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好きな事を仕事にするために

こんにちは。いのてんです。

私は不動産売買の仕事をしながら副業で大家業を営む30歳です。

今回は好きな事を仕事にするためにすべき事をお話します。

「好きな事を仕事にできる人なんて一握り」だと思っていましたし、実際そうだと思います。

そこまで好きな仕事ではないけど、苦でもないので続けている、なんて人も多いのではないでしょうか。

私自身、人生一度きりだし、好きな事を仕事にしている一握りの人になるにはどうしたら良いか?をずっと考えていました。

今回はその問いに対する私なりの回答をお話していきたいと思います。


①好きな事を明確にする

まずは自分自身の好きな事を知ることが必要です。
これが分からないと、ゴールがない状態で走り出す事になってしまいます。
何を目指すのかをハッキリさせるために、好きな事を明確にすべきです。


では、あなたの好きな事はなんですか?

これを聞かれて即答できるでしょうか。

私はできませんでした。
何が好きなのか全く分からず、迷走していた時期が長くありました。

そんな状況を打破するために、好きなことを見つけるために本や動画など、いろいろな情報をインプットしました。

その結果いくつかの好きなことを探す方法があることを知りました。
例えば
・自己分析をする
・過去の出来事から考え出す
・新しいことに挑戦してみる
・日記をつけ日々の感情を記録する
・専門家の意見を聞く
などなど。
とりあえず出来ることは片っ端から実践してみました。

その結果、過去の記憶から好きなことを導き出した答えが自分の中でしっくりきました。

父が大工をしていたため、子どもの頃から「建築」について興味があったことを思い出したのです。つまり、私の好きなことは「建築」でした。

元々それが理由で大学では建築を学んでいましたが、新卒で就職した会社の給与が低すぎ、続けられないと思い転職した経緯がありました。

転職の結果、不動産の仕事で一定の成果を残せて楽しく仕事をしていたので建築のことは頭から消え去ってしまいました。

不動産業への転職から6年後、30歳と言う年齢の節目が訪れ、自分の人生を見つめ直した時、不動産の仕事が本当にやりたい事なのだろうか?と疑問を持ち始めました。

そこで思い出しました。
元々「建築」の仕事がしたかったんだと。
それを諦めた理由は主に「お金」だったこと。

今ならお金を理由に諦めずに済むのではないか。
そう考えるようになり「建築」への道を再度進もうと思うようになりました。


好きなことは過去の記憶に埋もれてしまっていることが多いです。
私の場合はそれを見つけるまでに時間がかかりました。

さらに言えば、好きなことは時代と共に移り変わります。
今は好きなことが10年後も好きだとは限りません。
ただ今好きだという事実を大切にすべきだと思います。
一度きりの人生ですし、好きなことをする時間が長い方が幸せに決まっています。


②人生の中で優先順位を決める

人生100年時代と言われて久しいですが、あなたが100歳まで健康に生きられるとして、残りの年数をどう過ごすか?を具体的に計画した事はあるでしょうか。

私の好きな本に「DIE WITH ZERO」という本があります。
この本は「資産をゼロにして死ぬことが有意義である」というメッセージを世に広めようとしている本で、人生の時間の使い方について凄く考えさせられます。

例えば10億円の貯金があっても、年齢が100歳近くで健康状態が悪く、病院のペットで寝たきり生活だとしたら、お金の使い道はほとんどありません。
逆に100万円の貯金でも、健康な20代であれば、旅行に行ったり、起業にチャレンジしたり、新しい体験をしたり、たくさんの選択肢から選ぶ事ができます。

このように、お金は使う時期やタイミングによって価値が大きく変わるのです。
自分にとって最適なお金の使い方をするために必要なのが「優先順位を明確にする」ことです。


好きな事が見つかったからと言って、いきなりそこに全力を注いだとしても、お金や時間が不足して満足な活動ができなくなるのが関の山です。

優先順位を明確にすることができれば、そのために何をすべきか?そしてそれがいつできるのか?という事に思考を向ける事ができます。

自分にとって大切なことを後回しにするほど、人生は長くありません。優先順位を明確にし、その中で順位の高いものを若いうちに実践していくことが必要です。
そのためにお金が必要なのであれば稼ぐ必要がありますし、時間が必要なのであれば自分の時間を確保できる仕事につく必要があります。


③ストック型の収入をつくる


好きなことが見つかったはいいものの、どのようにして仕事に結びつければ良いのか分からない。

これもよくある悩みの1つだと思います。

私の場合は、お金を理由に好きな「建築」を諦めた過去があります。
好きなことを仕事にしようとした時「お金」という大きな問題と直面し、諦める人は多いと思います。

お金の問題で諦めることを防ぐために私が考えたのは先に
「他の事業で安定収入をつくる」ことでした。
いわゆる「ストック型の収入」です。

収入には大きく2種類あります。
「フロー型」と「ストック型」の2つです。

フロー型:一定の期間に得られる収入のことです。例えば、給与や時給、コンサルティング料金などが該当します。この収入は労働やサービスの提供に直接依存しており、その労働やサービスを続ける限り収入が発生しますが、止めれば収入も止まります。

ストック型:一度得た資産や権利から継続的に得られる収入のことです。これには投資からの配当、不動産の賃貸収入、著作権料などが含まれます。労働やサービスを提供しなくても、資産や権利を保有している限り収入が得られる点が特徴です。

要するに
「フロー型は一過性の収入」で
「ストック型は継続的収入」だということです。

フロー型の収入をいくら大きくしたとしても、一過性でしかないため、来月も同じように収入をもらえる保証はどこにもありません。
サラリーマンの給料は一見するとストック型に思えるかもしれませんが、自分自身が働けなくなったら時点で収入が途絶えてしまうため、フロー型に分類されます。

その点、ストック型の収入は基本的に途絶えることがありません。例え自分が働けなくなったとしても、コンスタントに一定額の収入を得ることができるため、心の安心を得ることができます。

ストック型の収入を確立できれば、多少リスクのある事にでも挑戦する事が可能になります。
自分のつくったストック型収入の詳細については今後お話していこうと思います。

まとめ

今回は
「好きを仕事にするためにしておくべき事」
についてお話ししました。

まとめると

どんな人生を過ごしたいかを考えるために
「好きな事を明確」にして

理想の人生を歩むための
「優先順位」を決め

最後にお金と時間を得るために
「ストック型収入」をつくる

これが好きを仕事にするためのステップだと考えています。

今回のお話が好きな事を仕事にしたいと思っている人の参考になればとても嬉しいです。
今後、より深いお話もできればと思っていますので、よろしくお願いします。

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