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ものを決める工程ってちゃんと提出してる?

昨日、建築のもの決め工程であるソフト工程について書きましたが、他業種の方はどんな感じでやっているのかと思い調べて見ました。

システム開発工程=全体工程?

システム開発の現場では、開発工程を使っています。開発工程の中身をざっくり説明しましょう。

①お客さんにヒアリングして性能を明記
②外観の設計
③内部の設計
④プログラミング
⑤テスト
⑥運用・保守

このようになっています。建築の設計とは手順も少し違いますが、工事の工程とは流れが似ています。見出しにもある通り、開発工程は全体工程ととらえるべきなのでしょう。

この開発工程でソフト工程にあたるのは①のヒアリングして性能を決める要件定義というフェーズです。

要件定義こそソフト工程のような管理が必要

要件定義でよくある間違いが「どんなシステムが欲しいか」というシステム要件をヒアリングすることです。

お客さんはこの時点で本当に必要なシステム昨日がイメージできていないので、後から変更になったり使えないシステムを作るはめになってしまいます。

そのため、システム要件を整理する前に、業務要件を整理していくのです。

現況の業務の整理が終わり、理想の姿とのギャップがわかることで、何を開発すれば良いかがわかるでしょう。

この開発をするために必要な決めごとを、このタイミングでいつまでに決まっていなければいけないのかをはっきりさせます。

ここでソフト工程もどきが必要になるのです。

システム開発じゃなくてもソフト工程は便利

決めごとをするときにはソフト工程は万能な活躍をしてくれます。慣れないうちは、工程を守って管理するのは難しいかもしれませんが、普段スケジュールをたてて管理できている方なら大丈夫です。

ものを決めるソフト工程表をみなさんも書いて見てはいかがでしょうか。

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