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注文住宅、どこまで安くできるかの考察③〜材料費を削る為に単価を落とす〜

早速材料費をどうやったら安くできるか、考えていきたいと思います。

前回の投稿はコチラ↓

材料費とは、使用する全ての材料に対して、業者毎に決まっている単価×数量(面積なり長さなり個数なり)を合計して算出します。

という事は、値段を抑えるには単価を落とす数量を減らすか。の2択になります。

単価を落とす

材料を変えないで単価を落とすには

材料を変えずに単価を安くする。
これが出来たら最高ですが…現実はなかなか難しいです。
タイミングが良ければ業者のキャンペーンで特別格安でサービスして貰える!という事があるので、それは要チェックだと思います。
我が家のお気に入りのキッチンも、本当ならばオプションで何十万円も値上がりする予定だったけれど、今回は差額0円で採用する事ができました。

でもそれはたまたま運が良かっただけの話です。

以前、標準仕様に何が含まれているかの確認の重要性について熱弁した回がありましたが↓

業者の標準仕様としている物は、それを大量発注し、安く提供しています。

『このメーカーのお風呂を使いたい!』とか、『フローリングは絶対無垢床がいい!』といった具体的な要望がある方は、業者を検討する際に標準仕様を確認する事をオススメします。

材料を変えたら単価は安くなる


材料を落としたら値段は大きく変わります。
我が家では実はこれが1番インパクトが強かったし、業者とちゃんと話さないと自分が思っていたより過剰なランクの物(逆に、質が低い物)が採用されている可能性があります

我が家の遮音床を例に説明をします。

我が家は二世帯住宅で1階に親世帯が、2階に子世帯が住んでいます。
三井ホームの遮音シートは、二世帯住宅の場合3種類あり(①二世帯住宅仕様(L60)②賃貸住宅仕様(L50)③高遮音床仕様(L45))、①を基本とすると②は+80万円、③は+180万円でした。(床面積によって値段が変わります。)

『親世帯が老人ホームに行った時、1階を賃貸に出来たらいいよね。』と話していたのを営業さんが聞いていたのでしょう、元々の計画が③の高遮音シートを敷く計画になっていました。

両親が老人ホームに行くとしてもだいぶ先だし、本当に賃貸にするのか分からないのに180万円かけるのは勿体ない気がするよね!でも、2階がうるさくて親世帯がストレスになるのも嫌だよね、と、最終的に②にしました。

結果的に、普段生活している上では音はあまり気にならないそうです。
子供が遊びで椅子を引きずる音は気になると言われましたが、それよりも階段で物を落とす音が響く、とか、子供の泣き声が聞こえるそうです。
これは遮音床では防ぎようのない生活音なので、改めて遮音床は③にしなくてよかったかな、と我が家は思っています

遮音床のレベルをどうするか、は個人の判断によりますが、自分が気付いていない所で求めていないレベルの材料を使っているならば、それはとても勿体無い事です。
業者の方と1つ1つ確認し、今決めた物よりも安い物(高い物)はあるのか自分はこのレベルの物でいいのか、は常に考える必要があると思います。


次回は数量を減らす方法についてお話ししたいと思います!

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