報や、実務のあれこれなどを書いていきます。

最近の記事

防火管理者や防災管理者は一級建築士なら講習を受けなくてもなれる

はじめに一級建築士として独立したり、事務所を借りたりしている人は、防火管理者や防災管理者というものに馴染みがあるでしょう。 通常の防火対象物に事業所を設ける場合には、防火管理者や防災管理者の専任が必要です。 ここまでは、経験者や建築に携わるものなら割と常識的な知識でしょう。 防火防災管理者の定期講習の必要性 防火管理者になるためには、消防庁が行っている講習を定期的に受ける必要があります。 初めて防火管理者、防災管理者になる人は新規講習を受け、その後は定期講習を5年毎に

有料
1,000〜
割引あり
    • ワニに学ぶ結論の大切さ

      100日目で死ぬワニがツイッターで話題です。 これすごく面白いんです。別になんてこないワニの日常を描いてるだけなんですが、100日後に死ぬとわかってるだけで、勝手に色々想像してしまいます。 結論を知ると急になんでもないことが面白く感じるオチが隠れてた方が面白いと思ってたんですが、最近は結論がおおむねわかってて見る人の方が多いようです。 例えばYouTubeなんかはサムネイルに結論がだいたい良い感じにわかるように書かれているものが多くなっています。あまりにも内容がわからな

      • 社会経験で好む人が変わることをブロガー番付で見やすくしてみる

        先日こういったツイートを見ました。 一言で言うと、社会経験で好む人が変わると。 このツイートはプチバズだったので、それなりに共感した人が多かったのでしょう。 せっかくですので、発信者目線だとこれはどう感じるのかを私なりに考えて見ました。 社会経験をブロガー番付で表現してみよう この画像はブログ部さんからお借りしました。 最上級にいくほど社会経験が長く、下にいくほど社会経験が浅いとしておきましょう。 そうすると、社会経験が浅い人というのは、ブロガーだと初級~中級の

        • 選択肢がありすぎるのは困るけど、選択肢が無いのは嫌だ

          今日は「選択肢がありすぎるのは困るけど、選択肢が無いのは嫌だ」というテーマでお話しします。 先日こういったノートを読みました。 有料記事なので簡単に説明すると、「美容院でおまかせをお願いしたらすごく良い感じにカットしてもらえた。おまかせでうまくいかない美容院もあるけど、おまかせっていいよね」といった内容です。 この話を読んで思ったのが、「美容院の人ってどんな感じにしたいかすごく聞いてくるけど、こっちは正直何が似合うとかわかんないし適当に似合う良い感じにしてくれれば何でも

        防火管理者や防災管理者は一級建築士なら講習を受けなくて…

        マガジン

        • 一級建築士の気まぐれマガジン
          18本

        記事

          プロよりビギナーが実は有利

          先日こういったツイートを目にしました。 これに対して思うことがあったので、私の意見を書いてみます。 情報の差に価値がある結論を言うと、情報の差に価値があると思いました。 「え、そんなの当たり前じゃね?」と思うのは、自分に知識がある程度あるからそう感じる訳ですが、「すごい!」「有料級!」と思うのは、その人に取っては知らない画期的な情報だったと推測できます。 そこから考えるに、当たり前と思える情報、いわゆる暗黙知をみなにわかりやすく伝えることができたという点が1つの価値に

          プロよりビギナーが実は有利

          windowsでキーワード分析するならGRC有料にした方が良いよ

          昨年の2月にサーバー借りて3/31からブログを書き始めたのですが、もうすぐ一年になるので、ブログビギナーとなった私からブログ初心者(過去の自分)に向けて、これはやっておけば良かったということを紹介します。 最初のキーワードはrelated keywordで探そう目標とするキーワードを最初に定めたら、それらに関連するキーワードを探して書いていくわけですが、ちゃんとrelated keyword使ってますか? 自分でキーワードを作っていたら検索されないのでアクセスされません。

          windowsでキーワード分析するならGRC有料にした方が良いよ

          キングカズとアヒルは似ているという話

          あなたは三浦知良というサッカー選手を知っているでしょうか? 日本のサッカー界のレジェンドであり、日本にサッカーを流行らせた立役者です。 そのキングカズ(三浦知良)のお父さんの話「ザ・キングファーザー」の本を読みました。 そこには私がキングカズに抱いていたイメージとはかけ離れた話が書いてありました。 この「ザ・キングファーザー」を読んで得た学びをご紹介します。 カズは生まれながらのキングではなかった カズの父親は日本でサッカーが流行る前から、サッカーのビジネスをして

          キングカズとアヒルは似ているという話

          製図の線種はJISで決まっている

          先日建築の施工図や設計図などの図面チェックをしていたら、線がめちゃくちゃなものがありました。 指摘をしようにも自分の知識があってるか不安になってしまったので、調べ直した製図の線の種類に関する知識を共有します。 JISの製図用の線は4種類  JIS 8312 製図~表示の一般原則~線の基本原則に、以下の4つの線種決められています。 ①実線 ②破線 ③1点鎖線 ④2点鎖線 これが実線。 これが破線。破線は普段呼んでる「点線」と同じように感じるかもしれませんが、本来の点線

          製図の線種はJISで決まっている

          情報を知ることは未来を見ること

          昨日お笑いライブを見たのですが、ミルクボーイという漫才コンビがM-1を優勝したときに起きたことを思い出したので、その記憶から得た学びをシェアします。 ミルクボーイがM-1優勝して起きたこと突然ですが、ミルクボーイというコンビのお笑い芸人をご存じでしょうか?お笑いをあまり見ない方は知らないかもしれません。 このミルクボーイが昨年M-1で優勝しました。コーンフレークのネタをやってバカウケし、M-1史上過去最高得点を叩き出したのです。 ミルクボーイが優勝した次の日、周りで異変

          情報を知ることは未来を見ること

          結局人は見たいものしか見えない

          昨日数人で王将に行ったとき、同じメニューを見てるのに全員違うものを選んでいました。 そんな何気ない日常から感じた気付きをシェアします。 学生の頃は古着屋とサイゼリヤしか見えない学生の頃、街中をプラプラしていて見るものってだいたい決まってましたよね。 新しい服屋さんができたとか、ゲーセンのゲーム機が変わったとか、吉野家やサイゼリヤがなんか目に入っちゃうとか。 学校で話題になってるようなものとか、良く行く場所のことしか目に入ってませんでしたか? 私は完全にそうでした。古

          結局人は見たいものしか見えない

          AC工事は悲惨なので建築関係者以外も気を付けよう

          新築の建物を作ってお客さんに渡した後に不具合が出ることがあります。AC工事とは、このような初期の不具合を直す工事です。ACはアフターケアのことですね。 このAC工事がとんでもなく大変で悲惨なのです。 これは建築業界に限らず、気を付けるべきことなんじゃないかと思いました。なので、シェアすることにします。 不具合は設計のせい?工事のせい?結論から言うと、両方のせいです。両方のせいなのですが、その責任の割合がケースバイケースになります。 なぜなら、建物は人が手で作るものだか

          AC工事は悲惨なので建築関係者以外も気を付けよう

          ものを決める工程ってちゃんと提出してる?

          昨日、建築のもの決め工程であるソフト工程について書きましたが、他業種の方はどんな感じでやっているのかと思い調べて見ました。 システム開発工程=全体工程?システム開発の現場では、開発工程を使っています。開発工程の中身をざっくり説明しましょう。 ①お客さんにヒアリングして性能を明記 ②外観の設計 ③内部の設計 ④プログラミング ⑤テスト ⑥運用・保守 このようになっています。建築の設計とは手順も少し違いますが、工事の工程とは流れが似ています。見出しにもある通り、開発工程は全

          ものを決める工程ってちゃんと提出してる?

          現場の管理は結局ソフト工程が一番大事

          ソフト工程って一体なんなの?って気になったことありませんか?私は新人の頃、ソフト工程ってなにそれおいしいの?状態でした。工務になりたてや、勉強したい方に向けて、今日は書いてみます。 ソフト工程とはソフト工程とは、建築ではもの決め工程のことを言います。工事の着手日から逆算して発注日を決め、この日までに発注ができないと商品が届かないから工事ができないよ?という脅しの工程です。 例えば、家具の色は何色にしようか、この色だったら海外から輸入しなきゃいけないから、早く決めないといけ

          現場の管理は結局ソフト工程が一番大事

          マガジンに投稿する内容

          はじめまして。建築士ライターのSGです。普段はブログを書いたり、執筆活動をしたり、編集もしている一方で、工事を管理したり、図面をチェックしたりと、建築について幅広く仕事をしています。 このマガジンでは、建築実務に関わる様々な情報を発信したり、一級建築士などの建築資格の情報を発信していくつもりです。 質問などあれば気軽にコメントしてください!精一杯答えます!

          マガジンに投稿する内容