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嫌なことは後回しにする。その結果トラブルになる。

仕事をする上で「嫌だなぁ」「難しそうだから」「面倒そうだ」という理由だけで後回しにしてしまうことがあります。しかしそういうことに限って後々、トラブルになりがちというお話です。

1.なぜその仕事が嫌なのか?

建築士には様々な仕事が舞い込んできます。その中にはプロジェクトを進める上で重要だけど、嫌だなと感じてつい後回しにしてしまい、その結果、その後回しが原因でトラブルに発展したりということが起こります。これはどんな仕事でも同じでしょう。

頭の片隅では常に「まずいよなぁ」という感情があるにも関わらず「まだ大丈夫そう」と勝手に思い込み、時間が経つと「頼む!誰も気づかないでくれ!」と願うようになります。そしてその問題が明るみに出た時点では時既に遅し!

自分一人での修正程度で済めば軽症ですが、時と場合によってはチーム全体のスケジュールや予算に影響を与えてしまったり、修正のためにチーム全体の労力を注がざるを得なくなっていたり・・・。

そもそもなぜその仕事を嫌だと思ってしまうのか?
多分、「自分自身に前例がない」そして「時間がかかりそうなので通常の仕事へ影響がありそう」という思い込みではないかと思います。

2.前例は自分で作るしかない

どうしても通常のやりなれている仕事をしながら、やったことのない課題が出てくると自分自身に経験がないのでどこから手を付けていいのかわからなかったり、誰に何を聞いていのか分らなかったりします。

でも、見方を変えればこれは自分の仕事の幅を広げるチャンスです。自分の中に前例のない課題はおそらく仕事をし続ける限り無くなりません。だから、怖がらずにその課題に自分から突進していくことで、仕事に対するモチベーションを上げ、自分自身を進化させる事ができるんだと思います。

3.一見難しそうな課題こそ評価を上げるチャンス

そうです。一見難しそうな課題は、多分チームの中でみんなが感じているはずなんです。だから、これを解決できれば自分自身の評価を上げることができるチャンスでもあると思いませんか?

4.ミスしたのが部下だったらどうするか?

あなたが先延ばしした課題が手遅れ状態で発覚した時、きっと上司はあなたを叱り、「もういい。あとは私がやるから」となるでしょう。

その時、上司としてどのような対応方法が考えられるでしょうか?

自分のマネジメントに対する評価が落ちるかもしれないという焦りもあり、あなたのせいにして保身に走るか。

これはあくまでも部下のミスなのでもう一度部下に時間と権限を与えて、部下に課題を解決させるでしょうか。

それとも、上司自らその課題に挑んで、部下にも見える形で解決させていくべきでしょうか。

僕は過去のこういった場面では3番目の形を取りましたが、果たして部下に真意が伝わっていたのか?「ラッキー!上司が解決してくれた!楽勝じゃん。」と思われたか?今でもどれが正解か模索中です。

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