けんあやパパ

2013年生まれの息子と2016年生まれの娘と暮らす2児の父。本人は1974年生まれの…

けんあやパパ

2013年生まれの息子と2016年生まれの娘と暮らす2児の父。本人は1974年生まれのフリーライター。妻は1977年生まれの元スーツアクター。子育ての面白さや大変さを書いていこうと思います。

最近の記事

「父さん、前よりも怒らなくなったね」と息子に言われてうれしかった話

12月28日の午後から1月4日の夜までほとんどの時間を7歳の息子と4歳の娘と一緒に過ごした。ここまで長い時間を一緒に過ごすのは相当ひさしぶりかもしれない。 その最終日だった1月4日は病院で息子のちょっとした検査があり、家族4人で朝から電車に乗って出かけた。検査が終わったら息子が希望する場所に連れて行ってあげようと思い、本人に聞いたところ、洗足池公園に行ってスワンボートに乗りたいという。 ちょうど自宅から病院に向かう途中の駅に洗足池公園があり、以前に行ったときのことを思い出

    • 子どもと一緒に遊ぶと大人もいろんな発見がある

      10月下旬から仕事が立て込んでしまい、土日も休めない状況が続いた。朝食と夕食は毎日、子どもたちと一緒に食べているので、個人的にはそんなに不満はないが、子どもたちは父親と遊べない週末が続くと不満が溜まってくるようだ。 そこで11月21日(土)は仕事を休んで子どもたちと出かけることにした。それというのも、翌日から妻と子どもたちが1泊2日で出かける用事があり、仕事はその間に済ませればよかったからである。 息子が「トンデミ」に行きたいと提案7歳の息子と4歳の娘に、どこに行きたいか

      • 砂場が苦手だった息子が裸足で砂遊びをするようになった話

        7歳の息子と4歳の娘は遊びの好みがかなり違う。娘は晴れていれば公園で遊びたがるアウトドア派だが、息子は晴れていても気分が乗らないと公園には行きたがらない。どちらかと言えばインドア派である。 息子は公園の砂場で遊ぶのが苦手だった息子も外で遊ぶのは決して嫌いではないのだが、幼稚園に入園するまでは砂場で遊ぶのが極端に嫌いだった。手に砂がついたり、靴の中に砂が入ったりするのが気持ち悪くて仕方がなかったようだ。 一方、娘は公園に行くと「裸足になっていい?」と必ず言う。「いいよ」と答

        • 台風接近中にどこへ行きたいか尋ねたら行き先が「海ほたる」だった話

          昨日から明日にかけて珍しく外出の予定が立て込み、子どもと過ごせる時間が短くなりそうだったので、10月10日(土)は仕事を休み、子どもたちと丸一日遊ぶことにした。 7歳の息子と4歳の娘に、どこに行きたいか尋ねたら、娘が間髪を入れずに「海ほたる!」と叫んだ。その日は台風14号が関東沿岸に接近し、朝から雨が降り続いていたが、そんなのはお構いなしである。彼女はきれいな海の景色が見たいわけではなく、「海ほたる」という場所が気に入っているのだ。今年6月に初めて行き、すでに2回訪れている

        「父さん、前よりも怒らなくなったね」と息子に言われてうれしかった話

          朝からテーブルに月が出た

          今日は都民の日ということで、4歳の娘が通う幼稚園は休みだった。一方、7歳の息子が通う小学校は通常授業。でも、本人は楽しそうに準備をしていたから、何の不満もなさそうだ。 2学期が始まった直後、彼は明らかにイライラしていた。夏休みが終わり、小学校が再開したことにストレスを感じていた。その姿を見て、僕もイライラしてしまった。こちらも休み明けで仕事が立て込み、心の余裕がなくなっていた。本当に申し訳なかったと反省している。 子育てを見直すため本を読んだこの悪い流れを何とか断ち切らな

          朝からテーブルに月が出た

          冷蔵庫の中から冷えたパチスロのメダルが出てきた話

          昨日は午前中に7歳の息子がサッカーの習い事に行くというので、妻に付き添いを任せて僕は仕事をしようと思っていた。 ところが、朝食後に突然、4歳の娘が「すもうをしたい!」と提案。ベッドの上ですもうをしていたら、息子が「ボクもやりたい!」と参入。3人ですもうをしていたら、息子が足を滑らせてベッドから転がり落ち、「足が痛いから今日はサッカーに行けない」と言い出した。 「サッカーに行けないなら、どうやって過ごす?」と聞くと、「イトーヨーカドーに行きたい」と言う。妻は急な予定変更で明

          冷蔵庫の中から冷えたパチスロのメダルが出てきた話

          子どもの味覚の表現が面白かった話

          子ども用のはみがき粉がなくなったので、4歳の娘と2人で薬局へ買いに行った。 息子はぶどう味のはみがきを愛用はみがき粉と言っても、7歳の息子はペーストタイプのはみがき粉は苦手で、ジェルタイプのはみがきを使っている。最寄りの薬局にはぶどう味といちご味の2種類があり、彼は最初にぶどう味を試して気に入った。次にいちご味を試して「うーん、ちょっとすっぱいかな」と言い、それ以降ぶどう味を愛用している。 彼は本物のイチゴも幼少期は大好きだったのに、スーパーかどこかで買ってきたイチゴの中

          子どもの味覚の表現が面白かった話

          4歳の娘がセミに触れるようになった話

          我が家の玄関の横には今、56匹分のセミの抜け殻が入った虫かごが置かれている。4歳の娘と一緒に数えたので、56匹分で間違いないと思う。 セミの抜け殻を触れたことが大きな自信になった例年よりも長かった梅雨が終わり、夏の強烈な日差しとともにセミが一斉に鳴き始めたころ、彼女はまだセミを怖がっていた気がする。 様子が変わってきたのは、7歳の息子と一緒にセミの抜け殻を拾って遊んだこと。このとき彼女は、セミの抜け殻を探す係で、実際に拾って虫かごに入れる係は息子が担当していたようだ。「よ

          4歳の娘がセミに触れるようになった話

          息子のイライラと僕のイライラがぶつからないためにしたこと

          小学1年生の息子の2学期が始まった。 彼は小学校生活をそれなりに楽しんでいるようだが、夏休みと小学校生活のどちらが楽しいかと言えば、それは夏休みに決まっている。だから今週、息子はイライラしている。 彼がイライラしている姿を見て、僕は思う。「今週から小学校が始まって、ストレスを感じているんだろうな」と。 子どもがそういう状態のとき、大人は「しばらくの間はイライラしていていいよ。そのうちイライラがおさまってくるから」と優しく見守ってあげるのが正しい対応なのだろう。 だが、

          息子のイライラと僕のイライラがぶつからないためにしたこと

          7歳になった息子と、長く生きられなかった甥っ子の話

          2013年生まれの息子が今月で7歳になった。 7年前に身長49センチ、体重2956グラムで生まれた生き物が、身長120センチ、体重22.6キログラムになり、「魔進戦隊キラメイジャー」のデコレーションケーキの前でポーズを決めている。なんだか不思議である。 彼が生まれたことによって、僕の人生は少しだけまともになった。10代のころから両親と折り合いが悪く、右を向きなさいと言われたら左を向くような日々を過ごしていた。そのきっかけとなっているのは、両親ともに右利きなのに僕が左利きで

          7歳になった息子と、長く生きられなかった甥っ子の話